音風景・夕張 日記TOP




2023年02月


 2023年02月24日(金)  

【 今度こそ 】
昨年の7月1日から道内と札幌市、それぞれ
 の新型コロナの新規染者数を自分でグラフに
 してきました。

 元々は報道だけを見ていると「昨日より~人
 感染者が増えた(減った)」とか、「先週の
 同曜日より~人増えた(減った)」などなど
 とにかく一喜一憂しすぎて現在の状況の判断
 がさっぱりつかず「それなら自分で」という
 のがグラフをつけ始めたきっかけでした。

 それで現在はどうかというと、全道・札幌市
 ともグラフを書き始めて以来、最も感染者数
 が少なくなっています。 本来は換気が悪く
 感染が拡大しやすい冬季間にこの状況である
 ということは本当に感染が収束してきたのか
 なという気もします。今月は月初に雪祭りも
 あって、大通り会場だけで175万人が来場
 したそうですが、これもグラフには全く影響
 していません。 今日は札幌市の感染者数が
 昨年1月以来13か月ぶりに100人を切り
 ました。

 札幌市の数字ですが、2価ワクチン(オミク
 ロン株対応)の接種率が60歳代で6割を、
 70~90歳代で7割を越しました。 また
 感染者が増えたので治癒して自然免疫を獲得
 した人も増えたのかもしれません。

 まだまだ油断はできませんが、これから
 春になって建物の換気も自然と良くなり
 ますから、今度こそコロナが収束してく
 れるといいですね。




 2023年02月17日(金)  
【 最近買ったもの 】
身近で困っていることというのは、次から次へと現れて中々尽きないもの
 ですが、最近は充電を必要とする器具が増えてきて困っていました。

 家族全員の携帯電話、電子辞書、デジカメ、kindle(電子書籍)、iPod、
 年々増える一方です。 そして都合の悪いことに、これらの充電器はほぼ
 100%、差込プラグがACアダプター付なんです。ただでさえ差込口が
 足りないのに、ACアダプターが邪魔で、すぐ隣りの差込口には差し込む
 ことができません。 これ、みなさんもご経験ありませんか?

 そんな不便を解消する商品をネットで見つけ、購入してみました。 写真
 のように10口の差込口が2面に5口ずつあるのが特徴です。

 サンワサプライというPC関係の機器を中心に取り扱っているメーカーの
 商品ですが、2面に分かれて差込口があることと、従来より差込口の間隔
 を広くとったことで、ACアダプター付のプラグでも干渉しづらくなって
 います。 

 おかげで電源コートが一気にすっきりしました。最近買ったものの仲では
 これがクリーンヒットだったかな。 探せば色々あるもんですよね。




 2023年02月11日(土)
 
【 旗日 】
朝から用事があって表通りを走ると、ラッシュの時間帯なのに交通量がとても少なく、
 予定よりずっと早く目的地に着きました。 家内が「今日は土曜だし旗日だからね。」
 とつい口にしましたが、「旗日(はたび)」・・・最近は言わなくなりましたよね。

 今でいえば「祝日」なのですが、昔はあちこちに国旗が掲げられましたので、「旗日」
 という表現が自然に聞こえました。 戦前から国鉄に勤務していた私の祖父は謹厳な人
 でしたから、正月や祝祭日には玄関の両脇の柱の専用の金具に日の丸を掲げていた記憶
 があります。

 今は少なくとも個人で国旗を掲げる家はまず見かけません。 考え過ぎかもしれません
 が、「旗」というのは国家にしろ団体にしろ何かしら組織の象徴で、往々にしてその旗
 のもとで力を合わせ戦う場合が多い。それがスポーツならいいのですが、戦争となると
 旗の意味合いが全く違って来るのは、黄色とブルーの旗の下に戦うウクライナを見ても
 良くわかります。

 逆説的ですが、今の日本でそこら中に日の丸を掲げなくて済んでいるのは、先の戦争の
 時のように同じ旗の下に全てを犠牲にして結集する必要のない生活が当たり前だという
 ことでもあるんじゃないでしょうか。 建国記念の日にふとそんなことを思ったりして
 います。




 2023年02月08日(水)


 
  旧若菜中央小学校(更に前は若菜小学校)グラウンド跡地に建設予定。
  夕鉄バスの旧若菜バスターミナルの隣接地と言ってもいいかもしれない。
  ピンク色が病院本体で、二階の道道側に玄関を配している。
【 市立診療所の移転近づく 】
夕張市立診療所がついにこの秋、移転します。
 市立診療所は旧炭鉱病院の建物を使用してきた
 ため、老朽化と維持費の高さが長いあいだ問題
 となっていました。

 移転先は旧若菜中央小学校のグラウンド跡地。
 バス通り(道道夕張岩見沢線)より、一段低い
 土地ですが、二階建ての二階床面の高さを道道
 と同じにして二階に玄関を配置し、道道側から
 出入りできる構造にしているようです。

 詳しい計画は夕張市HPに掲載されています。
 2019年5月の計画なので、細部までこれと同じ
 になるかは不明ですが、そう大きく変わる点は
 ないものと思います。

 総床面積としては現市立診療所が4401㎡、今度
 は2711㎡ですから、約6割になりますが、外来
 の床面積は現在の8割を、救急部門の床面積は
 現在と全く変わらない広さを確保しています。
 無駄を排し必要な配置を考えた、というところ
 でしょう。

 設備も刷新されるでしょうし、暖房など維持費
 も減るでしょう。 来院する方々にしてみれば
 メリットは多いと思います。

 正直、確かに栗山や岩見沢には行きやすいけど
 なんで清水沢に建てなかったの?という疑問が
 ないではないですが、規模や設備は考えられて
 いるよなあ、と思います。

 あと一つ気になるとしたら、ヘリポートかな。
 私の夕張の知人もヘリで札幌に救急搬送されま
 したが、ゆうばり小学校のグラウンドで発着し
 たそうです。その時は夏でしたがグラウンドは
 必ずしも冬に除雪がされてるとは限りません。
 病院の近くに通年利用できる離発着場は確保さ
 れてるのかな? 札幌等の病院との連携を考え
 ると、そこだけは気になるところです。




 2023年02月04日(土)  
【 立春 】
今日は二十四節季の「立春」、暦の上では今日から春なのですが、
 もちろん北海道は冬真っ盛りで日中の最高気温が氷点下にしかなら
 ない「真冬日」続いております。

 昔の人は勘が良かったのか、この二十四節季の24という数字には
 科学的な数字の切れの良さがあるように思います。 一年は地球が
 太陽の周りを一周する=360°周回する時間ですが360÷24
 =15°、非常に切れがいい角度です。 地球が15°進むと季節
 が1つ進む、というわけですね。

 二十四節季の基点は「春分」にあります。 角度でいうと「春分」
 が0°、「秋分」が180°、今日「立春」は315°ということ
 になります。 北海道の本格的な春は「春分」くらいからですから
 この先「雨水」「啓蟄」「春分」と二十四節季の三つ先、角度にす
 れば地球が太陽の周りをあと45°回ったころですね。

 もちろん昔の人が角度で節季を決めたわけではないでしょうけれど
 なんか数字がきっちりしてる。 うまいこと出来てるよなあと思い
 ませんか?? え、立春で角度計算してるのはオマエだけだって?
 ま、そりゃそうかもしれませんけどね。




 2023年02月01日(水)  
  この先の鹿の谷の天気予報。 最低気温-17℃はキツイな・・・。
【 厳寒の候 】
今日から2月です。 暦の上ではまもなく立春
 ですが、実際はこれから2週間くらいが寒さの
 ピークです。

 ふと思いついて、夕張(鹿の谷)の天気予報を
 覗いてみました。 ご覧の通り札幌あたりとは
 また一段強烈な寒さです。 たぶん私が北高に
 通っていた頃もこれくらいか、あるいはもっと
 寒かったのかもしれません。

 当人はズボンの下はパンツだけ、ヒートテック
 もダウンジャケットもない時代でしたが寒さを
 感じた記憶はありません。あれが若さってもの
 だったのでしょうか。 そういえば昨日の夕方
 車で信号待ちをしていたら、ミニスカートの下
 はどう見ても素足の女子高生が、何人かで歩い
 ていきました。車の外気温度計は-6℃を指し
 ています。 外国人が日本を訪れたときに驚く
 光景のひとつだそうですが、合理的でも何でも
 ないけれど、寒さよりきっと大事な何かを貫け
 る彼女たちが、ちょっと羨ましい気がします。