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2012年 7月


 2012年 7月 29日 (日)


 【 盛夏 】
 ここ数日、道内各地も厳しい暑さが続いています。 岐阜の38℃などとは比較に
 なりませんが、30℃以上は暑さに慣れていない道産子には充分酷暑です。

 24”ディスプレイ使用のデスクトップや、片側130Wのモニタースピーカーと
 いった熱源だらけの私の部屋は、ほっておくと35℃を越します。 室温が32℃
 を越すと、さすがに集中力がなくなってくるので、エアコンのスイッチを入れます
 が、少しでも節電しようと設定温度を29℃にして何とかしのいでいます。

 昨日の夕方、西の空をみるときれいな夕焼けでした。 「これは明日もいい天気に
 なるかな」と思っていると、案の定今日は朝からいい天気で、HBCの札幌中心部
 のライブカメラ映像によれば、午前10時ですでに29℃近く。  この調子だと
 今日も真夏日でしょうか。

 でも北海道の暑い夏は、せいぜいあと10日。 お盆を過ぎると、朝晩など涼しい
 を通り越して寒いくらいになってきますから、この暑さも楽しむくらいの気持ちで
 いたいと思います。



 2012年 7月 27日 (金)
 【 工業高校校歌 編曲 】
 しばらく前から着手していた夕張工業高校の校歌の編曲がようやく終わりました。

 作曲されたのが昭和18年とありますので、戦時中に作られた校歌ということになりますね。 市内の校歌の中では歴史の
 ある曲のひとつです。 曲は2拍子で28小節(4拍子換算で14小節)・・・4拍子で18~20小節が多い校歌の中に
 あっては非常に短い部類に属しますが、間奏を長めにして何とか3分16秒に収めました。

 これで24校の編曲が済んだことになります。 校歌のない学校もありますので、小中高に限れば半分以上は編曲したこと
 にはなるのですが、最初に北高校歌の編曲に取りかかったのはもう6年以上も前ですので、全校の編曲を終えるには、まだ
 まだ時間がかかりそうです。 まあ根気だけはあるつもりなので、これからも地味に続けていきたいと思います。



 2012年 7月 24日 (火)


 【 ソラソドソラソ 】
 毎度書いておりますように、私は植物に関する知識が完全に欠落しております。

 ですから「アマリリス」も、私の小学校の音楽の教科書にも載っていた、あの曲の
 ほうなら知っていますが、どんな花と言われても全く知りませんでした。

 それが数日前、両親の居室に奇妙な鉢植えがあるのに気が付きまして(植物に全く
 興味のない私にしては、ここで鉢植えに気が付いただけでも珍しいのですが)、母
 に尋ねてみると、それがアマリリスだというんです。 こんな大輪の花が咲くとは
 意外でしたが、それより葉が全くないのに花が咲くという事のほうに驚きました。
 なんだか奇妙というか不自然な感じですよね。
 
 改めてネットで画像を検索して見ると、確かに茎だけで咲く場合もあるようです。
 ちゃんと葉がある場合もあって、このアマリリスも数日経った今は葉が出てきまし
 たから、育て方なのかもしれません。(もちろん、どうしたら葉が付くのかは知り
 ませんが。)

 曲の「アマリリス」のほうは、確か小学校5年の時の音楽の教科書に載っていたと
 思うのですが、簡単な曲ですからリコーダーで練習させられた記憶があります。 
 何度も吹いているうちに、曲をそのまま音名で覚えてしまい、これがまた小さい頃
 に覚えたものですから中々忘れないもので、今でもちゃんと言うことができます。

 それがタイトルの「ソラソドソラソ」で、このあと「ララソラソファミレミド」と
 続きます。 改めて文字にすると、なんだか呪文みたいですね。

 こんな「呪文丸暗記」が音楽教育として良かったかどうかは別にして、半世紀近く
 経っても覚えているんですから、小さい頃の教育というのは影響力があるよなあ、
 と今更ながら思ったりしております。



 2012年 7月 22日 (日)


インバーター内蔵の発電機と自作のケーブル。
 【 計画停電に備え 】
 いよいよ明日以降、道内でも電力が不足した場合に計画停電が行われるそうです。
 すでに毎月の検針票に、そこが停電停電時にどのグループに属するかが記載されて
 いますが、電力が不足した場合(現在の電力使用率はこちら)、これに従って1回
 に2時間半程度の停電が行われるということです。

 北海道電力の計画停電の各グループ別月間カレンダーがこちら(5ページ目)にありま
 すが、思った以上に複雑で注意していないと間違えてしまいそう・・・。

 今年は猛暑にはならなさそうな気象予報なので、実際には停電が行われすに済むか
 もしれませんが、わが家も一応備えだけはしておこうということになりました。 

 そこで、キャンプ用に十年以上も前から持っていた発電機を使って給電することを
 考えてみました。 発電能力は900Wしかありませんから、余り大きな消費電力
 のものは使えません。 まずは普通の日常生活にどんなものが必要なのか、夜間を
 想定して電力を計算してみました。

  ・LDK照明    : 46W+23W
  ・冷蔵庫      : 294W(コンプレッサーONの最大時)
  ・テレビ      : 223W
  ・トイレ      : 7W+12W
  ・電話/ルーター他 : 50W
    合 計     : 655W(発電機負荷率=72.8%)

 これくらいの電力なら、発電機に多少の余裕を残して使えそうです。 無線LAN
 のルーターは動いていますから320WのデスクトップPCは無理にしても52W
 のノートPCなら大丈夫。 TVなどニュース以外はスイッチを入れなくても全く
 かまわないでしょうし。

 具体的には、まず家のメインブレーカーと子ブレーカーを全て切ります。 これで
 建物は北電の送電線と接続が切れて独立した状態になります。 次に写真のように
 両端がオスの電源ケーブルを作って発電機と電力を使いたい部屋にあるコンセント
 を接続します。 これで子ブレーカーの入切によらず、そのコンセントと同じ子ブ
 レーカー系統の機器に電気が供給されます。

 もし他の子ブレーカー系統の機器を使いたい場合は、発電機を繋いだコンセントの
 属する子ブレーカーと、使いたい機器の属する子ブレーカーだけをONにします。
 これでメインブレーカーを切にしたまま、子ブレーカー間で電気が供給されて機器
 が使えるようになります。 わが家は5系統の子ブレーカーがありますが、居間系
 の子ブレーカーとトイレ系の子ブレーカーだけをONにして使えばいいようです。

 実際にブレーカーを落としてテストもしてみました。 ごく普通に暮らせます。
 正直、今回の計画停電のもたらす不便は「だから原発が必要なんだ」という方向に
 結びついているようで、あまりいい気分ではありません。 電力会社に脅しをかけ
 られているような気さえします。 天邪鬼な私は「ならば意地でも普通に暮らして
 やるぞ」と思ったりしているわけで。まあ普通そこまで意固地にならなくてもね。


 注)これを読んで実際に真似をする人は・・・いないとは思いますが、念のため
   ご注意を。 
両端オスのケーブルは感電につながるので非常に危険です。
   
ケーブルの抜き差しは必ずメインブレーカーを切り、発電機も停止した
   
状態で行ってください。



 2012年 7月 20日 (金)

地元・夕張の店頭の写真。  この箱は「共撰」。
 【 メロンの季節 】
 7月も下旬、メロンも今がピークでしょうか。 私の家の近所のスーパーの店先に
 も夕張メロンが並んでいます。 あの「Amazon」ですら扱っているくらいですから
 炭鉱がなくなった今、メロンは夕張の一番の産業かもしれません。

 写真のような白い箱の「共撰」は地元でも相応の値段がしますが、段ボール地色の
 「個撰」は値段もこなれていて買いやすいです。 シールに同級生の名前を見つけ
 るとつい買ってしまうのですが、生産者本人の名前を覚えている私にとっては個撰
 のほうが有り難いかな。

 メロンの時期もせいぜいお盆くらいまで。 行く夏を楽しみたいと思います。



 2012年 7月 18日 (水)

この角度だけなら、閉校前とほぼ同じ景色だ。
 【 坂道への郷愁 】
 今回の帰夕では天候に恵まれず、予定していた写真撮影ができなかったったせいも
 あって、ほとんどコンサートだけのとんぼ帰りでしたが、それでも何枚かは写真を
 撮りました。

 右の写真もその中の一枚で、坂の下から見た北高(現ファミリースクールひまわり)
 の写真です。 学校の下のバス停がある交差点の真ん中から撮りました。 北高の
 卒業生の方には今さら申し上げるまでもありませんが、奥に見えるのが新校舎で、
 旧校舎は左手に写る茂みの頂上、今のグラウンドに建っていました。 

 先日のこの欄でも書いた北高のマラソン大会のゴールは校舎前なのですが、11km
 走って来た最後にこのアングルから校舎を見上げた時の絶望感ときたら・・・・。
 今なら心筋梗塞を誘発しそうなこんなコース設定はきっと誰もしないでしょう。

 3年間、暑い日も寒い日も学生鞄と時には楽器のケースも抱えて登り続けた坂道は
 このアングルからならほとんど昔と変りません。 まるで今も授業が行われていて
 制服の学生たちが下りてきそうな錯覚にとらわれます。 右にカメラを向ければ、
 よくラーメンやジャンボ焼きぞばを食べた「茶楽」が写りそうな気がしてきます。

 雪の季節に来るよりも、夏の日差しの強い頃に来るほうが、景色が懐かしく感じる
 のは私だけでしょうか。 どうしても薄着で来るので、空気感みたいなものも直接
 感じられるから? 現在の住まいが平野の真ん中にあるせいか、昔は単にしんどい
 だけだったはずの坂道まで、何だか懐かしく思えてしまう私です。



 2012年 7月 17日 (火)

今年も会場はホテルMt.レースイの2階だった。
 【 夕張へ 】
 予定していた通り、昨日は夕張へ行って「夕張メロンオーケストラ」のコンサート
 を聞いてきました。 昨年一回は震災で開催中止になりましたが、2005年の第1回
 から今年で6回目を数えます。

 今年はメインの「スラブ舞曲」のほか、「合奏」というものがどうやって成立して
 いくのかということで、4声部+打楽器を順に重ねて演奏するという趣向があった
 りして、肩の凝らない楽しいコンサートだったと思います。

 私の所属している北海道作曲家協会でも、年に1度か2度、定期演奏会を開いてい
 ますが、コンサートを企画運営するのは非常に労力が必要で、継続して開催するの
 は大変な作業です。 まして夕張のような地方でそれを成立させるとなると、苦労
 は更に増すでしょう。 願わくば今後もこのコンサートが、できるだけ長く続いて
 いくことを祈りたいと思います。

 夕張の天気は今一つでしたが、土産にメロンを1箱買って帰る頃には、だいぶ日も
 差してきました。 久しぶりの故郷の空気は、やっぱりいいもんです。
 


 2012年 7月 14日 (土)
 【 冷夏?? 】
 低気圧が過ぎ去り、今日は何だか冷たい風が吹いた一日でした。  時々日も差して天気は悪くないのですが、何しろ風が
 冷たくて、とても7月の中旬という気がしません。 東京から帰って来た義姉も「涼しいを通り越して寒い」と言っていま
 した。 エルニーニョの気配もあるそうで、だとするとこの夏は冷夏なんでしょうか。 冷房を使わないで済むのは、節電
 にはちょうどいいですけれどね・・・。

 さて今日14日からは、夕張メロンオーケストラの公開練習が始まっているはずです。 こちらのサイトからコンサートの
 ポスターを見ることができますが、本番は16日13:30からです。 毎回、演奏する曲目は有名な曲ばかりですので、
 聞けば「ああ、この曲か」と思う人も多いと思います。 この機会に足をお運びになってはいかがでしょう。



 2012年 7月 12日 (木)
 【 工業高校校歌 】
 今朝の北海道は朝から雨ですが、九州は記録的な大雨で、熊本では市内を流れる白川の全流域に避難命令が出たそうです。
 実は私は母方がこの白川のほとりの出身(私は一度も行ったことがないのですが)で、いわばわが家のルーツとなる場所。
 被害が少しでも少なく済むよう祈りたいと思います。

 さて、しばらく前から編曲を進めていた夕張工業高校の校歌ですが、現在7割程度まで仕上がりまして、全小節にどこかの
 パートの音は入った状態になりました。 市内の学校の校歌の中では工業高校の校歌も曲が短い部類に属しまして、何度も
 書いていますが、私は校歌を200秒±5%に合わせて編曲していますので、イントロと間奏を少し長めにして調整してあ
 ります。 この先テンポの揺れや最後のフェルマータを加えるので多少誤差はありますが、おそらく195秒~200秒の
 間くらいでしょうか。 原曲が男性的なメロディなので、そこは生かしたつもりです。

 16日午後にはホテル・マウントレースイで夕張メロンオーケストラのコンサートがある(WEBサイト更新がしばらくないん
 だけど、日程はこれで変更ないんだと思う)ので、夕張に行く予定。 今年は演目はスラブ舞曲。 ドボルザークという人
 の作る曲は、どれも土の香りがする気がしています。 わざとそこを狙っているところが、あざとくて嫌いだという人もい
 ますが、この曲は特にそういうドボルザーク色が濃い曲です。 どんな演奏になるんでしょうね。



 2012年 7月 10日 (火)
 【 わが家の節電 】
 本格的な夏が迫り、泊原発が5月から完全に停止している今年は電力が一時的に不足する可能性があるんだそうです。

 個人的には「電力不足」という電力会社の説明を頭から信じる気になれないでいます。 というのは、前にも書きましたが
 震災後に北電の広報に「道内も節電したらより多く本州に送電できるのか」と電話したことがあるからです。 この質問に
 対する回答は「本州への送電能力は60万kwしかないので、節電していただいても今以上には送れない」だったのですが、
 同時に「福島同様に原発が被害にあった際に送電能力は足りるのか」という質問に対し、「すぐに不足することはない」と
 北電自身が答えていたからです。 まあおそらく今聞き直せばいろいろ違う説明をするんでしょうが・・・どうもその時々
 で都合のよい答えをしているんじゃないか、と疑ってます。(もちろん『意見には個人差があります』ですが) だいたい
 それ以前に、今まで散々「オール電化住宅」を売り込んでおいて、今さら節電してくれもないもんだと思いますが。

 まあそこは横に置いておいても、温暖化防止策としても節電は良いことで、わが家でも取り組んでみました。使っていない
 コンセントを抜いたり、タップについたスイッチを切りました。 白熱灯はほとんどをLEDにしました。 無駄な照明を
 消し、パソコンはこまめにスリープにし、作曲用の機器類も少しでも使わない時は電源を切りました。 窓には「よしず」
 を立てかけて室温を下げ、扇風機やエアコンをできるだけ使わないようにしました。 

 それらが功を奏したのか、先月は約1割の節電に成功しました。 電気代も安くなって一石二鳥です。 逆に言えば今まで
 それだけ無駄に電気を使っていたということで、これは考え直さねばなりません。 これは癖といいますか、無駄に電気を
 使う習慣がついていたということですから、今度は何とか電気を使わない癖をつけようと家族で話していたところです。



 2012年 7月 7日 (土)

総合20位以内は表彰式もあり、賞状もあって
今回は同時にそちらも発見した。
 【 取り戻した記録 】
 母が私が小さい時から取っておいてくれたアルバムや記録類の入った段ボール箱を
 「これはあなたの分だから」ということで手渡してくれました。

 私と違って几帳面な母は、卒業証書はもちろん、小学校~高校の通知表やら賞状、
 さまざまな認定証・賞状の類をほぼ完全に保管してくれていました。

 中には本人がもらったことすら忘れてしまっているものも交じっていました。
 ナントカ少年団の終了証やら珠算(今や加減算がやっとで乗除はできないぞ・・)
 の認定証、果ては書道の検定証まで出てきまして、家内には「書道の検定を受けた
 ことは他人には話すな」と言われたりしましたが、悪かったな、字が下手で。

 いろいろ出てきた中で一番「発見」感があったのは、北高伝統の「マラソン大会」
 の記録証でした。 最も順位の良かった三年の時のもので、自分でも順位は覚えて
 いたのですが、タイムなんかは完全に忘れていたので、これは私には貴重です。

 私は運動のセンスが全くなくて自他共に認める運動音痴ですが、中長距離走だけは
 案外自信がありまして、中学1年の時は1500mの競技会に出る予定でした。
 ところが健康診断で腎炎と診断されてしまい炭鉱病院に入院するはめに・・・以来
 中学三年間はドクターストップで体育の時間はずっと見学。 卒業間際にようやく
 何をやってもいいよ、と言われましたが、激しい運動にはまだ不安がありました。

 北高に入ってマラソン大会がありましたが、病院に逆戻りしたくないので、一年生
 の時はセーブして走りました。 結果は全校で119位。 当時の北高の定員は、
 一学年270名×3学年ですから、それでも速いほうと言えるかもしれません。

 二年の時は雨でマラソン大会そのものが中止。 そして迎えたのが、右の記録証の
 三年の時の大会です。 「マラソン大会なんて、もう一生出場することはないだろ
 うな」と思いました。 それなら全力で走ってやろうと。

 体育の時間の練習の時は陸上ド素人の自分なりにペースを調整しました。 練習は
 2kmですが、本番は11.4kmあるからです。 自分では本気の4割くらいのペースで
 走っているつもりなんですが、練習ではクラスで首位。 運動系の部活の友人には
 「そのペースでは本番はつぶれるぞ」と言われ続けましたが、本人はここに至って
 内心では「これは案外イケるんじゃないか」と思い始めました。

 コースは北高の下・教会方向に少し戻ったあたりからスタートして、丁未のバス停
 で折り返し、最後にあの坂を完成間もない北高新校舎まで駆け上がる、というもの
 でした。 行きは丁未まで大半が登り勾配、当然帰りはずっと下り勾配で、疲れが
 極限に達した最後の最後に、あの長い坂を登らなければならない、というなんとも
 サディスティックなコース設定であります。

 結局、本番では折り返し地点までは2位、そのあとだいぶ抜かれましたが、最後の
 坂で3人抜き返して右の記録でゴールしました。 記載の順位は総合順位で、学年
 順位は3位、クラスでは首位でした。 10kmあたり38分16秒のペースです
 から坂道ばかりのコースでのタイムとしてはまずまずでしょう。

 おかげ様で体も壊すことなく無事に卒業しましたが、予想通りその後数十年が過ぎ
 ますが、マラソンや長距離走に出たことは一度もありません。  もし今走ったら
 ・・・たぶんギックリ腰か心筋梗塞でしょうが、最後の機会に全力で走っておいて
 本当に良かったと今も思っています。  運動音痴の私が、小学校から大学までを
 通じて、体育の時間に栄光を手にした唯一の瞬間でもありますしね。

 いろんな意味で私にとって貴重なこの一枚の紙。 今度はしっかり保管しておこう
 と思っています。



 2012年 7月 2日 (月)
 【 うるう秒 】
 昨日7月1日の朝の話になりますが、2009年以来3年ぶりに「うるう秒」がありました。

 地球の公転と時計とのずれを修正するために「うるう年」が4年に一度あるのはご存知の通りですが、それでも狂いが調整
 しきれないため、数年に一度世界中で同時に行われるものだそうです。

 前回は2009年1月1日に行ったそうですので、3年半ぶりということになりましょうか。 実際にどうしたかというと
 午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に午前8時59分60秒を入れた・・・のだそうです。 つまり昨日は
 1日が24時間と1秒あった、ということですね。 それにしても地球の自転/公転周期というのはずいぶん正確に測れる
 ものなんですね。 誰がこういうことを考えるのか知りませんが、細かいところと壮大なところが入り混じって、不思議な
 感じもしてきます。 こういうのを万葉の時代なら「をかし」って言うんだろうな・・。



 2012年 7月 1日 (日)

米「Lightships」社のA-60+ という機種だそうだ。
地面から突き出たマスト1本に係留してあるだけ
なので、係留中は巨大な吹き流しのように風のまま
に動いている。
 【 更新が滞っていましたが 】
 6月19日から、この欄の更新が滞っておりました。「どこか具合でも悪いのか」
 という心配のメールまで頂戴いたしまして、恐縮でございます。

 この10日ほど私事でいささか忙しいことがあったのですが、私の体調が悪いわけ
 ではありません。 ご心配いただきましたこと、特に友人関係の方々にはお詫びと
 お礼を申し上げます。

 その忙しさも無事乗り切りまして、今日からはや7月。 今年も半分過ぎてしまい
 ましたし、夏至も過ぎた・・・ということは、これから日も短くなるという何とも
 月日の過ぎるのは早いものです。 

 昨日出かけた先で偶然、係留中の飛行船を見ました。 生保会社の所有するこれは
 現在日本の空を飛んでいる唯一の有人飛行船でアメリカ製だそうです。 飛行中に
 見ると大きさが実感できませんが、係留中のものを間近で見るともの凄く大きい。
 調べてみると全長は約40m。 同じ長さの旅客機と較べると、飛行船の方が機体
 の太さがあるので、ずっと大きく見えます。 巡航速度は28kt = 約50km/h、
 スローな暮らしが見直されている今の時代に、案外マッチした乗り物かも・・・。







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記