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2018年 10月


 2018年 10月 28日 (日)



 【 内省なさいよ 】
 毎年今時季になると米国「コンシューマーズレポート」が
 信頼できる自動車ブランドランキングを発表しています。

 日本車は最近では常に上位を占めているのですが、今年は
 更にその傾向が強くなりました。 右の表で赤い色文字で
 表したのが日本のブランドです。 ご承知の方も多いと思
 いますが、LEXUSはトヨタ、INFINITIは日産の中の高級車
 ブランドで、ベストテンの1位から4位までを日本車が占
 めていることになります。

 MINIはBMWの1ブランドなので、日本以外ではドイツが合計
 3ブランド、KIA(起亜)とHYUNDAI(現代)の2ブランド
 が韓国ということになります。注目すべきは昨年までかろ
 うじてランクインしていたBUICK(米ゼネラルモーターズ)
 が消えて、ついに米国ブランドがベストテンに全くいなく
 なってしまったことでしょうか。 他でもない米国民自身
 が選んだ結果ですから、弁明の余地もないですよね。

 言うまでもなく、これは日本の技術者の弛まぬ努力の成果
 です。 彼の地のわがまま放題の指導者にはクソ面白くも
 ない結果でしょうが、技術には技術で対抗するほかありま
 せん。

 悔しいと思うのなら身勝手な関税など考えず、ちょっとは
 反省して真っ向技術で勝負しなさいよ。 でないと本当に
 取り残されちゃうよ、米国の自動車産業は・・・。 まず
 は「下町ロケット」あたりを全編見てみるんだね。



 2018年 10月 22日 (月)


  
 我が家の車の後方確認用カメラ。 鏡像である。
 黄線は車体外側から20cm、赤線は手前が車体
 後端から20cm、奥の線が後部ドアを開いた位置
 に調整してある。
 【 鏡像 】
 お気に入りの番組「チコちゃんに叱られる!」で取り上げられていたのですが
 「鏡はなぜ左右逆に映るのか?」・・・これ、昔から疑問でした。

 番組中にもありましたが、鏡像でも上下は逆になりません。 天体望遠鏡など
 レンズによる像は全部が逆になりますが鏡はどうして左右だけなのか、ずっと
 不思議に思っていたのです。

 今回の番組でも結論は「分からない」でした。 結局は肝心の「なぜ脳が左右
 が反転しているように認識するのか?」が判明していないということです。

 しかし私にとっては大きな収穫がありました。 それは「鏡で反転しているの
 は左右ではなく前後(奥行)である」という一点です。  人間の脳は立体を
 上下・左右・前後の3軸で認識しているので、どれか1軸が反転すると、その
 状態の軸を基準に立体を頭の中で再構築するのだ・・というところまでは理解
 できました。 素直に見れば実像の右手は鏡の中でもそのまま右ですもんね。
 前後が逆転しているので、頭の中で像を置き換えているに過ぎないわけです。

 まあ肝心な所は判らないにせよ、だいぶ腑に落ちる気にはなれました。 同様
 に自動車の後方確認用カメラがなぜわざわざ鏡像表示にして左右を反転させて
 いるかも少し納得できた気がします。 「なぜ振り向いた時に自分の目に映る
 通りの映像にしないのだ?」と前々から思っていたもので。 このほうが脳の
 処理が混乱しないからなんだね。 少しスッキリしたかな。



 2018年 10月 16日 (火)


 【 70回目のコンサート 】
 ちょうど2週間後になりますが、10月30日(火)に第70回となる「夕張の杜コンサート」
 が開催されます。 

 今回はちょうど70回の節目になるコンサートですので、会場も大きな場所で鈴木夕張市長も
 来場される予定です。 

 【第70回夕張の杜コンサート】
  日時 : 2018年10月30日(火) 16:30開場 18:00開演
  会場 : 札幌パークホテル地下2階 パークプラザ
       (札幌市中央区南10条西3丁目1-1)
  会費 : ¥2000(飲み物付き)

 今回はご来場の皆さんにゆっくりご歓談頂けるよう、開場時間を開演時間の1時間半前に設定
 してあります。このコンサートはチャリティコンサートですので、会費の一部は夕張市に寄付
 されます。これまで寄付させていただいた金額の累計は、この春で200万円を越しました。
 今回もたくさんの方においでいただきたいと思います。

 なお今回は拙作「弦楽のための哀歌」の「Ⅰ」も演奏していただけることになっております。
 いろんな意味で、どうぞよろしくお願いいたします。



 2018年 10月12日 (金)
 【 相変わらず 】
 8カ月ぶりに夕張市の人口推移をチェックしてみました。相変わらず人口減は続いていて、グラフの右肩下がりの様相は
 好転していません。

 たださすがに昨年後半からはグラフの下り勾配が少し鈍っている気もします。 まあこれは当然といえば当然で、例えば
 人口が2万人の時と1万人の時とで毎年同じ人数が減ったら単位人数あたり減少率は倍になっちゃいますから。 決定的
 な要因が新たに加わらなければ、そろそろ減少の絶対人数は少なくなるはずなんです。

 個人的に嘆息したい気分なのは、生活圏だった沼の沢の人口がついに800人を割ったこと。 私が沼の沢小学校を卒業
 するときに卒業制作で夕張市の境界(外形)と沼の沢の年表を作ったことがあります。私は市役所の支所で当時の沼の沢
 の人口を調べました。 まだ新鉱もなかった頃ですが確か2300人前後だった記憶があります。 もともと農業メイン
 の地区で、炭鉱の栄枯盛衰に影響されないはずの沼の沢も現在の3倍近くの人口があったわけです。

 考えてみれば、国鉄関係・林業関係・土木建築関係に従事していた人が昔は相当数いたわけで、今は駅も無人駅になり、
 営林署も3箇所あった木工場もなくなり、土木関係の会社もなくなりました。 もちろん三次産業も成り立たなくなりま
 すから、そりゃあ人も減りますよね。 かつての町の姿は、今や私たち世代の記憶の中にしかありません。 残念です。





 2018年 10月 5日 (金)


 【 震度3 】
 胆振東部地震から明日で1カ月。 揺れはいまだ収まらず、今朝も携帯電話が一斉に
 例の不気味な警報音を鳴らし始めました。 この音はもともと最大震度5以上で発信
 されるエリアメールの着信音ですから、震源近くのどこかで必ず震度5以上の地域が
 あるということになります。 以前「不幸の手紙」というのがありまして、今でいう
 チェーンメールのはしりみたいなものでしたが、こちらは現実。 無視して済ませる
 わけにもまいりません。 いったいいつになったら収束してくれるのでしょう。

 我が家の隣の区画で、古い借家群の建て替え工事が始まった話は先日も書きました。
 地震で建物が壊れたということではなく、もともとの予定だったのでしょうが、数日
 前からは基礎のパイル打ちが始まりました。 それまでのダンプやショベルの揺れも
 結構なものでしたが、パイル打ちの揺れは更に大きく「震度3」くらいはあるんじゃ
 ないか、という揺れ具合です。

 今朝の警報のときも本物の地震なのか作業の揺れなのか、一瞬区別がつかないくらい
 でした。 工程から考えれば、この先はミキサー車あたりが登場するのかな・・・。
 タイミングが悪いといえばそれまでですが、ほんとに勘弁してほしいです。



 2018年 10月 2日 (火)


 【 巧妙なもんだなあ 】
 家内が「ねえ、私宛にこんなものが届いたんだけど、どうすればいいの」
 と1枚のハガキを持ってきました。 それが右写真の文面のハガキです。

 みなさんお気づきのように、もちろんこれは詐欺のハガキです。
 法務省(もちろんホンモノ)のウェブサイトの中でも、まさにこの架空の
 部署名を例に挙げ、絶対に書かれた電話番号に連絡しないよう注意を喚起
 しております。 時には封書でご丁寧に個人情報保護のシールまで貼って
 送りつけてくるそうで、全く悪知恵だけは年々進化してゆくようです。

 まだ高齢というほどでもない家内ですら、かなり不安を煽られたようです
 から、一人暮らしの高齢者は確かに術中にはまるかもしれません。

 不気味なのはハガキの宛先が正確に記入されていることで、住所と氏名は
 どこからか流出しているということなのでしょう。 最近は買物をしても
 会員カードなどはできるだけ作らないようにしています。 カードを作成
 するには必ず住所や氏名、場合によっては電話番号やメールアドレスまで
 記入しなくてはならず、今回のように個人情報の管理を思えば、迂闊には
 知られたくないからです。 

 同じ理由で、最近は名刺も2種類用意するようになりました。 自宅住所
 まで全部書き込んだものを安易に手渡すことに不安を覚えるようになって
 きたからです。(数を配るほうのバージョンにはメールアドレスとHPの
 URLだけを記入するようにしています。) あまり望ましくはありませ
 んが、このご時世では自己防衛上致し方ございません。

 いずれにしろ、油断も隙も無い世の中になったもんです。 皆さんも充分
 ご注意くださいませ。



 2018年 10月 1日 (月)


 【 今月はいろいろ 】
 10月になりました。 胆振東部地震はいまだ終息せず、今日の午前中も
 厚真・安平・早来で震度4、我が家でも震度3の揺れがありました。

 折しも台風24号も通過中、実は低気圧と地震発生は関係がある、という
 説もあるようです。 まだ確立した学説ではありませんが、先日の21号
 通過直後の震度7、今日の24号通過中の震度4。地下で地盤がストレス
 を溜め込んでいる時に、地盤を上から抑えている大気圧が急に下がれば、
 地震発生への最後の一押しにはなるんじゃないかという気はします。

 さて、一昨日になりますが「第69回夕張の杜コンサート」に行ってきま
 した。 今回は前半に北大の留学生バンドが登場し、オールディーズの曲
 を演奏しました。 外国の方が登場するのは初めてじゃなかったかな。

 今月30日(火)には「夕張の杜コンサート」も記念すべき第70回を
 迎えます。 今のところ拙作「弦楽のための哀歌」の「Ⅰ」も再演され
 る予定です。 みなさん、どうかよろしくお願いします。







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