音風景・夕張 日記TOP





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2020年7月


 2020年07月12日(日)
 
              現在の真谷地市街(3区側の端)
【 真谷地の夏 】
祖母が亡くなって、四十九日や納骨が終わり、
 叔父が祖母の写真を携えて、長年暮らしてきた
 真谷地を久しぶりに訪ねてきたそうです。

 真谷地市街は現在全人口十数名。 すでに取り
 壊された家も多く、キタキツネが白昼堂々バス
 通りを横断していくような状況だそうです。

 バス通りより一段高かった線路のすぐ下の道は
 今はすっかり草原と化していて、街全体が徐々
 に山に還りつつあるように思います。

 写真左端に写る防火水槽など昔の姿をそのまま
 残すものも見てとれますが、人の姿は全くなく
 写真からも生気が感じられないのは悲しいこと
 だと思います。

 叔父は更に奥に行ってきたそうですが、二区の
 始まりの踏切の先にあるゲートが偶然開いてい
 たので、更に奥・二区の「合宿」のあたりまで
 行ってみたそうです。しかし今は合宿も昔住ん
 でいた社宅も、手前の炭鉱病院も、痕跡を見つ
 けることすらできなかったそうです。

 人がいなくなっても季節は変わらず巡り、今年
 も真谷地に夏がやってきました。 真谷地鉱が
 閉山して33年。 今残っている風景も、遠か
 らず消え去っていくでしょう。 私も今のうち
 に真谷地を訪ねてみようかなと思っています。




 2020年07月08日(水)  
【 初物 】
今シーズン初めて夕張メロンを食べました。  例年ですと6月の下旬に
 食べていることが多いので、今年は少し遅めです。 今年は6月が全道的
 な日照不足で農作物への影響が心配されていましたから、夕張メロンもそ
 の影響が出ているのかもしれません。

 ともあれ味はもちろん良かったです。 「共撰」(共同撰別:農協の検査
 を受けシールが貼られている)品なので外観や糖度は基準を満たして出荷
 されていますからおいしいのは当然なんですが、安定した品質で更に個数
 を稼ぐとなると農家の方々は苦労しているだろうなと思います。

 以前、親戚の結婚式が東京であった際に2次会を某有名ホテルで開いたの
 ですが、デザートに赤肉のメロンが出てきました。 それがよくこんなに
 薄く切ったなという分量で、仲居さんに「どこのメロンですか」と尋ねた
 ところ「夕張メロンでございます。おいしいですよ。」と自信満々に答え
 られたことがあります。 その場の全員が夕張から来ていると知ったら、
 きっとびっくりしただろうな。味もねえ、ちょっと残念だったし・・・。

 2週間ほど前に頂き物で熊本産のメロンを食べました。 青肉のメロンで
 香りも青肉らしい爽やかさで、夕張以外でもメロンのブランド化は進んで
 きて遜色のないレベルまで来たんじゃないか・・とその時は思いましたが
 やっぱり改めて食べるとね、夕張メロンはキャラが立ってるとでも言いま
 しょうか、さすがだわ夕張メロン。




 2020年07月01日(水)  
【 YouTube公開 】
今日から7月。 もう今年も後半戦に入ることになりますが、全く実感が
 湧かないのは、曇天続きの空模様のせいではないでしょう。

 それは単に時の経つのは早いもんだ的な感想でもなく、初春からの感染症
 拡大のせいで、例年ならば雪が解けるのを待ち望んで色々な楽しみを開放
 してきた「春」を、今年に限っては全く感じる余裕がなかった、というこ
 とだと思います。 季節が一つ完全に抜け落ちた感じとでもいいますか。

 5月に亡くなった私の祖母の葬儀も私たちは行けず、数日前の四十九日に
 ようやく参列することができましたが、こちらも未だに実感が湧いており
 ません。 年明けに見舞いに行った時の記憶で時間が止まっています。

 私も多少関わってきた「夕張の杜コンサート」も、3月以降ずっと中止が
 続いています。 コンサートやライブはいわゆる「クラスター」の発生源
 となりますので止むを得ませんが、とても残念です。

 少しでも演奏の機会をということで6月に予定されていた「第87回」は
 無観客で開催し、動画でご覧いただくことにしてみました。 右の写真を
 クリックしていただくとYouTubeで動画を見ることができます。
 どうかぜひご覧ください。

 また次回「第88回」(7月18日、会場は夕張の「りすた」)は今のところ
 予定通り開催の予定ですので、感染対策に充分ご配慮いただきながらおい
 でいただければ、と存じます。