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2013年 7月


 2013年 7月 28日 (日)

在学中にはこんな立派な歩道などなかった。 確かに春先など北炭建設
の大型ダンプに泥水をかけられて大変だったけれど、いまさら道路だけ
こんなに広くしていったい誰が歩くんだ、とつい悪態をつきたくなる・・・・。
 【 夕張へ:その4 】
 コンサートの帰りに鹿の谷でメロンを買って帰りました。

 例年、末広から北高の下の交差点を過ぎて坂を下りた所にある店
 で買うのですが、買い物を終わって道路に出て気がつきました。
 踏切のそばにあった旧洋裁学校の建物が姿を消しているんです。
 
 右の写真は店の前から末広方向を撮ったものですが、確か昨年ま
 では、左S字カーブの正面:青い標識があるあたりに、ちょっと
 風情のある建物が残っていたと思う(100%の自信はない・・・)
 のですが、今年は更地になっています。

 ちょうど撮影点の道路向かいには、私が北高に通っていた頃には
 安部さんという天ぷら屋さんがありまして、クラブ帰りに新聞紙
 にくるんだ天ぷらを買っては列車の中で食べたものですが、ここ
 ももちろん建物すら残っていません。 たしか下級生に安部さん
 のお子さんがいて、吹奏学部に勧誘したら天ぷらが安く食べられ
 るんじゃないかなどと友人たちと画策していたことを、思い出し
 たりしています。

 毎年この季節夕張に帰るのは懐かしいのですが、行くたびに必ず
 何かが消えていくのは・・・それも建て替わるのではなく更地に
 なっていくのを見るのは、寂しい限りです。



 2013年 7月 27日 (土)


 【 夕張へ:その3 】
 久しぶりに母校の坂の下にも立ってみました。 この位置から見る校舎は
 もちろん今は宿泊施設となっているのですが、閉校前と変わらない姿で、
 今にも制服姿の学生たちが坂を下りて来るような気さえします。

 以前はこの写真の左端に、旧校舎時代の急な坂道があったのですが、今は
 痕跡を探すことも難しくなりました。  撮影した7月15日は学校祭の
 時期にあたりますが、旧校舎の頃、体育館の裏手で作っていた我がクラス
 の仮装行列の山車なんかは、あの急な坂道から降ろしたんだろうか・・・
 ・・考えてみれば吹奏楽部にいた私は全く仮装のほうに係わることがなく
 ぜんぜん判りません。  サボっていたわけではありませんが、クラスの
 連中にちょっと申し訳ない気分でいたことも甦ります。

 そんなこんな、夏空と強い日差しがかえって切ない坂の風景でした。



 2013年 7月 26日 (金)


 【 夕張へ:その2 】
 今回のコンサートでは、震災の関係で中止となった2011年のコンサートで
 演奏されるはずだったベートーベンの「田園」が演奏されました。 アマ
 のオーケストラでもよく演奏される7番あたりと較べると、パートにもよ
 るけれどおしなべて少しだけ演奏難易度が高いと思うこの曲を、みなさん
 熱演されていました。 

 個人的には今の会場は床も壁もタイルかガラスなので反響が強く、高音が
 響き過ぎる(特にベルがすぐ背後の壁に向いているホルンは顕著)のが気
 になっていて、もうちょっとデッドな響きのところがいいと思うのですが
 気軽さ、親しみやすさ、という点では足を運びやすいところなので、音だ
 けを追い求めないほうがいいのかもしれません。

 ともあれ、夕張の地でまた来年の夏もオーケストラの演奏が聴けることを
 楽しみにしたいと思います。



 2013年 7月 24日 (水)


 【 夕張へ:その1 】
 この欄の更新がしばらく滞っていましたが、取りかかっていた曲が仕上げの段階に入りまして
 この段階になりますと、どうしても集中して一気呵成に進めないとだめなもので、そちらの方
 にかかりきりになっておりました。(おかげさまでデモ音源(※注)までは完成しました。)
 
※注)ページを開くと音が出ますが、音源データが大きいので回線によっては再生できない事もあります。

 そんなわけで予定通り「メロンオーケストラ2013」を聴きに夕張に行ってきたのですが、
 この欄ではまだコンサートの模様などもお伝えしていませんでした。  とりあえず何回かに
 分けて写真なども添えてみたいと思います。

 コンサート当日(7月15日)の夕張は、ご覧のとおりの快晴に恵まれ、ここ数年コンサート
 会場となっているホテル・マウントレースイのホールはほぼ満席でした。 少し早めに夕張に
 着いたので、「吉野家」で蕎麦を食べて会場に入りました。

 当日はシューパロダムでの行事もあり、DMVの展示もあったりしたので、そちらに行こうか
 とも思ったのですが、いちおう音楽関係者としては、やっぱりこのコンサートは外せないので
 こちらに伺うことにしました。



 2013年 7月 14日 (日)


 【 初物 】
 夕張の親戚からメロンが送られてきました。 わが家にとってはこれが今年の
 初物です。

 地元に残る親戚はみんな高齢になってきていますので、メロンを送ってもらえ
 るのもこれからは難しいかもしれません。 

 メロンといえば、明日は「メロンオーケストラ2013」がありますので、夕張に
 行ってこようと思います。 予報だと明日の鹿の谷付近はは晴れのようですが
 思い出してみれば、今の時期は高校の学校祭のあった頃で、私の在学中の三年
 間もずっと快晴でした。 北海道では一番いい季節かもしれません。

 明日は少し慌しくて、夕張で写真を撮る時間が無さそうなのが残念です。



 2013年 7月 12日 (金)

 77400t は、95年完成当時世界最大だったそうだ。

 【 馴染みがない 】
 室蘭港に大型客船「サンプリンセス」が入港したそうです。 

 日々の生活に汲々としている身には、外洋クルーズの大型客船など全く
 縁がありません。 せめて目の保養にでも見てみたい気はしていますが
 今回は寄港時間が短く、今日このあと18時には横浜に向けて出港してし
 まうそうなので、どうやら見ることも叶いそうにありません。

 船の仕様を見ると、全長261m×全幅32m、総重量77400tとありますが
 あの「タイタニック」が同269m×29m・46300tだそうですから寸法的
 にはほぼ同じ。 巨大な船だということは間違いありません。

 今さら言うまでもありませんが、夕張で生まれ育った私には、そもそも
 「海」が珍しいというか馴染みがないもので、海に対して感じる違和感
 あるいは別世界な感じというのが未だに抜けません。 豪華客船で優雅
 な船旅というのは憧れではありますが、宝くじなんかで実際に大金を手
 にしたら・・たぶん海じゃなく山のほうに向かう気がするな・・。



 2013年 7月 7日 (日)

 これで一方は白鳥で一方は鷲に見えるというのか・・・。

 【 イマジネーションの欠如 】
 今日は七夕です。 といっても北海道は少なくとも私が小さい頃には、
 ひと月遅れの8月7日に七夕をするところが大半だったので、ちょっと
 習慣とは合いませんけれど。

 小さい頃から近視だったせいか、空を見上げても夜空の星の大半は肉眼
 では見えませんでしたから、今ひとつ星には興味が持てませんでした。

 ましてや、その星々を頭の中で繫げて「星座」として楽しむことなどは
 全くありませんでした。 ご存知のように七夕の伝説に登場する織女と
 牽牛は、こと座の「ベガ」とわし座の「アルタイル」ですが、いまだに
 この「星座」というやつだけは馴染めないでいます。 だって右の写真
 を改めて眺めても「その点の数じゃその図形に見えないだろ」って思い
 ませんか・・・? 星4個で「琴」・・・に見ろというのは、やっぱり
 だいぶ無理があると思うんですよ。 

 普段いちおう感性の必要なことをやってますので、感受性を磨かなけれ
 ばいけないのは頭では理解しているのですが、小さい頃からこれだけは
 苦手でした。 こういうのはイマジネーションの欠如なんでしょうか、
 それとも性格がひねくれているという・・・まあ家内ならきっと後者を
 選ぶんだろうな。



 2013年 7月 1日 (月)
 【 今年も夏が 】
 7月1日です。 今日はわが家の上空も朝からいい天気で、7月らしい日和となっています。 などと呑気なことを言って
 いるうちに今年も半分過ぎてしまったわけですが、せっかくの夏空です。 こういう日は面倒なことはしばし忘れてビール
 でも飲むことにしましょう。(南国系の人の気質が概してのんびりしているのは判る気がするな・・。)

 毎年この時期に開いている「夕張メロンオーケストラ」は今年も7月15日に開催だそうです。 私にとってはこれが夏の
 風物詩なのですが、数えてもう7回目だそうで、文化事業を長く続けることは大変ですけれど、そこにこそ意義があります
 から、どうか今後も回を重ねていってほしいと思います。

 ただこう天気がいいと、昨年のいつまでも終わらなかった長い夏を思い出してしまいます。 今年の夏はどうか「ビールが
 美味い!」などと、文字通り「能天気」なことを言える程度のほどほどの天気にしてください、天の神様・・・。







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