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2018年 5月


 2018年 5月 25日 (金)
 【 危機管理って 】
 TVで日大学長の会見を見ました。 何の会見かはこのところ散々メディアで取上げられていますから、今さら説明は不要でしょう。
 正直な感想を申し上げれば、予想通りの無意味な会見でした。

 記者の方々は誰も突っ込まなかったけれど、最もダメだった点は事件の具体的な経緯について「警察や第三者機関の捜査に委ねたい」
 と語らなかった一方で、全ての論調が事件の原因は「学生と指導者間のコミュニケーションの不足」だという方向で語られていたこと
 です。 我々一般人の大半が、今回の事件はそもそもコミュニケーションの祖語なんかじゃなく、監督やコーチが事実と異なる証言を
 してるんじゃないの?と思ってますから。 もし本当に監督の指示があって今回の事件が起きたのだとしたら、たいへん皮肉なことに
 指導者と学生との間のコミュニケーションは逆に極めて良くとれていた・・とも言えますよね。

 だいたい「コミュニケーションの不足が原因」と言い出したのは大学側ですからね。 それこそ警察も第三者機関も誰もそんなことは
 言ってない・・・。 学長の説明論旨は根底から完全に矛盾しています。 記者も誰か一人くらいそこを突っ込めよ。

 国会の「モリカケ」問題や日報破棄問題もそうですが、特にメディアが取り上げた時点で彼らは二の矢・三の矢を準備している場合が
 ほとんどです。 下手にその場逃れをするとすぐに次の矢が飛んでくる。 危機管理の策としては最悪です。 いいかげんそのへんを
 学習しないもんなんですかねえ・・・。



 2018年 5月 22日 (火)

  
 【 こんな建造物も 】
 数年ぶりに京都に行ってきました・・と書いても通用しそうな写真ですが
 これでも札幌市内です。 東区の大覚寺、山門は1920年建立だそうです。

 昨年亡くなった伯父の法要で訪れたこのお寺の山門は、北海道内で最大の
 大きさだそうで、「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選ばれているもの
 です。 二層からなる構造は禅宗の建築様式の典型・・・ということです
 が、残念ながらこの方面に造詣が全くない私には豚に真珠であります。

 お寺の前の道は「元村街道」と呼ばれているそうで(私は初めて聞く名前
 ですが)、これは創成川通りが新しくできた際に、創成川通りに対して、
 「以前からある集落の道」という意味でつけられた呼称だそうです。

 確かにカーナビで見ても、周辺には創成川と直角/平行に作られた現在の
 街区の中に斜めに残った通りが混在していて、開拓時代の村落の痕跡を窺
 い知ることができます。 ちょっとした「ブラタモリ」気分ですね。

 北海道は今年がようやく開道150年、歴史が浅い土地だと思っていまし
 たが、なかなかどうして歴史を体感することもできるんだなあ、と改めて
 思った次第です。



 2018年 5月 15日 (火)

  
 夕張太鼓保存会「竜花」の演奏
 【 久しぶりに夕張へ 】
 12日の第66回の「夕張の杜コンサート」に合わせ、久しぶりに夕張へ行ってきました。
 
 天候にも恵まれ、コンサートは大盛況でした。 夕張はまだ桜が残っていて、HP用の写真
 撮影のため初めて足を運んでみた「幸福のハンカチ広場」は、青空と黄色いハンカチと桜、
 という絶好のロケーション。 これは最高の写真が撮れたと喜んでいたのですが・・・。

 気のゆるみか誤操作で画像データを大半消去してしまい、復元ソフトを使っても回収できま
 せんでした。 誰のせいでもなく自分のミス・・・ここ数年では一番というくらい落ち込ん
 でいるところです。 同じ景色を撮るには一年待たなければなりませんが、来年は意地でも
 同じ構図を撮りに行きたいと思います。



 2018年 5月 9日 (水)

          

 【 やっとのお花見 】
 今年の桜前線、もうとうに過ぎたぞという方も多いかもしれませんが、北へ向かうとまだ「今が
 満開」という場所もあります。

 連休も過ぎて少しは人出も減るだろうという読みのもと、遅い花見に出かけてきました。まさに
 今日から満開という場所だったので、みごとな桜を楽しめました。 強いて言えば見えるところ
 ほとんどがソメイヨシノなので、色調が単調と言えば単調ですが、これは逆に全部同じ色で視界
 が埋め尽くされる壮観さもあるので、意見が分かれるところかもしれません。

 多くの桜の名所は絶対に徒歩で見なければなりませんが、ここは車に乗ったままでも充分楽しめ
 るところも特徴です。 お年寄りや障害がある方でも車に乗ったまま楽しめるところはなかなか
 ないので貴重な場所だと思います。

 帰りはちょうど昼時だったので、見晴らしのいい店へ。 薪を使って石窯で焼き上げるのが売り
 だというピザの店ですが、海を見下ろす眺望は最高でしたし、味も評判通りとても結構でした。
 私たちはタイミングよくすぐに席に案内されましたが、16席の小さなお店で営業時間も平日は
 日中の4時間しかないため、とても混み合うらしく、私たちが店を出る時にはもう1時間待ちに
 なっておりました。 あぶないところだった・・・。

 我が家のゴールデンウィークはこれにて終了です。 我が家は世の標準からすれば出不精なほう
 に分類されると思いますが(車が冬の間の5カ月で300kmしか走ってなかったくらいです)、
 たまには遠出もいいもんですね。



 2018年 5月 6日 (日)

          

 【 GWも終わり 】
 あっという間に春の連休ももう終わりです。連休後半は全道的にぱっとしない天気だったようですが
 我が家は結局どこにも出かけずじまいで終わりました。

 桜も札幌圏まではほぼ時季を過ぎましたが、我が家に一本だけある梅は今が満開です。 例によって
 庭いじりに興味のない全く手入れもしていませんが、さすがに満開になった梅の花を眺めると風情を
 感じます。

 最近は「花粉情報」という便利なページがありまして、自分の住んでいる地域の花粉飛散予報を見る
 ことができますが、ここの先数日は気温の低い日が続くせいか花粉の飛散量も少ないようです。春の
 連休が終わって、観光地もそう混んでいないでしょうから、我が家にとってはこれからが行楽の季節
 かもしれません。



 2018年 5月 1日 (火)

          

 【 石炭博物館リニューアルオープン 】
 世間は春の連休の真っ只中ですが、私は相変わらずの譜面&花粉症と格闘中でほとんど部屋から外に
 出ない暮らしを続けております。

 そんなわけで体感する季節感はそれこそ花粉症を除けばゼロですが、部屋の暖房を入れる機会がほぼ
 なくなったことに本格的な春の訪れを感じたりしています。 本当はインスピレーションを刺激する
 ためにも、もう少し外出したほうがいいんのはわかっちゃいるんですけどねえ。

 さて、新聞やTV・ラジオなどでもニュースになっていますのでご存知の方も多いかと思いますが、
 数年がかりでリニューアルを進めていた夕張の石炭博物館が4月28日に開館しました。  展示物
 も見直しを図り、私たちの世代は「模擬坑」と呼んでいた大露頭近くの坑道もまた見学できるように
 なりました。 一階までは無料で立ち入れるようです。 右写真の案内によれば夕張市民とその同伴
 者は2階の展示室も無料で入館できるようですから、地元に家族や友人がおいでのかたは、ご一緒に
 来館すればいいかもしれません。

 石炭博物館は炭鉱の歴史を記録する貴重な施設です。 財政破綻以降はずっと加森観光が指定管理者
 でしたが、昨年から地元NPOが運営する形になりました。 施設の性格上、非営利で管理運営がな
 されることは最もふさわしいことだと思いますが、永続的な運営のための関係者のご苦労は並大抵で
 はないと想像しています。 みなさん、機会があったら是非足を運びましょう。

 実は次回・第66回の「夕張の杜コンサート」は連休明けの5月12日・石炭博物館で行われます。
 今回は夕張出身の「リリーズ」のお二人を迎えてのコンサートです。 入場は無料ですので、新しく
 なった石炭博物館をご覧になられるのと合わせ、たくさんのかたにおいでいただければ幸いです。







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