☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

                            前月   日記2013年  次月  

2013年 1月


 2013年 1月 22日 (火)
 【 ついにその日が 】
 定期的に夕張市の公式HPを見て人口の推移を注視してきました。 

 昨年末の夕張市の総人口は10211人、前月から約40人の減少です。 このままだとまもなく1万人の大台を割る日が近いので
 はないか。 そう思ったもので市の公表数値を使って改めてこの2年間の人口の推移をグラフ化してみました。 もはや解説も不要
 かと思いますが、2012年夏の3ヶ月間を除けば(ここで3カ月だけ増えた理由は判りませんが、増えた分がそのまま元に戻って
 いますから、何か明確な要因があるのでしょう。)ある意味「非常に正確に」定率で人口が減少していることが確認できます。

 このペースでいくと、今年7~8月あたりに夕張市の人口は1万人を割ってしまうでしょう。 残念ながら、それはおそらく誰にも
 止めることができそうにありません・・・。 もちろん10000人が9999人になったところで、何かが劇的に変わるわけでも
 ありませんが、出身者の心持ちとしてはやはり非常に残念です。  年初にいろいろ予想を立てるのは楽しい場合が多いのですが、
 できればこの予想だけは外れてくれることを祈りたいと思っています。


   




 2013年 1月 19日 (土)
 【 またひとつ昭和が・・・ 】
 早くも1月が2/3ほど過ぎました。 年が明けてから降雪はひと段落・・・と思っていたら、ここ数日間は毎朝の雪かきで今日は
 ついに一日に二度の除雪になりました。 もう勘弁してほしいです。

 午後になって元横綱・大鵬の納谷幸喜さんが亡くなられたというニュースが流れてきました。 若菜小学校のページにも書きました
 が、大鵬関は夕張に住んでいたこともあり、私たちの小さい頃にはまさに「巨人・大鵬・卵焼き」と言われていた、昭和を代表する
 名横綱でした。  今で言うハーフ(Wikipediaによれば「樺太に亡命してきたウクライナ人将校の三男)の色白で端正なお顔は、
 相撲取りといえば「あんこ型」で顔は土俵の勝負に関係ない、という力士たちの中にあって、とびぬけたスター性を持っていました。
 それで強かったのですから、人気があったのも当然で、当時の人気は今では想像もできないものだったと思います。

 これでまたひとつ昭和の思い出が減りました。 大鵬の所属していた相撲部屋の名門・二所ノ関部屋も後継者不在のため、今春には
 閉鎖されるそうですが、これもまた時の流れなのでしょうか・・・やはり寂しいですね。



 2013年 1月 5日 (土)
 【 寒中お見舞い申し上げます。 】
 みなさん三が日が過ぎまして、そろそろ通常の暮らしに戻られた頃でしょうか。

 ご案内が行き届かず私に賀状をお送りいただいたみなさま、我が家は昨夏の不祝儀で年賀の
 ご挨拶を控えさせていただいておりますのでどうかご容赦くださいませ。

 年が明けてからも道内は厳しい寒さが続いています。 特に道北は大雪に見舞われていて
 札幌~旭川間も列車が運休になり、仕事はじめから通勤の足にも影響が出ているそうです。

 私の家は角地で、一方の道路は碁盤の目になっている街区に何本かある広めの通りなので
 すが、東京ならバスが走っていても良さそうな両側に歩道の付いたこの道が、クリスマス
 を待たずに雪で交差不能な道幅になってしまい、記憶にある限り初めて12月に運搬排雪
 を行いました。 現在は写真のように交差はできますが、両側は人の背丈ほどの雪の壁に
 なってしまっていて、車で通りに出る時には左右が確認できず大変です。 

 それでも日没はすでに遅くなり始め(ほぼ1日1分ずつ)ていて、日の出も今が一番遅く
 て(7時9分)これからは徐々に早くなります。 冬も厳しいのは正味であと1ヶ月半。
 今年もなんとか乗り切らなくちゃね・・・・。



 2013年 1月 1日 (火)
 【 新しき年来る 】
 新しい年が明けました。

 つい先日この欄に2012年のご挨拶を書いた気がしますが、あっという間に2013年になりました。 まだ年が明けて数十分し
 か経っていませんので外は真っ暗、もちろん初日の出も拝めていませんが天気図は新年早々から強い冬型の縦縞模様。 天気の方は
 正月だからといって遠慮してはくれないようです。 

 おかげ様でわが家は例年通りの年越しを過ごしました。 震災後「いつも通り」の日々を過ごすことができることが実は何より幸福
 であることを噛みしめる心境になりました。 これは多くのかたに同意いただけるのでは、と思っています。

 ご存知の通り年末に選挙があり、政権がまた変わりました。 正直なところ「変わりました」がどこまで文字通りに受け取れるのか
 本当のところ「戻りました」が実態なんじゃないの、という疑念が頭から離れません。 それでも年頭くらいは明るい未来を信じて
 みたいと思ったりもしています。

 窓の外を覗いたら雪が舞っているようです。 私の家の周辺は今年は雪が異常に多くて、もう雪のやり場が無くなってきていまして
 雪はもう勘弁してほしいところですが、せめて「これも冬の情緒」と思う心の余裕だけは持ちたいと・・・まあやせ我慢なんだけど
 思っている次第です。 どうかみなさん、今年もよろしくお付き合いください。

  
家揺らす除雪車の音窓照らす夜半のライトに粉雪の舞ひ
  (これ、昨冬に詠んで道新の文芸欄にも載せて頂いた私の母の句です。)







                             前月   日記2013年  次月  


                             ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記