音風景・夕張 日記TOP




2024年08月


 2024年08月23日(金)
 


【 米不足? 】
TVなどで米不足が伝えられています。全国的にスーパーなどの販売店では品薄状態
 が続いているそうで、実際にわが家の近くのスーパーでもお米の棚は右写真のように
 空になっています。

 きのう民放のテレビを見たら、ひたすら各地のスーパーや米の販売店で米が不足して
 一人当たりの販売数量の制限をしている、といった映像を流していました。

 でもどこの局も、実際に昨年の収量がどうだったか、という数字ははっきり伝えてい
 ません。 そこが一番肝心だし、調べるのは農林水産省のWEBサイトを見ればいい
 だけなので簡単なことだと思うのですけれどね。

 農水省のHPによれば昨年(令和5年)度の主食用の米の収量は661万トン。確か
 に前年よりは9万1000トン減ってはいますが、前年の98.6%穫れているんです。
 騒ぐほどの数字ではありません。マスコミさえ煽らなければ心配ないはずですよね。

 まもなく新米も流通します。家内には「いざとなったらパンでも麺でも食べりゃいい
 から間違っても余分に買ったりしないで」と話しました。何か腹立たしいです・・。




 2024年08月15日(木)
 


【 新盆・終戦の日 】
早いもので父も新盆を迎えることになり、廻向に菩提寺に行きお詣りをしてきました。
 昨年8月から今年7月まで、廻向に来た家族の名を読上げていくのですが、改めて彼岸
 に渡った方がこの寺だけでこんなにいるんだと、自分が人が多い都会に住んでいること
 を実感していたところです。

 数年前に「九十数年生きてきて、印象に残る日を一日だけ挙げるとしたらどの日?}と
 父に尋ねたことがあります。 父の答えは「そうだな、やはり終戦の日かな」でした。

 父は終戦を旧制高校の学生だった仙台で迎えました。 終戦のほぼひと月前、仙台市は
 123機のB-29による空襲を受け、市の中心部の大半を焼失しました。 父の通う
 旧制第二高等学校も校舎を失いました。 父の住む学生寮は郊外の高台にあったために
 父は無事でしたが、空襲翌日に学校の様子を見に行くと、周囲一帯が焼け野原になって
 いて呆然としたそうです。

 高校の友人に仙台市の上層部の子弟がいて、実は父たちは彼から8月14日に「明日、
 日本は無条件降伏する」と聞かされ、「そんなはずはない」と激論になったそうです。
 結局その情報は正しく、玉音放送を聴くことになりました。 もう爆弾は落ちてこない
 という安堵・今まで何年も何をやってきたんだという無常感・明日からどうなるんだと
 いう不安・・・・色々な感情が交錯しながら見上げた真っ青な夏空を、何とも言えない
 気持ちで見上げたことは忘れられないと申しておりました。

 父が亡くなり、賀状のやり取りをしていた級友もご存命なのは確かお一人だけになった
 と思います。 昨今の世界を見ていると、戦争体験者が他界し、戦争の記憶が少しずつ
 薄れていくことは何より危険なことだよなあ、と思ったりしています。




 2024年08月10日(土)
 


【 不気味な一週間 】
宮崎で震度6弱を記録する地震が起きました。 日本国内ではどこに
 住んでいても地震から逃れることは出来ませんし、私たち自身もつい
 数年前の胆振東部地震で震度5強を体感していますから、その恐怖感
 はよくわかります。

 ご存じのように地球はマグマという餡をプレートという薄皮で包んだ
 最中のような構造をしています。地球の場合は餡であるマグマが高温
 で液状になり対流で動いているので、薄皮であるプレートもつられて
 動いています。 

 運悪く日本列島は4枚のプレートが接する場所にあるため、マグマに
 乗ったプレート同士が衝突し跳ね返るときに起こるプレート性の地震
 が多発することになります。

 東日本大震災では、関東以北の日本の国土が載った北米プレートの下
 に太平洋プレートが潜り込み、それが元にはじけることで強い揺れが
 発生しました。

 今は国土の西半分が載ったユーラシアプレートの下に、フィリピン海
 プレートが潜り込んでいて、それがはじけるのではないかと言われて
 います。 右図の南海トラフと呼ばれる継ぎ目ですね。

 まあいずれにしろ人知を超えた規模の現象ですから止めたり避けたり
 出来はしませんが、覚悟と備えだけはしておけ、ということですね。
 特にこの一週間は、水と非常食くらいは手元に用意しておいたほうが
 よさそうです。




 2024年08月01日(木)
 


【 嫌な感じ・・・ 】
今日から8月。あと二週でお盆
 がやってきます。

 墓参りなどで家族が帰省して、
 何かと人の集まる機会が増える
 季節ですが、ここへ来てコロナ
 の感染者数がじわりと増えつつ
 あります。

 外出先で観察していてもマスク
 をしていない人は明らかに増え
 ているし、入口に消毒液を置か
 なくなった店舗も見かけます。

 まあマスクも消毒液も実効性が
 どれだけあったかは?の部分も
 ありましたが、それだけ気分的
 に緊張感が減っているのは事実
 だと思います。

 うがいや手洗い、換気の悪い所
 に多人数が集まるなど、お盆の
 間は油断しないようにしたほう
 が良さそうですね。







 2024年07月01日(月)
 

   
【 十年が過ぎ・・・ 】
本格的な夏が訪れて、周囲の木々の緑がどんどん濃くなる季節を迎えています。
 
 沼の沢の実家を取り壊してこの秋で十年が過ぎました。 取り壊した時には写真
 のように草木も刈って整地もしたのですが、現在はかなり鬱蒼としてきていると
 思います。 住んでいればこそ小まめに雑草を刈ったり枝を払ったりできるので
 すが、離れたところに住んでいると、なかなか小まめに手入れをというわけにも
 いきません。

 更地にしたときに頼んだ業者さんも今は廃業してしまい、手入れを頼むにしても
 どこに頼んだらいいのやら・・とりあえずこの夏は一度見に行かないとなあ。