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2011年 9月


 2011年 9月 27日 (火)


本文とは全く関連がないけれど。
このあいだ、街で偶然に撮った一枚。
4人乗りはすごい・・・。  「母は強し」である。
くれぐれも交通事故には気をつけて。

 【 想像外 】
 タイトルは「想定外」の間違いではありません。 想像できる範囲を超えた「想像外」
 というお話。 科学というよりホラ話(失礼)なんじゃないかと思うくらい。

 新聞にも出ていた「ニュートリノ」。 光より速いことが確認されたそうなんですが、
 何でそうなるのかはもう理解不能です。 

 それこそ大学の物理の時間にやった相対性理論の式は
  T=T√{1-(V/C)2} だったと思います。(記号は下記通りです。)
      T:移動動する物体の中での時間
      T : 実際の時間
      V : 移動する物体の速度
      C : 光の速度
 物体の移動速度Vが光の速度Cに近づけば近づくほど、(V/C)2は1に近づくので、
 √の中の数字はどんどん小さくなり、Tは小さい数字になります。  例えば物体の
 移動速度が光の半分だとすると、T=0.866T となります。 これがどういうことか
 というと、例えば光の半分の速さで移動する乗り物に乗ると、中で86.6時間しか過ぎ
 ていないうちに、外では100時間が過ぎているという、浦島太郎の竜宮城みたいな話
 になるわけです。 理論上は光速に達した瞬間、乗り物の中では時間が静止することに
 なるのですが、光の速度に達するにはエネルギーだけあって質量が無いか、質量がある
 ならエネルギーが無限大にあるかでなければならないので、光の速度には達しない。 
 ・・・大学の授業ではそう習った覚えがあります。

 今回のニュートリノは波動エネルギーだけの光と違って、ちゃんと質量があるそうです。
 それが光速を越せるのは「負の質量」を持っているからだというのですが、「負の質量」
 って何・・・? こうなるとイメージすら湧きません。  大学時代に物理の先生が、
 黒板三面分を二度消して証明した「ワープは不可能」が、今度は「可能」ということに
 なるんでしょうか。 今の科学の世界はSFの先を行っているのかもしれません。



 2011年 9月 21日 (水)         【大学内見取図】


会場のA304教室は図の位置の3階。 図の右側にある
玄関から階段を上ったところにある。


 【 あの場所か・・・ 】
 すでに新聞などでも紹介されていますが、室蘭工業大学の大学祭の企画として、
 夕張市の鈴木市長と室蘭市の青山市長の公開対談が行われます。

  日時:9月23日13:00~
  場所:室蘭市水元町27番1号
      室蘭工業大学 A棟 A304教室

 大学祭実行委員会のHPにも紹介記事があるようです。

 市長として日本一若い夕張の鈴木市長と3番目に若い青山市長の対談。 どんな
 お話をされるのでしょう。  特に事前の申込み等は不要で、一般聴講もできる
 そうですので、ぜひ聴いてみたいところですね。

 会場のA304教室は右図の3階です。 階段状の教室で確か300人くらいの
 キャパの部屋のはずです。 建物の入り口は図の右側面にあります。 なお室蘭
 工業大学に駅からタクシーで行く場合、行き先を「室工(むろこう)」と言わな
 いでくださいね。 「室蘭工業高校」に連れて行かれますから・・・。

 で、なんでこのへんの内情に詳しいかと申しますと、実はここが私の母校だから
 です。(最近勘違いされるのですが、私、音大出身じゃないんですよ。)

 しかもA304教室は、30数年前に私の卒論審査会があった部屋で、緊張の汗
 をかきながらプレゼンをした思い出の教室なんです。 

 ずっと忘れていたのですが、私はこの卒論審査会で死にかけました。 比喩では
 なく文字通りの意味で、発表中に天井の一部が崩落(!)、というアクシデント
 に見舞われたんです。 壇上でスライドを説明していた私が「そこに立つと図が
 見えない」という声で立ち位置を変えた直後、さっき私が立っていた場所に40
 cm四方ほどのコンクリートの破片が落ちてきて・・・おかげ様で今も生きてお
 りますが、今なら怪我がなくても充分新聞ネタですよね。
 
 今回の対談の話で会場を確認したのがきっかけで、ずっと忘れていたこの一件を
 思い出した次第です。 私にとってはまさに「あの場所か・・」という気分なん
 ですが、こういうのも「縁」っていうんですかねえ・・・。



 2011年 9月 18日 (日)
 【 故郷への思い 】
 今月は芭蕉の歌の引用からこの欄を始めましたが、今朝の道新・日曜文芸の欄に、私の母の詠んだ句が掲載されました。

 母が句をやっていたなんて全く知りませんでしたが、当人も全くの気まぐれで初めて投稿したそうで、父にも何も話してい
 なかったらしく一同かなりびっくりしました。 

 改めて句を読んでみると(句の出来不出来はともかく)、やっぱり母も故郷への思いは強くあるんだなあと思った次第です。



 2011年 9月 16日 (金)
 【 ネットで見つけた 】
 インターネットで偶然見つけたのですが、明日9月17日から10月16日の間の土日祝日:13日間にわたり、夕張市内
 と札幌で「夕張清水沢アートプロジェクト」という催しがあるようです。 

 私もネットで見つけただけですので詳しい内容は知らないのですが、まずはこちらのHPをご覧ください。
 「ダウンロード」の項で日程・会場等のpdfファイルを見ることができます。 メイン会場は旧北炭清水沢発電所、札幌
 市内では大通西5丁目の昭和ビル(地下鉄大通駅の一番西側の出口のあるビル)地下2Fで関連展示があることになってい
 ます。 面白いところでは「北炭送電線をたどるバスツアー」(10月8日開催)なんてものもあるようです。 

 ちょうど芸術の秋などという季節でもあります。 興味のあるかた、いかがでしょうか。



 2011年 9月 15日 (木)


近くのスーパーで今朝限定販売してた夕張「うさぎや」
の「シナモンドーナツ」。家内は甘いものに目ざとい・・。



 
昨日ちゃんと食べることができた先日のスイカ。
 お知らせ
 このところ天候不順で、一日中晴れという日がしばらく無いような気がします。
 みなさんのところはいかがでしょうか。


 さて、今日はこのHP&日記について重要なお知らせをお伝えしたいと思います。

 このHPについては、だいぶ以前から容量の不足が問題となっておりましたが、
 今のままではやりくりも限界にきておりました。  そこで今回思い切ってHP
 を移転することにいたしました。 

 内容につきましては移転後も当面変更しないつもりですが、URLは変更になり
 ます。 また、同時に加入プロバイダも変更する予定ですので、私個人のメール
 アドレスも変わります。(現在のniftyが今まで何回かトラブルを起こしており、
 セキュリティに信頼がおけないこと、またトラブル時の対応も最低だったため、
 これなら少しでも安いプロバイダのほうがマシ、と思うに至りました。)

 予定では使用料を今より安くしつつHP容量を10倍にできると見込んでます。
 計算上は現在の圧縮率なら夕張市内の全小中高の校歌を載せても充分余裕がある
 態勢にできるはずです。

 実際の移転は10月下旬となる見込みです。 移転後も1ヶ月程度はプロバイダ
 を重複加入して、現URLには移転のお知らせと新URLへのリンクを表示する
 予定ですが、それを過ぎますと、現在のURLでは何も表示しなくなります。

 こちらを良くご覧いただいている方々には、ショートカットやリンクを変更して
 いただかなくてはなりません。 実際の移転が近づきましたら、この欄で改めて
 ご案内を差し上げますので、お手数ですがどうかよろしくお願いいたします。

 先日も少し書きましたが、現在制作を進めている曲をHPにアップすると、ほぼ
 容量を使い切るはずです。 この曲を公開したら、移転作業に入りたいと思って
 います。 今後ともこのHPをよろしくお引き立てのほどを。



 2011年 9月 11日 (日)


近くを飛んでいた飛行船。 右から風を受けているので
舵を右へ当てているほか、ラダートリム(先日トイレから
戻った機長にドアを開けようとして副操縦士が間違って
操作し、機体を急降下させてしまったたあれである。)も
右に切っているように見える。

 【 落ち着かない空 】
 ここのところ不安定な天気の日が続いております。 「秋の空」は不安定なもの
 の代表みたいなものですから仕方ないのかもしれませんが、なんとなく気分の方
 までどんよりしてくるのは、私が文字通り「お天気屋」だからでしょうか。

 などと言いながら家内と空を見上げると、すぐ近くを飛行船が飛んでいました。
 広告用に飛行していたようですが、飛行船はエンジン音が小さい(浮かすために
 エンジンを使う必要がないため)ので、空を見るまで全く気付きませんでした。

 飛行船は燃料消費も少ないし、音も静かで航空機として優れた点は多いのですが
 風に弱く、乗客数に比して機体が大きく、離着陸や係留に人手が必要なのが難点
 で、定期便としては中々モノになりません。 昔と違ってヘリウムを使っている
 ので今や爆発の心配もありませんから、もうちょっと見直されてもいいような気
 もしています。 いっそ昔のツェッペリン伯号くらい巨大で優雅なものを作れば
 お金と時間のあるかたが利用するかもしれないのにねえ。


 と、まあ空模様の不安定なのは秋だからしょうがないですが、政府内閣が不安定
 なのはいただけません。 このままでは日本は飛行船ではなく、エンジンも舵も
 ない気球のようにあらぬ方角に流されていってしまいそうです。

 就任9日で辞任した道選出の大臣に至っては、まるで小学生のような発言(もは
 や発言というレベルにも値しない)が辞任理由で、開いた口が塞がらない・・。
 私は古典落語が好きでよく聴きますが、落語には八つぁん熊さんのほかに、必ず
 大店(おおだな)の主人とか大家さんのように、分別があって人を諭すことので
 きる大人が登場するものです。 いつの頃からか日本にはこういう大人がいなく
 なってしまった。 若々しいのではなく子供じみていて、人を怒れるけれど諭せ
 ない・・・・こんな大人ばかりになってしまった気がします。 これはもちろん
 自戒も込めてですが、もうちょっと本当の分別というものの何たるかを、真剣に
 身につけなくちゃいけませんよねえ・・・。



 2011年 9月 8日 (木)
 【 再興なるか? 】
 昨年から休止状態の「ユーパロの湯」ですが、夕張市のHPによれば管理業者の再公募が行われることになったようです。
 詳しくはこちらをどうぞ。 10月上旬に公募開始、11月下旬には事業者を決定する予定とありますね。 私の周りでも
「ユーパロの湯」のファンはけっこう多いので、何とか存続してほしいと思っています。

 
 現在は久し振りに夕張をテーマとしたオリジナル曲の作曲を進めています。 もうかれこれ4年近くも作ってはやり直し、
 を繰り返してきたのですが、ようやくアウトラインはまとまってきましたので、これから1ヶ月で一気に作業を進めようと
 思っています。 最近は重いテーマを何とか形にしようと悪戦苦闘を続けていたので、眉間の皺まで増えたような気がして
 きました。 完成後はHPでも公開予定です。 また改めてご案内したいと思いますので、よろしくお願いします。



 2011年 9月 4日 (日)


3灯式のLEDライトは明るさも充分。 価格¥1480。
点滅機能もあり。

 【 備えあれば・・・ 】
 昨日から今日にかけて、台風の影響で道内各地にも気象警報が発令されました。
 幸いにして本州ほどの被害は無かったようですが、備えをしておくに越したこと
 はありません。

 折しも9月1日は防災の日だったこともあり、先日近くのホームセンターで以前
 から備えておこうと思っていた物を買ってきました。 手回し充電式の懐中電灯
 です。 本体のハンドルを1分ほど手で回すと、15分ほどLEDを点灯できる
 というもので、電池式のように「いざという時に電池切れ」という事態を防げる
 ので横着な我が家にはぴったりな商品です。

 売り場には何機種か商品がありまして、中にはソーラー充電併用のものもあった
 のですが、こういうものは単純なものほど良いので、オーム電気製の手回し充電
 のみのタイプにしました。 電気部品やオーディオなどで名前を知っている会社
 ですし、防滴仕様であることも非常時を考えると選択ポイントです。 

 実際に試して、想像ほどハンドルを回さなくても長い時間点灯できるようですし
 電池が残った状態でスイッチを切っても、数日という程度の時間では自然法電も
 しないようで、中々の優れものでした。 「備えあれば憂いなし」といいますが
 これからの台風シーズン、どうか準備は万全に・・・。。



 2011年 9月1日 (木)


農場主の母の話によれば、あと10日くらいで食べ頃
になる予定だそうで・・・。

 【 まだ残暑 】
 今日から9月。 といってもまだ夏の名残りはそこかしこに残っていて、北海道
 の夏もだんだん長くなってきているのかなと思ったりしています。

 手元にある岩波文庫の「おくのほそ道」によれば、新暦換算の9月1日には芭蕉
 は金沢に逗留中で、次の句を残しています。

 
秋涼し 手毎(てごと)にむけや 瓜茄子

 「涼しい秋風が吹いてくるようになった。このもぎたての瓜やなすびをめいめい
 で皮でも剥いて気楽にごちそうになろう。」という句意だそうですが、温暖化は
 進むわ、ハウス栽培でどんな野菜でも一年中食べられるようになるわで、芭蕉の
 句の季節感も、近年は台無しになってしまった感があります。

 我が家の庭でも二個目のスイカがまだ成長中。 スイカと言えば夏の味覚の代表
 選手で、これまた暦の季節感とはマッチしませんが、開き直ってもう少し行く夏
 を満喫するのも楽しいかもしれませんね。







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記