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2013年 5月


 2013年 5月 16日 (木)
   
昭和30年代のわが家の前で。
左は私。
 【 花散る如く 】
 幼なじみが急逝しました。 前日まで元気だったそうで・・・心筋梗塞だったとのことです。

 最近は「竹馬の友」という表現が使われなくなりましたが、彼はまさにこの言い回しが相応しい友人
 でした。 写真はまだ小学校にも入らない頃の秋のお祭りの写真ですが、家が向かいだったので物心
 ついた時からずっと一緒でした。 子供の頃は体力が無く線が細かった私に較べ、彼はいつも元気で
 スポーツも得意でした。

 お互い結婚して夕張を離れたので、滅多に会うことはなくなりましたが、小さい頃の友達というのは
 いくつになっても友達です。 新聞で亡くなったことを知った時は本当に驚きました。

 この季節、桜が散るような去り際は実に彼らしいかもしれない。 心からご冥福をお祈りします。



 2013年 5月 09日 (木)

    昨年の石狩の桜。  撮影日は5月14日だが、ご覧のとおり見事に満開である。
 【 桜前線遅延中・・・ 】
 いつまで続くのか、ずっと寒い日が続いています。 全く
 どうしたっていうんでしょう。

 確かめてみると昨年は5月14日に石狩市厚田に桜を見に
 行っています。 札幌市内の桜はすでにその数日前に満開
 で、写真の石狩の桜もこの日をピークに散り始めたはずで
 すから、今年は1週間から10日は開花が遅れているよう
 です。

 動植物の成長には「積算温度追跡法」という考え方がある
 そうです。 昆虫の孵化や植物の開花などは、ある基準日
 から毎日の平均気温を積算して特定の目標値に達した時と
 して予測される、という考え方です。 桜の開花も種類と
 地点ごとに基準値があって、例えば東京のソメイヨシノは
 2月1日から毎日の平均気温値を積算していって合計値が
 420℃に達した日が開花日なんだそうです。

 残念ながら札幌の数値が調べられなかったのですが、低温
 続きの今年は、桜の開花の予想日が遅れるのはどの方法を
 使っても間違いないところでしょう。 

 同じ方法で水稲や野菜も植えるタイミングが統計的に得ら
 れているそうですが、農家の人は気が気でないでしょう。
 もしかしたら夕張メロンも・・・・こういう数値があるの
 かもしれませんね。



 2013年 5月 1日 (水)
 【 雨鱒の川 】
 部屋に籠りきりで曲作りに勤しんでいるうちに、世間は早くも連休の真っただ中、今年も1/3が過ぎてしまいました。 天気
 が3月からずっと肌寒い日が多かったせいか、何だかさっぱり春が来た感じがしません。 わが家の敷地の雪は、4月24日夜
 の雨で消えました。 記録的に積雪が多い冬でしたが、改めて確かめてみると敷地から雪が完全に消えた日は昨年より4日遅い
 だけでしたから、実際は印象ほど春が遅いわけでもないようです。


 先日、深夜のテレビで偶然に「雨鱒の川」という日本映画のラスト近くだけを見ました。 この映画に興味を持ったのは、その
 偶然に見たシーンに「北の錦」と書かれた煉瓦の建物が映っていたからです。 「北の錦」はみなさんご存知の通り昔からある
 空知の代表的な日本酒で、数年前に他界した私の伯父も、勤め先の真谷地の炭鉱事務所から帰ると、夏などまだ明るいうちから
 ちびちびとやっていたものでした。

 あとで調べてみると、2003年制作のこの映画は北海道が舞台で、ロケ地を見ると栗山町・平取町などと並んで「夕張市」の名前
 も並んでいます。(もしかしたら映画祭などで上映されていたのかもしれませんが、私は記憶にありませんでした。) そこで
 改めてDVDで全編を見てみることにしました。

 主演は玉木宏/綾瀬はるか。まだ見ていない方のためにストーリーは書かないでおきますが、エンドクレジットを見ると確かに
 夕張市と開発局のシューパロダム総合建設事業所の名前があります。はっきりどことどこのシーンかは判りませんが、メインの
 川のシーンを夕張市で撮影した(ラストシーンは平取町の糠平川だそうですが)そうです。 シューパロダムの名前があるとい
 うことから考えると、鹿島方面の夕張川の上流部で撮影したのかもしれません。 私が最初にテレビで見たシーンは、予想通り
 栗山町の小林酒造で撮影したものでした。 主役の二人の子供時代は須賀健太/志田未来、そのほか中谷美紀/阿部寛/柄本明
 /星由里子etc・・とキャストもなかなか豪華です。

 北海道の風景がとてもきれいに描かれている作品だと思います。 興味のあるかたはご覧になってはいかがでしょう。







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記