音風景・夕張 日記TOP




2023年01月


 2023年01月29日(日)  
【 コロナのこの先 】
このところ新型コロナの感染者数は減少傾向に
 あります。 全国的にもそうですが、北海道は
 10月からの第8波が他県より早く悪化したせ
 いか、ピークアウトも早く、今日現在は7月の
 初め・第7波の前と同じ程度の感染者数です。

 ただ7月と較べると死者数が多いので、感染者
 数の計数が7月当時と同じなのか(感染者数は
 全数同じように調査しているはず・・なんです
 けど)ちょっと疑問もあるのですが、いずれに
 しろかなり減ってきているのは事実でしょう。

 改めて指を折ればもう丸3年新型コロナ感染症
 と強制的に付き合わされてますので、ほとほと
 嫌気がさしているのは、どなたも同じでしょう
 し、良くも悪くも慣れっこになっている部分は
 確かにありますが、実は死者数でいえば先月が
 最悪でした。 マスコミもオミクロン株は致死
 率が低いだの、インフルエンザと変わらないな
 どと伝えるので勘違いされてますが、死者数は
 感染の波が繰り返されるたび増えています。

 それは致死率の低下を上回る勢いで感染者数が
 増えているからで、右のグラフの第7波(左)
 と第8波(右)の高さを較べれば明らかです。

 また「インフルエンザと変わらない」との主張
 ですが、こちらにインフルエンザによる死者数
 の推移があります。 これをもとにした2021年
 までの10年間のインフルエンザによる死者数は
 年間1809人です。特に新型コロナが感染拡大し
 手洗いやマスク着用が常態化した2021年の死者
 数はわずか22人。 インフルエンザワクチン
 の接種率は近年は全国平均で30%+でしかあり
 ませんから、インフルエンザは「注意すれば感
 染を防げる病気」と言えるでしょう。

 一方新型コロナによる死者数は昨年12月以降の
 わずか1か月で1万人を越しています。これだ
 け何度もワクチンを打っても(オミクロン対応
 のワクチン接種率は40%を越しました)です。

 確かにコロナ感染症対策は、医療面だけでなく
 経済や精神衛生面も考えなくてはなりませんが
 少なくとも医療の観点から見れば「コロナはイ
 ンフルエンザと同じ」という表現はやはり乱暴
 に過ぎるような気がします。
 
 コロナ感染症のこの先がどうなるのか、いつま
 で我慢を強いられるのか、まだ判りませんが、
 雪解けくらいまでは、我慢しながら様子を見る
 しかないんだろうなあと思ったりしています。




 2023年01月27日(金)  
【 年の初めから 】
しばらくこの欄を書いていませんでしたが、ちょっと体調を崩してしまいまして
 ようやく復調したところです。

 前回の書き込みで除雪の話題に触れましたが、かなり重労働で、これがきっかけ
 になったのかもしれませんが、翌朝になって右わき腹に激痛が走りまして、前に
 何度か経験したことのある痛みだったのですぐに病院で調べてもらうと、案の定
 尿管結石でした。

 三十代前半に初めて発症してからすでに何度もやっているので特徴的な激痛にも
 最初ほど驚かなくはなりました。 水分を多めにとって運動したりして、自然に
 石が排出されるまで我慢していました。

 ただ今回の場合は石が大きく、右側の尿管をほぼせき止めてしまったので、右の
 腎臓が炎症を起こしてしまい、それが膀胱にも及んで高熱が出てしまいました。
 
 石を排出しやすくする薬と抗生剤を飲み、炎症も収まって熱も下がり、ようやく
 普通に日常生活が送れるようになりました。 年初からなんてこったい、という
 ところですが、だんだん「老齢」になってきていますからね、調子にのって無理
 をするな、という天の声かもしれません。 皆様もどうぞご自愛を・・。




 2023年01月14日(土)  


 
【 無駄な努力・・・ 】
二三日前に我が家の前でまた交通事故が起きました。 先月も書きましたが角地
 に建つ我が家の周辺は交通事故が多いのです。

 今回は自動車同士の出会い頭の事故でした。 幸いなことに負傷者は出なかった
 ようですが、地面に脱落したバンパーが転がっていたので、それなりの激しさで
 衝突したと思われます。

 前回の投稿にも書きましたが、週初めの大雪で自宅周辺の雪山は一気に高くなり
 ました。 特に表通りの車道と歩道の間はどちら側からもロータリ除雪車が雪を
 積み上げていくので、私の背丈に近い高さまで雪が詰まれていたのです。 です
 から中小路から表通りに出ようとすると車の接近確認は難しかったはず。

 事故はそんな中で起きました。 私たち自身も車で出入りする時には身の危険を
 感じていましたから、起こるべくして起こったとも言えます。

 そこで13日(昨日)の日中、暖気を利用して、雪山を削りました。 上の写真
 の電柱の手前側を50~60cmほど削って私の胸の下ほどの高さにしました。
 機械が積み上げた雪ですので暖気で多少緩んだとはいえ、金属のスコップが跳ね
 返されるくらい締まっていて、家内と二人で2時間近く大汗をかいて何とか視界
 を確保しました。 自分たちもそうですが、人様のお役にも立つのでは、と。

 ところがです。 午後9時くらいから表通りに除雪が入って、最初にショベルが
 昼間に除雪した例の電柱の手前を、地面まで一気に掻き出してしまいました。 
 仕上げにショベルが集めた雪をロータリ除雪車がダンプに積み込んで作業終了。
 下の写真の通り、雪はみごとになくなりました。 人力だと上を削るだけで二人
 で2時間かかったけど、重機だと数秒・・・昼間の私らの努力は何だったんだ?

 まあ体力作りにはなったかも知れませんが、効きすぎて腰痛が・・本格的に除雪
 するなら知らせてよぉ。 これを書いているのは日付が変わってすぐなので、朝
 目が覚めたらもっと腰が痛くなっていないことを祈るばかりです。




 2023年01月10日(火)  
【 寒波 】
昨日まで平年比61%と「今年は雪が少なくていいねえ」などと話していたのに
 昨晩から今日の夕方にかけて、一気に雪が降りまして、今日の20時現在の積雪
 は平年比113%。 あっという間にいつもより雪が多くなってしまいました。

 さっき家の前で撮ったのが右の写真ですが、僅か一日で雪山はかなり高くなりま
 した。 ただこれでも昨年よりはだいぶマシで、昨年は写真の電柱の足がかりの
 ボルト(黄色く囲んだところ)の所まで雪があったんです。もちろんあんな大雪
 はもう願い下げですけどね。

 気温も低く、今日は正午でも-5℃くらいでした。 風も平均で5~6m/sあり
 ましたから体感的にも寒い一日でした。 まあ北海道の冬ですからね、そうそう
 楽はさせてもらえないでしょうが、振れ幅が大きくて体が追いつけません。

 同じく今日20時現在で夕張市は平年比127%、岩見沢市は同129%、美唄
 市が145%、滝川市が128%・・・空知はだいたい平年の3割増しくらいの
 積雪となっているようです。

 今日は国道5号線が札幌-小樽間で一時通行止めになりました。 各所で渋滞も
 起きたようです。 みなさん、お住いの町から外にお出かけの際は、燃料だけは
 満タンになさってくださいね。




 2023年01月03日(火)  
 
  3日朝までの道内各地の12時間降雪量。
【 記録的降雪 】
気象庁によれば、今日1月3日午前8時まで12時間の降雪量で、
 夕張市が64cmを記録したそうです。

 これは1979年に夕張市にアメダスが設置されて以降、最大の降雪量
 だそうです。 夕張のアメダスポイントは鹿の谷(旧鹿の谷小学校
 と旧工業高校の間くらいの位置)ですから、南のほうも同じ降雪量
 とは限りませんが、記録的な大雪には違いないでしょう。

 今年の道内各地は積雪深にかなり差があるようで、例えば夕張市は
 この降雪で午後9時現在で平年比165%となりましたが、札幌市
 は平年の67%、いつもの2/3しかありません。日本海側は積雪
 が多い印象がありますが、確かに天塩町は平年比158%。 でも
 すぐ南隣の初山別村は78%しかありません。 同じ札幌でも南区
 の小金湯(定山渓に行く途中)は平年比136%で大雪です。

 夏のゲリラ豪雨もそうですが、空気の動きがそれだけ激しくなって
 いるんでしょうか、僅かな距離で積雪が多かったり少なかったり、
 となっています。 これも異常気象のひとつなんですかね。

 それでも例年、寒さも降雪も2月中旬くらいまで。 あと6週ほど
 の辛抱です。 除雪の事故にだけは気を付けながら、もう少しだけ
 我慢いたしましょう。




 2023年01月01日(日)  
 

【 新年のご挨拶 】
みなさん、明けましておめでとうございます。2023年
 の幕が明けました。

 昨年は暗い話題が多い年でした。 今年は少しでも明るい
 話題が多い一年であってほしいと心から思います。

 最近は正月といっても特別なことをせず、普段と同じよう
 にドライに過ごされる人も多いようですが、我が家はまだ
 決まったルーティンが残っておりまして、元日の朝は薬味
 にかぼちゃの種を摺って添える雑煮と汁粉を食べます。 

 昨日の年越しそばも残っているので昼はそれかな。食べ物
 以外でも服を着替えたり、正月だけは、という習慣がまだ
 残っています。 一種の縁起担ぎなのでしょうが、節季に
 沿って縁起を担ぐのも悪くないんじゃないかと思います。
 元々縁起の「縁」は「因(=原因)」と「果(=結果)を
 結ぶもの、年初に少しでも良い縁をと願うのは当然ですよ
 ね。 今年もみなさんにどうか良い縁が訪れますように。