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2012年 4月


 2012年 4月 28日 (土)
 全783ページと思ったより厚い。 [\2200+税]

 【 ミシュランガイド 】
 話題の「ミシュランガイド北海道2012」を買ってみました。

 夕張市内では夕張鹿鳴館」の「ミレディ」が、星には届かなかったもののお勧めと
 して掲載されたことは、既に鈴木市長もツイッターで紹介されたりしていますが、
 「ミレディ」以外にも紹介されている店が3つあります。

  ・居酒屋「俺家(おれんち)」 本町3丁目71
  ・ホテル シューパロ     本町2丁目216
  ・ホテル マウントレースイ  末広2丁目4

 ミシュランガイドといえばレストランの格付け本、というイメージが強いですが、
 もともとは旅のガイドブックなので、当然ホテルも掲載されているんですね。 

 ずっと人口の多い岩見沢市が2店のみの紹介ですから、夕張市内から4店が掲載さ
 れたというのは大健闘といっていいのかもしれません。

 ちなみにさっき「ミレディ」のHPを覗いたら、ミレディではガイドブック掲載を
 記念して、お食事時にミシュランガイドブックを呈示すると特典があるようです。
 今日から連休という方もおいででしょう。 足を運んでみてはいかがでしょうか。
 


 2012年 4月 27日 (金)
 崩落現場は黄色で囲んだ付近と思われる。
 (注:
この写真は崩落以前のもの。)
 【 危機一髪 】
 道内の方はすでにニュース番組などでご存知と思いますが、今朝7時10分過ぎ、
 JR北海道の夕張駅発・千歳行き列車の運転士が、鹿の谷駅手前で異常な縦揺れを
 感じてJR北海道の指令センターに連絡、JRと警察が駆けつけてみると、線路の
 下の土砂が長さ30m、深さ5mにわたり崩落していたそうです。

 検索していただければ詳しい内容はお判りかと思いますが、写真やビデオ映像から
 推定すると、どうやら右の写真のあたりのようです。(多少の誤差はご勘弁を。)
 北高に汽車通学していた方はよくご存知の場所だと思いますが、かなり大きく崩れ
 てしまいました。 

 列車通過前から崩れていたら、もちろん運転士が気が付くでしょうし、停止できな
 ければ土手下に転落しているでしょうから、列車は自分の重みで地盤を崩しながら
 走ったのでしょう。 まさに危機一髪ですよね。

 それに私たちが通っていた頃は朝など4両編成でしたが、この頃は利用者減で1両
 だけで走っていますから、これも幸いしたと考えられます。 もし2両以上の列車
 だったら、2両目以降は完全に脱線し、おそらく引きずられて全車両が土手の下に
 転げ落ちることに・・・そうなれば線路下の民家も無事で済むはずはありません。
 大惨事にならなかったのは、ほんとうに不幸中の幸いだったと思います。

 それにしても、ここがそんなに地盤が弱かったという印象はありません。もちろん
 造成したばかりでもなし、大雪も今まで何度もあったはずなのですが、今になって
 なぜ土砂崩れが起きたのでしょう? 確かにこの冬は記録的な大雪でしたが、それ
 が影響しているのでしょうか? 

 夕張線(正確には石勝線の支線に過ぎないのですが)も、今や有人駅は新夕張駅と
 清水沢駅だけです。 当然保線関係の職員も以前よりずっと減っています。 今回
 の土砂崩れは人身事故になりませんでしたが、夜間などに同じ事態が起こった時に
 本当に安全が確保できるのか、いささか心許ない気もしています。
 


 2012年 4月 25日 (水)
 【 黄金・・・からは遠いな・・・ 】
 まもなくゴールデンウィーク:黄金週間が始まりますが、今日の「黄金」はその話ではありません。

 年々見る気がしなくなるテレビ番組ですが、春から始まった番組の中で数少ないお気に入りがNHK総合で月曜(日曜夜)0:40~
 放送している「頭のしびれるテレビ」です。 ふざけたタイトルですが実はこの番組、「数学」を題材にしたものなんですね。

 その番組の少し前の回で「黄金比」のことが取り上げられました。 均整のとれた物事は必ず黄金比に裏打ちされているとされ
 紀元前から概念があったんだそうです。 身近な例では名刺の縦横比が黄金比で、1:1618 ほどになります。
 
 番組で人間も均整のとれた人、たとえばミケランジェロの「ダビデ像」などでは、地面からへそまでの高さと身長の比は黄金比
 なんだそうです。 本当かなと思って、私が顔と名前が一致する中で一番小顔で足の長い印象のある、女優の観月ありささんで
 計算してみましたら、1:1.608 でした。(男性で試したかったのですが、おへそが写っている全身像って意外にないんで
 す。 彼女ならインターネットにたくさん水着の写真があったもので。) みごとに黄金比ですよね。

 もちろん自分自身でも試してみました。 ご推察のとおり全く黄金比になりません。 逆算すると足をあと20cm伸ばさないと
 ダメみたいです。  そりゃそうだろうな、やっぱり・・・・。



 2012年 4月 18日 (水)
 平成24年度の夕張市の予算を月収20万円の
 家庭に例えた場合の使い途のグラフ。

 【 これで暮らせる? 】
 前にも書いた気がしますが、夕張市のHPから「広報ゆうばり」のpdf版を見る
 ことができます。 4月号は3データに亘って掲載されていますが、p6~p11の中に
 興味深いグラフが出ていました。

 平成24年度の夕張市の予算を、月収20万円の家庭に見立てると、どんな費目に
 どれだけお金を使っているのだろう、という円グラフです。

 実際に記載されていたのが、右のグラフなのですが、何を何に見立てたかというと
  生活費 ← 経常事業・人件費
  臨時費 ← 臨時事業(修繕等)
  仕送り ← 特別会計繰出し金
  ローン ← 債務負担行為・公債費
  貯金  ← 基金積立金・予備費
 だそうです。 気になる「ローン」は5万円弱といったところですか。

 なかなかおもしろいですし、20万円の収入で5万円のローン・・・・住宅や車の
 ローンを抱えたサラリーマン家庭なら実際にありそうな数値ですが、それで納得し
 て大丈夫かどうか、ちょっとピンとこない気もしますね。 

 「広報ゆうばり」にはこのグラフのほか歳入構成比率も出ていますが、改めて思い
 知らされるのは、今の自治体は地方交付税交付金で生きているという現実です。
 夕張の場合も歳入の51.9%は地方交付税です。  市税はわずか9.0%、ひねくれた
 見方をすれば、人口が減ってもあまり税収に影響がないと言えるかもしれません。

 折しも消費税増税が論議されている最中ですが、中央からの交付金も元をただせば
 出所は一つ。 夕張市に限らずですが、いわゆる「ヒモ付き(使途指定の交付)」
 の予算も多いと聞きます。 本当に地元の声に沿った使い方がされているや否や、
 どうも「増税は必須」という声に素直に賛成する気になれないんだよなあ・・・。
 


 2012年 4月 14日 (土)
 【 途中下車もまた 】
 鉄道の旅なら番組タイトルになりそうな「途中下車」ですが、自由が売り物の自動車の旅も、高速道路を使うといろいろ制限が
 あって「途中下車」が億劫になりがちです。 何しろ高速道路はインターチェンジ以外は道路に出入りすることができませんし
 Uターンもバックもできません。 そもそもせっかく高い通行料を払ってまで短時間で目的地まで着こうとしているのですから
 頻繁に高速道路を降りていたのでは何のために高速道路を使っているのか判らなくなってしまいます。

 もうひとつ高速道路の「途中下車」が敬遠される理由は、料金体系にあります。 
 目的地まで一度も高速を降りない場合と、いったん高速道路を降りて同じインターからまた高速に戻る場合とでは、後者の方が
 割高になるんです。 例えば千歳からトマムまで高速道路を使った場合、一度にトマムまで行けば¥2900ですが、一旦夕張
 で降りると、千歳~夕張間が¥1350、夕張~トマム間が¥1750で合計¥3100になります。 高速道路の途中下車は
 時間もお金も余分にかかるというわけです。(※料金の数字は普通車の場合です。)

 それで、ということだと思いますが、このほど「夕張・むかわ・占冠立ち寄りパス」というものができたそうです。 
 
 対象はETC搭載車で、4月28日~10月28日までの土日祝日のみのサービスのようですが、通行料金が「途中下車」した
 場合でも直通料金と同じになるほか、申し込み完了メールを印刷して呈示(携帯電話から申し込んだ場合は、完了通知メールの
 画面を呈示)すれば、優待施設での割引も受けられるようです。 申し込んで使用しなくても特にキャンセル料がかかるわけで
 もありませんし、直前に申し込んでもOKのようですので、これから春の連休もありますし、利用してみてはいかがでしょう。
 特に道央道の延長区間をこれから走ってみようか、という方にはうってつけかと思います。

 希望を言わせていただけば、どうせコンピューター処理なんでしょうから、一度申し込んだら期間中ずっと対象ICのどこでも
 何度でも自由に乗り降りできると良かったのですが・・・。 使用する人にちょっとでも「面倒だ」と思わせてしまうと、普及
 しないと思うんですよね、こういうの。



 2012年 4月 11日 (水)
 【 女子(?)会 】
 母が夕張(登川~真谷地)時代の級友たちと「女子会」に出かけてきました。   知りあってから70年を超す方々ですので
 今や女子会の「子」の字が適当かどうかは?としても、とりあえずみなさんお元気で何よりです。

 以前は温泉町まで出かけていたのですが、最近は移動も億劫かつ時間も勿体ないらしく、市内のホテルで済ませるようになりま
 した。 聞けば「10時間くらいずっと喋っている」らしい・・・酒も入らずこれだけ話すことがあるというのは、男には理解
 できませんが、こういうところは女子高生の頃と変らないものなんですかね。 私が同じ年齢になったら、あの元気がある自信
 は正直とてもありません。 凄いわ、ほんと・・・。



 2012年 4月 10日 (火)
本文とは何の関係もないけど、あまりヘリ↑が
ずっと同じ所でうるさいので望遠で撮ってみた。
かなり離れた場所だが、塗装などから調べると
消防局のヘリと判明↓ ネットの力は凄い・・。

 【 やっぱり言わなきゃ 】
 今日はようやく春らしい日和になりました。 もう雪はうんざりです。

 そうしてようやく暖かくなってきたこともあり、春物の服も多少買い足そうと思い
 近くの某衣料品店に行ってきたのですが。 

 レジカウンターの上に店のカタログが重ねて置いてあったので、「これ、頂いても
 構いませんか」と聞いた私に若い男性店員は
「大丈夫です。」と答えました。

 これ、変ですよね、答えとしては。 何だよ「大丈夫」って・・・心の中ではそう
 思いましたが、口にはしませんでした。 家内も同じところに引っ掛かったらしく
 帰りの車中で、その話になりました。 いちいち目くじらを立てるほどのことでは
 ないのかもしれませんが、友人同士の席でならともかく、仕事として口にするなら
 やっぱりおかしいよね。 家内とはそういう話になりました。

 もちろん彼ら自身は悪気があって使っているわけではないのですが、だから余計に
 性質が悪いとも言えます。 言わなきゃいつまでもこっちの違和感は伝わらない。

 だから次からは例え口うるさいオヤジだと思われようと、「そういう時は『どうぞ
 御持ちください』と言うんだ」と口に出して言うことにしようと思います。 私は
 間違ってはいないよね・・・・。



 2012年 4月 7日 (土)

 このところ毎日雪が降っている気が・・・。
 【 春よ 来い 】
 道内の大方のみなさんのところも同じだと思いますが、今年は春の到来が遅いです。
 我が家の前も路面は出ましたが、周りの雪はなかなか減りません。 4月に入って
 一週間たった今日もまた雪です。 私は生活が直接天気に左右されませんが、農家
 の方々などは作柄に直結しますから気が気ではないでしょう。

 いつもですと4月に入るとすぐに乗用車のタイヤを夏用に交換するのですが、今年
 はまだやっていません。 まあ路面に白く積もるほどの雪も降らないでしょうが、
 夜間のことなど考えると用心した方がいいような気もしまして。

 東京などはすでに桜の季節のようです。 北海道はまだ桜は先ですが

 
 散る花を 惜しむ心やとどまりて また来ん春の たねになるべき

 というのは、西行(NHKの「平清盛」で鳥羽上皇の妻・待賢門院璋子と道ならぬ
 恋に落ちて出家する場面がありました)の句で、私はこの句が気に入っています。

 春は先ですが、なかなか近づかない春を思いながら待っている今も悪くはないのか
 なと、雪空を眺めながら思ったりしています。



 2012年 4月 4日 (水)



 【 50000 】
 台風並みに発達した低気圧のおかげで全国的に大荒れの天気で、回りもすっかり雪景色。
 なんだか今年はいつまでも春が来ない感じがします。
 
 さて、本日おかげさまで、このHPのアクセス数が5万回を越しました。 特に意識して
 宣伝しているわけでもなく、内容もかなり限定されたHPであるにも拘わらず、ここまで
 回を重ねてこられましたのは、ひとえにこのページをご覧頂いているみなさんから折りに
 ふれ頂戴する声に支えられてのことだと感謝しております。
 
 この先後も相変わらずのスローペースではありますが、長く続けていきたいと思っており
 ますので、どうかよろしくお願いいたします。



 2012年 4月 1日 (日)

 【 笑えない4月1日 】
 今年も最初の四半期が過ぎまして、今日から4月です。

 4月1日はご存知の通りエイプリル・フールで、イギリスなんかは「そこまで手間暇をかけ
 るのか・・・」と呆れるほど熱心に嘘に取り組んでいますし、ネットの動画サイトなどでも
 いろいろ趣向を凝らしたウソが流されているようです。 まあ大半は他愛のないものが多い
 ので、これはこれで楽しめばいいかと思うのですが・・・。

 震災からちょうど1年の先月11日に「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」
 という本が出版されたので、私も読んでみました。(Amanonでも買えるようです。)

 タイトルに「調査報告書」とある通り、本というより「資料」に近いですから、技術用語や
 数字が苦手な人には部分的に辛いかもしれませんが、総じて実際に関係者に確認した事象が
 淡々と書かれていて、それだけに内容が重く感じられる本だと思います。

 ただ案の定と申しますか、読み進むにつれ当時の政府や原子力保安院それに東電が、いかに
 嘘ばかりを伝えてきたかということが良く判ります。 彼らは結局今回の事故を「想定外」
 のひと言で「天災」として片付けようとしているようですが、確かに地震と津波は天災でも
 それが今回の事故になったことは、人災以外の何物でもありません。 同じ嘘でも4月1日
 のウソとは質が全く違って、こちらは笑うに笑えません。

 情報が氾濫している現在、何が真実かを見極めることは難しいことですし、個人的にはこの
 本の論調に同意しかねる部分もありますが、事故の資料の一つとして一度ご覧になることを
 お勧めしたいと思います。 







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記