2013年 9月 29日 (日) |
【 コンサート 】 |
昨日のことになりますが、札幌パークホテルで行われた「第19回夕張の杜コンサート」に行ってきました。 札幌大谷大学の学生さんが、誰でも耳にしたことのあるクラシックや映画・ポピュラー・童謡などの音楽を小編成のアンサン ブルで演奏するというコンセプトのコンサートで、夕張市へのチャリティ活動という目的もあるそうです。 何でもそうですが、支援活動というのは長く継続することこそ重要かつ大変です。 次回が20回目となるこのコンサートも 継続には大変なエネルギーが必要かと思いますが、これからも是非回を重ねていかれることをお祈りしたいと思います。なお 次回第20回は10月19日、第21回は11月20日に開催予定だそうですから、興味がおありの方はもう少し近くなった らネットで検索などなさってみてはいかがでしょうか。 それから継続といえば、ふとこのHPのアクセス数をみるといつの間にやら60000を越していました。かれこれ6年余り このHPを続けておりますが、守備範囲の極めて狭いこのようなページを毎度ご覧いただいている皆さんに、改めてお礼申し 上げます。 現在は東高校と東山中学校の校歌編曲に着手したところですが、今後も相変わらずのペースであせらずたゆまず 進んでまいりたいと思っていますので、HPならびに当欄をどうかよろしくお願いいたします。 |
2013年 9月 23日 (月) |
【 秋分の日に思う 】 |
今日は秋分の日、明日からは昼より夜のほうが長くなります。 正月からここまで、あっという間ですね。 地球の公転面と、地球から空を見上げて見える天球との交線(=太陽が年間を通じて天球に描く通り道)が「黄道(こうどう)」 ですが、黄道上の太陽の現在位置を春分の日を基準にして東回りに角度で表したのが「黄経(こうけい)」です。 つまり春分 の黄経は0度、夏至の黄経は90度、秋分の黄経は180度ということになりますね。 このように秋分は天文学的なものですから「秋分の日」は確かに今日なのですが、秋分そのものはピンポイントです。 厳密 にいえば今朝の5時44分が「秋分」でした。 ちなみに地球は7月5日23時44分に太陽から最も遠ざかる「遠日点(えん じつてん)」を通過していて、太陽には逆に毎日少しずつ近づいています。 最も近づくのは正月明けで、北半球では真冬が いちばん太陽に近い、ということになりますね。 実際には遠近の差は約500万kmにもなるそうですから、やはり天文の 世界はスケールが大きい!! 以上、愛読書である「理科年表」を眺めて書いてみました。 どこぞのドラマの決め台詞ではありませんが「実に面白い。」 これはうちの子も含めて、ですが、もうちょっと理数の世界を楽しいと思ってほしいなあ・・・なんて最近思うことしきりで あります・・・嘆息。 |
2013年 9月 18日 (水) | ![]() 昨17日、自室の窓から南の空を望む。 |
【 天高く 】 | |
本州や道東に大きな被害をもたらした台風18号も去り、昨日は 久しぶりに一日いい天気でした。 もう10年以上前に買ったのですが、非常に気に入っていて今も よく手に取る「空の名前」という本があります。 本といっても 写真集に近い内容ですが、雲・雨・風など空に纏わる色々な現象 を、季節や天候ごとに写真とともにまとめた本です。 この本の おかげで、今まで漠然と眺めていた空を、ずっと楽しめるように なりました。 雲は一期一会の気象現象で、無限に種類があるといってもいいの ですが、写真の雲は「高積雲」でいいでしょうか。 夏空の代表 である「積雲」より文字通り空の一段高いところにできる雲で、 秋の代表的な雲だそうです。 これからは急激に日も短くなり、冬に向けて気ぜわしくなる時節 でもありますが、たまには空を見上げて「季節のうつろひ」など 感じてみるのもいいんじゃないでしょうか。 |
2013年 9月 13日 (金) | ![]() ![]() 左が去年の、右が今年のボトルデザイン。 イメージは継承してるけど。 |
【 イヤーモデル? 】 | |
昨年6月7日のこの欄でご紹介したリボン(サッポロビール)の 「夕張メロンソーダ」ですが、今年も見つけて買ってきました。 全く同じ商品だと思っていたのですが、改めて去年の写真と較べ てみると、ボトルのデザインは微妙に違うみたいです。 今年の ボトルには新たに「数量限定」「夕張市農協協力商品」の文字と 夕張メロンの段ボール箱についているのと同じ「夕張メロン」の マークが追加されていました。2013年モデルということですね。 去年も書きましたが、果汁1%と書いてある割にはちゃんと夕張 メロンの味がします。味の特徴はよく出ているんじゃないかな。 家内には「夕張マニア」とよく笑われるのですが、夕張の二文字 がついたものはつい買ってしまう・・。 確認したわけではあり ませんが、この商品を寒い時期に見た記憶はないので、多分季節 限定の商品でしょう。 私と同じ「夕張マニア」のみなさんには 要チェックの商品だと思いますので、近くのスーパーで探してみ てはいかが? |
2013年 9月 11日 (水) |
【 できることできないこと・・・防災の日に思う 】 |
9月11日。 アメリカではあの「911」の惨劇が起きた日、日本では東日本大震災から2年半が過ぎる節目の日です。 先日「防災の日」もありましたが、わが家でも非常食や懐中電灯のチェックをしたりしていたところです。 人気の連続テレビドラマ「あまちゃん」ではいま震災後の東北を舞台にストーリーが進んでいますが、先日の放送の中で小泉 今日子さんのこんなナレーションがありました。 「ドラマや映画や歌がなくても人は十分生きていける。」 残念ながらその通りです。 飢え死にしそうな時に、音楽では決して腹はふくれません。 東大先端科学技術研究センターの巖淵守(いわぶちまもる)准教授は、何もない空間や顔の一部等をスイッチとして設定できる 「どこでもスイッチ」を研究開発して重度の障害者の支援に役立てようとしていますが、氏がこの研究に入るきっかけは阪神 大震災でした。 もともと半導体の研究者だった彼は、阪神大震災のボランティアで現場に行った際に、自分の知識や技術が その場で全く役に立たなかったことに衝撃を受け、「もっと直接人の役に立つ仕事を」と全く畑違いの現在の研究分野に転向 したそうです。 氏は先のナレーションにあったような考え方を敷衍し実践したとも言えるでしょう。 芸術に携わったり、研究室に籠ったりしている人間は、災害や戦争が起こるたびに自分の無力さを痛感していると思います。 自分の仕事が直接パンを生んだり命を救ったりはできないですから。 確かにそのことに反論の余地はありません。 でも人間できることとできないことがあります。 例えば私に「食料がないから野山から野草を集めて料理を作れ」と言われ ても、それは無理。 歌ぐらいなら歌えるかもしれませんが。 だから結局最後はそれぞれが「できることをやる」に尽きる のかなと思うことにしています。 自分の「得手」を生かすことこそ最大の社会貢献ではないか、と言い換えてもいいかもし れません。 それに・・・確かに腹はふくれないけれど、音楽の力、ちょっとは信じたいじゃありませんか。 |
2013年 9月 5日 (木) |
【 プラス5 】 |
8月末時点での夕張市の人口が市のHPに載りました。 先月から29人減の10005人・・・まだかろうじて1万人の 大台はキープしていますが、わずか5人プラス。 残念ながら9月末で1万人を割る可能性は極めて高いと言えるでしょう。 NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」夕張編をご覧になった方も多いと思いますが、改めて画面で見るとどの地区のシーンでも町を 歩いている人の少なさに愕然とします。 本町の2丁目十字街などはかつて夕張一の繁華街だったはずですが、全くと言って いいほど人影がありません。 かつて「黒ダイヤ祭り」の期間中に人で溢れた2丁目十字街で吹奏楽を演奏した記憶がある私 としては、画面の中でシャッター街と化してしまったように見える町並みと、変わらぬ夏の青空とのコントラストが際立って 見えてしまって、なんとも哀しい気分になりました。 私が物心ついた時には、すでに夕張の人口は急減期にありましたが、 それでもまだ6万人前後は住んでいたはずです。 人口が1/6になる、というのはこういうことなんですね・・・。 |
2013年 9月 1日 (日) | ![]() 表示の「2人前」は男性二人だとちょっと少なめ・・かな。 |
【 3分の2 】 | |
今年もあっという間に2/3が過ぎてしまいました。 今日から9月です。 ここ数日は全道的に不安定な天気が続いていますが、この季節らしくひと雨 過ぎるごとに風は秋の気配になっていくようです。(たしか「ふきのとう」 の曲にそういう歌詞があったような・・・) そんなわけで熱い食べ物が恋しくなってきたのか、家内がお昼にこんなもの を買ってきました。 インスタントの「カレーそば」です。近所のスーパー で売っていたんだそうで、一袋二人前で¥298也。 「藤の家」並みとは いきませんが、味もそこそこイケてます。 そういえば先週のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」に「藤の家」のおかみさんが 出ていましたね。明日の同番組では夕張での後編が放送されるはずなので、 忘れずに録画をセットしておかなくちゃ。 |