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2015年 9月


 2015年 9月 22日 (火)


 
 国土交通省のHPから転載した1977年10月12日の夕張東高校周辺写真・・・だと思うのですが
 実は行ったことが無く場所に自信がありません。 間違っていたらご指摘を。
 【 東高校校歌 】
 今月に入ってから、夕張東高校校歌の編曲&
 音源制作作業を加速させておりまして、少し
 寝不足になっておりますが、ようやく打込み
 が終わりました。 後はWaveファイルに変換
 するだけです。(残念ながら今のところ公開
 の予定はありません。)

 資料によれば夕張東高校は1948年に夕張高校
 (後の北高校)の』鹿島分校として開校し、
 鹿島中学との共用校舎時代を経て、1965年に
 夕張東高校としてスタートしました。 閉校
 は1983年となっていますから、すでに35年
 が経過したんですね。 卒業生は全員50代
 以上になられたということでしょうか・・。

 右の写真では高低差が全く実感できませんが
 校舎は蛇行する夕張川を望む高台にあったよ
 うです。 実は私は一度も訪れたことが無い
 ので、場所が今一つピンと来ておらず、今回
 ネットの記事とgoogle-earth、それに国土交
 通省のHPの航空写真閲覧サイトを見較べて
 探し出してみたのですが、場所が間違ってい
 たらご指摘ください。
 
 これで夕張市内の高校の校歌のうち、譜面が
 教育委員会に残っている5校(東南北・工業
 ・緑ヶ丘実業)は全部編曲が終わりました。

 先日から東山中学校の編曲も始めています。
 昨年から編曲の進度が遅れているので、もう
 少し頑張らなくっちゃね。



 2015年 9月 15日 (火)


 
 光線の方向と撮影位置との関係で
 カメラに写りにくい虹。 
 【 虹 】
 今日は強い雨が降ったり日が差したり、近くでは雹が降った所もあるようで、何とも
 不安定な空模様でした。

 写真に撮っても空中に雨の筋が写るくらいの雨の後、家内が「虹が出ている」という
 ので、表に出てみると北の空にみごとな虹が。 虹は写しにくい被写体のひとつで、
 肉眼では見えているのに写真には写っていない、なんてことも多いんです。

 秋の雑木林の木漏れ日の中とか、夏の日差しに水面がきらきらする渓流の中の魚とか
 他にも目で見た通りに写りにくいシーンはたくさんあります。 カメラに興味のある
 方ならご存知だと思いますが、この手のパターンの多くは偏光フィルターを使うこと
 で解決できます。 2013年7月24日のこの欄にホテル・レースイの写真がありますが
 青空も偏光フィルタを使うと鮮やかに発色します。

 ところが虹はいつ見られるか予想できません。 いつもカメラと偏光フィルタを持ち
 歩いているわけではないですから、虹の写真は中々きれいに撮れないんです。 今日
 も部屋に引き返して一眼レフに偏光フィルタを取付けて戻る2分ほどの間に、急激に
 虹は薄れて長さが短くなってしまいましたが、ぎりぎり撮影することができました


 映画「オズの魔法使い」のテーマ曲「Over the Rainbow(虹の彼方に)」を引合いに
 出すまでもなく、虹は夢や希望といったいわば「ロマン」の象徴。 ごくフツーの人
 であるわが家族が虹を眺めながら「虹は天然の分光器であって、アンドロメダ星雲の
 光の分光が赤色偏移していることから、波長が長く(赤く)なるぶんをドップラー論
 で計算して、宇宙の拡大速度を計算したハッブルはスゴイだろ」などと言い出す科学
 オタクな父親に冷たいのは・・・まあ仕方ないよね・・・。



 2015年 9月 9日 (水)




 
 左からソプラノ・テナー・バリトン・アルトの順。 ベルギー人のサックスさん
 考案のこの楽器、私の世代だと「デファイエ・サックス四重奏団」(仏)なんか
 を思い出すが、ダニエル・デファイエさんは13年も前に亡くなったらしい。
 レコードも持っていたっけ。 残念。
 【 コンサート 】
 先週末の話になりますが、「夕張の杜コンサート」の札幌回
 に行って参りました。

 夕張と札幌、ほぼ交互に開催されているこのコンサートも、
 すでに38回目ですが、今回は初のサックス・カルテット。
 楽器に興味のない方は、サックスに種類があること自体ご存
 知ないかもしれませんが、一般的には音域によって音の高い
 方からソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4種類があり
 ます。(本当は上はピッコロサックスから下はサブコントラ
 バスまで8種類がある・・はずですが、私も実物を見たこと
 がありません。)

 サックスといえば、「ハーレム・ノクターン」に代表される
 ような、ジャズのちょっとかすれた音を連想されると思いま
 すが、本来は明るく透明な音色の楽器です。 今回の演奏会
 では演歌の「長崎は今日も雨だった」のようにサブトーンと
 呼ぶかすれた音を出す奏法と、「G線上のアリア」のように
 サックス本来の澄んだ音、の両方を使った演奏を聴かせてく
 れました。 吹奏楽畑の出身の私には、なかなか面白いコン
 サートでした。

 次回コンサートは夕張、その次の第40回は11月26日に
 東京ドームホテル札幌(いったい東京なんだか札幌なんだか
 よく判らない名前ですが、元の後楽園ホテルですね)で開催
 の予定です。 鈴木夕張市長や秋元札幌市長にも案内を出す
 そうです。 少し先ですがご記憶いただければと思います。



 2015年 9月 3日 (木)



 
    2010年10月撮影のJR清水沢駅前。  (画面の奥が若菜方面)
    この写真には道路右側の商店街が写っているが、実は画面左手前の
    商店街は取り壊されて全く残っていない。  おかげで駐車場だけは
    広大で、マイカーが大型バスのサイズでも大丈夫・・・である。
 【 ついに・・・か 】
 いずれそう遠くないうちに・・と予想はしていたのですが。

 JRの夕張線(正しくは「石勝線夕張支線」だけれど気分的
 に正しく呼びたくない)で基点の新夕張(紅葉山)を除けば
 唯一の有人駅だった清水沢駅が、今月いっぱいで無人駅とな
 るそうです。

 新聞記事によれば、清水沢駅は現在「日曜、祝日を除く毎日
 午前7時10分から午後2時まで駅員1人を配置しているが
 利用人数は昨年度の乗車客調査で1日平均12人。売上高は
 同1万円、切符の販売枚数は同5枚となっている。」という
 状況だそうです。そうかあ、1日12人しか利用客がいない
 んだ。 確かにこれじゃあ採算面で割に合わないよなあ。

 ご存知のとおり、往時の清水沢駅は、三菱南大夕張鉄道との
 乗換駅でもあったので、ホームも分岐&引き込み線も何本も
 あって賑わっておりました。 清水沢駅前の信号機(右写真
 にも写っている)は、夕張市内でたぶん一番早く設置された
 と思いますが、それだけ人や車の往来も多かったということ
 だったと思います。 市内で駅前にタクシーが常駐していた
 のも、ここと夕張駅(もちろん旧駅舎)だけでありました。

 寂しいですが、現状では仕方ないかもしれません。

 夕張市内の駅に関しては、もう一つ悲しいニュースがありま
 して、十三里(とみさと)駅が今年度いっぱいで廃止となるそ
 うです。

 これも新聞記事からですが、「無人駅の十三里駅の乗降客数
 は2009~14年度の平均で1日0.4人。  同駅発着の
 定期券は、過去6年間で1カ月定期を2枚販売したのみ。」
 だそうですから、これまた仕方ないのかもしれませんが。

 夏の終わりとともに何だか盛り下がるニュースばかりで、秋
 風が余計に物悲しく感じる今日この頃です。



 2015年 9月 1日 (火)


 【 露の季節 】
 今年も2/3が終わり、今日から9月です。 全く早いものですね。

 7月・8月と連続して作曲家協会のコンサートがあったこともあって、この2か月は気忙しい
 うちに過ぎていきました。 気がつけば夏も終わり、二十四節気でいえば処暑(8月23日)
 と白露(9月8日)の間にあります。 本州でこのページをご覧の方は実感が湧かないかもし
 れませんが、朝晩は涼しさを通り越して寒いくらいです。

 先月29日(先週の土曜)に行われた「北海道の作曲家展」は、この種の現代曲のコンサート
 としては思った以上の来場者がありまして、無事に終了いたしました。 ピアノ、フルート、
 ギター、サックス、マリンバ、声楽・・・・作曲家10人の作品はバラエティに富んでいて、
 私自身も楽しんでまいりました。

 何度か書きましたが、私の部屋はPCやアンプなど発熱するものばかりなので、いくら冷房が
 あるとはいっても真夏は暑さとの戦いで体力的に厳しい季節です。 暑さも一段落し、行事も
 減った今月からは、ちょっと制作のピッチが上がると・・・いいなあ。(希望的観測・・)







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記