2013年 12月 30日 (月) | ![]() |
|
【 今年もお世話になりました。 】 | ||
いよいよ今年も押し詰まり、明日はもう大晦日です。 この年末年始の 天気はどうなのでしょう。 天気図では元旦午後からが少し心配です。 この一年、例によって大半を部屋に籠って過ごしていた感じです。 何か 時間が過ぎるのがとても早いような、それでいて逆に止まっているような 何だか判らないうちに過ぎてしまった不思議な一年でした。 年が明けると譜面書きがいくつか、3月には作曲家協会の演奏会もあって 前半はきっとまた何だか判らないうちに過ぎてしまうんだろうなあ・・。 来年の予定の中で私として一番大きいのが、音楽を打ち込むための機器の 変更。 今まで長い間、ローランド製のシーケンサー内蔵シンセを使って きましたが、音源もいよいよ時代遅れになってきましたし他の能力も不足 する場面が多くなっていました。 来年前半にはPCで専用ソフトを使う 方式に変えようかと思っています。 今までとは全く勝手が違うので最初 のうちは不慣れでエラいことになる(年々新しいものに慣れるのに時間が かかるように・・)と思いますが、今のままでは伸び代が無いので、覚悟 を決めることにしました。 一段と髪が白くなりそうです・・・。 世の中はますます混迷していくようで、来年はきっと良い年になるなんて 楽観的な気分にはとてもなれないけれど、家族一同がとりあえず元気で、 時々でいいから笑っていられる程度にまた一年過ごせるよう、元日は初詣 でも行ってお願いしてきましょうかねえ。 最後になりましたが、今年一年このサイトをご覧いただき、またWEBの 外でも何かとお世話になって大変ありがとうございました。 また来年も どうぞよろしくお願いいたします。 それではみなさん、よいお年を!! |
2013年 12月 24日 (火) | ![]() これが正しいカタチ。 |
|
【 クリスマスケーキ 】 | ||
今日はクリスマス・イブ。 私のところは一昨日夜からようやく雪化粧になりましたが、それでも昨年 と較べればはるかに雪の少ないクリスマスになりました。 私は二十歳を過ぎるあたりまで卵白に対するアレルギーがありまして、子供の頃はケーキを食べること ができませんでした。 大人になってから少しずつ体質が変わったのか、今は平気になりましたが、 卵を食べられないのは意外に影響が大きくて、例えばトンカツもパン粉をつけるための卵は使えないの で母は牛乳を使っていましたし、マヨネースもだめ、アイスクリームも手作りのものはだめ、茶碗蒸し などは問題外・・・ですからクリスマスケーキも食べたことがありませんでした。 最近はバクバク 食べても大丈夫になりましたが、今度は食べただけ体重が・・なかなか自由にケーキを食べられるよう にはなりません。 ケーキの話題ついでに、日本でも知られるようになった「シュトーレン(Stollen:ドイツのケーキ)」 が本国では国家資格を持っていないと作れない、ということを最近知りました。ケーキ作りに国家資格 というのがいかにもドイツだと思いますが、材料も配合比が厳密に定められているそうです。 へ~と 思ったのが形状も決められているということ。 右写真のように三つの山がないとだめなんだそうで。 日本で売っているシュトーレンで山がない形のもの、けっこう多いと思いますよ。 ともあれ、だいぶ冬型もゆるんだ気圧配置の今夜、道内は比較的穏やかな天気になりそうです。 みなさん、すてきなクリスマスをお過ごしください。 |
2013年 12月 19日 (木) | ||
【 悪筆の友 】 | ||
今年も残すところ10日ちょっとになり、例年より遅れ気味でばたばたと年賀状を作っております。 年賀状を「書いている」ではなく「作っている」と書いたのはもちろん間違いではなく、ご多分にもれず我が家の賀状がプリンタでの 印刷だからて、筆不精かつ悪筆の私にとっては非常に助かる世の中になったと思います。 もっともパソコンとプリンタで作れるとは いえ、自分用・家内用・家族用・義父用と4種類を作り分け、図柄も何種類かの素材を組み合わせて少しでもオリジナリティを、など と考え始めると時間もそれなりにかかりますから、やっぱり大変には違いないのですが・・・。 中学に入ってすぐ、国語の書道の時間に担当のN先生(女性)から「あんたのところはお父さんもお母さんも字が上手なのに、あんたは なんでこんな字なのよ」と言われて・・まあ確かに両親とも私よりはかなりマシですが・・・以来、文字にはコンプレックスがあって できれば書きたくない、書かないから上達しない、という悪循環で今に至りました。 こういう時に教師の子供というのは、親の素性 を周りの先生たちに良く知られているだけに、ろくなことはありゃしないものでございます。 そんなわけでひたすらワープロソフトに頼る私も、2枚だけ年賀状を手書きしています。 1枚は「ワープロなんかで宛名を書いた 賀状を寄こしたら送り返すぞ」と言っている、例の私が50年近く通い続けている床屋さん。 もう1枚は私の小学校1・2年の時の 担任の先生です。 おそらく小学校1年のレベルから大して進歩のない私の文字も、先生なら少しは懐かしく思っていただけるのでは ないかと、これはまあこっちが勝手に思ったりしております。 それ以外の方には・・・そもそも宛先が読めなくて届かなかったら シャレにならないからなあ・・・。 |
2013年 12月 14日 (土) | ![]() 今晩(12月14日)の予想天気図。 典型的冬型だ。 |
|
【 これが冬本番? 】 | ||
北海道は今晩から暴風雪が予想されています。 今シーズンは雪も少なく、比較的 穏やかな冬だったので、いよいよ本格的な冬将軍の到来となるかもしれません。 オホーツク海上にある低気圧は中心気圧980hPaですから、台風並みに強力で、 注意が必要のようです。 予報にアメダス(AMEDAS:Automated Meteorological Data Acquisition Systemだ そうです。 直訳すれば「自動気象データ収録システム」あたりでしょうか。)が 使われるようになって観測ポイントが格段に増えてから、テレビの天気予報の中で も夕張の名前が出てくるようになりました。 故郷の天気を聞きながら「今頃は 吹雪いているのかな」などと思っている方も多いんじゃないかと思っています。 さて、来年の話になりますが、「第23回夕張の杜コンサート」が行われます。 今日開催されているはずの第22回の会場は夕張ですが、23回はまた札幌です。 会場はパークホテルですが、21回が行われた3階ではなく定例の地下1階です。 個人的には小編成の楽器による演奏は、大きなホールの残響を計算した音よりも、 このくらいの距離感で聴けるほうが好きです。 楽器からの直接音や演奏者の呼吸 もよく伝わってきますしね。 もう少し近くなったら、またご案内を差し上げよう と思いますが、料金の一部は夕張市へのチャリティとして使われますので、皆さん もぜひおいで下さい。 【第23回 夕張の杜 コンサート】 日時 2014年1月25日(土)開場 14:30 / 開演 15:00 会場 札幌パークホテル 地下1階「パーククラブ」 札幌市中央区南10条西3丁目1-1 TEL:011-511-3136 料金 ¥2000(飲み物セット込) 問い合わせ・予約 エス・アール TEL:011-857-1525 詳細はこちらをご覧くださいませ。 |
2013年 12月 8日 (日) | ||
【 ところ?こころ? 】 | ||
何回も書きましたが、校歌の楽譜の清書を進めています。 数をこなしていくと中には迷う場面も出てきます。 よくあるのが原譜の 通りだと小節内の音符の合計拍数が合わない場合:例えば4拍子の曲は1小節4分音符4つぶんですがこれが1/2拍足りないとかで これは結構な頻度であります。 これなどはたいてい音符の付点の過不足が原因なので、どう直すのが正しいのか推定するのも簡単な のですが、中にはそう単純でないこともあります。 先日は某校の譜面を書いていたのですが、原譜をそのまま口ずさむとどう考えてもメロディが不自然。 何度見直してもおかしいので すが、なにせ元歌を知らないのでどう直せばいいのかが判らない。 その学校出身の友人に聞いて思い出してもらったり、生徒手帳を 探し出してもらったり・・・楽譜を書く作業よりこっちのほうが時間がかかるんじゃないか、っていうくらいです。 その中で、在学当時からの疑問が再燃したのが私の母校・向陽中学校の校歌です。 問題は歌詞についてですから、編曲するには支障 にはなりませんが、どうにも気になっています。 それは向陽中校歌の三番冒頭の歌詞なのですが、教育委員会の資料にある歌詞と、私たちが歌い卒業アルバムや閉校記念誌にも載って いる歌詞が違うんです。 どう違うかというと 【教育委員会資料】 橇の鈴の音 澄む心に 拓北の歌とひびくなり 【私の記憶や卒業アルバム等】 橇の鈴の音 澄むところに 拓北の歌とひびくなり 「こころ」と「ところ」の差なんですね。 このHPの向陽中学校校歌のページの歌詞は、閉校記念誌から採ってきているので「ところ」になっていますが、実は私自身は在学中 からこの部分に疑念を持っていました。 文意が繋がらないと思うんですよ。 直観的に何か前後がそぐわない感じがしますし、文法 的に改めて考えてみると、「心」の前だと「澄む」は自動詞、「ところ」の前だと「澄む」は他動詞で、それぞれを形容詞的に使って いると考えられます。 他動詞は主語を必要としますので、つまり「澄むところ」とした場合には「何が」澄むのか主語が不足してい る、ということになりませんか。 「いや、『橇の鈴の音』が『澄むところ』ではないのか?」というご意見も確かにありましょうが そうすると今度は何が『拓北の歌と響く』のかということになってしまいますから、やっぱりこの部分の主語は別に必要だと思う。 これに対し「澄む心」とした場合は、『(雪原を行く馬)橇の鈴の音は、(ここで学ぶ若者たちの)澄んだ心には(まるで)拓北の歌のよう に響いて聞こえる』という文意となり、歌詞の辻褄としてはずっとしっくりする気がするんです。 私の父は向陽中学開校時の職員でしたから確認してみたのですが、「担当の高野先生が生徒を一部屋に集めて完成した校歌を披露した 記憶はあるが、曲自体については外部に委託して作ったはずだから(注:作詞の和田徹三氏は資料によると「札幌大谷大学・北海道薬 科大学教授、詩人」となっています)詳しいことは判らない」ということで、もはや確認のしようもありません。 迷った末、基本的に教育委員会に寄贈する予定の今回の清書版は、元の資料通りそのまま「心」にしておくことにしました。 ただ、いまだこの資料以外で「心」としたケースを見たことはありません。 こちらが転記ミスの可能性もあるわけで、釈然としない ことには変わりありません。 どなたか、このへんの事情をご存じの方がおいででしたら、ぜひご一報くださいませ。 |
2013年 12月 6日 (金) | ![]() 師走の朝の札幌・二条市場 |
|
【 師走の街へ 】 | ||
年末になると、さすがに浮世離れした私でもいろいろと用事もありまして、札幌の 大通界隈に出かけてきました。 デパートのお歳暮の階や宝くじの売り場は相当の 人出で賑わっておりました。 例年ですと(確か去年も)、まわりは雪景色になっているのが普通ですが、今年は 市の中心部にはほとんど雪がありません。 毎度駐車する場所を探すのに苦労する 二条市場の付近も今日はすぐに駐めることができました。 雪が少ないのは助かり ますが、来るものが来ないのが異常気象のせいだと思うとちょっと不気味でもあり ます。 ただ、世の中がせわしないのは年末のせいにできますが、国会の審議までせわしな いのは困りものです。 「特定秘密保護法案」は内容の重大さに対してどうみても 内容の詰めが不足してませんか。 賛成にしろ反対にしろ、もっと時間をかけ内容 を審議すべきではないでしょうか。 今年の流行語の一つに「今でしょ!」という のがありましたが、そもそもこの法案については、なぜ「今」でなければならない のかがピンと来ません。 頭から反対はしませんが、もう少し落ち着いて審議して はいかがかな・・・。 |
2013年 12月 5日 (木) | ||
【 モーツァルト忌 】 | ||
12月5日はモーツァルトの命日にあたります。 彼は今から212年前・1791年のこの日35歳でこの世を去りました。 つい この間「没後200年」と騒がれていた気がする(例えばドラマ「相棒」の劇中で主人公・杉下右京が乗っている日産「フィガロ」も この年にちなんで名付けられ発売された車です。 その他にもずいぶん「没後200年」を謳う企画があったものです。)のですが、 あれからもう12年も経っているのですね。 モーツァルトの死因は諸説ありますが、結局のところ不明です。 映画「アマデウス」では毒殺説を元にストーリーが展開しますが、 本当の原因は判っていません。 また芸術家といえば「肺結核」のイメージもありますが、実は死因が肺結核という音楽家はそれほど 多くないんです。 はっきりしているのはショパン(この人が芸術家=肺結核のイメージを作った気もする)、ウェーバー、日本だと 滝廉太郎くらいでそんなにいません。 確かにイメージとしては芸術家っぽいんですけどね。 ちなみに我が家は脳梗塞や脳出血などの病気で亡くなる家系みたいですし、私はといえば先日咳が止まらなくて肺の検査をしたところ 息を吹き込む検査で計器を振り切ってしまい看護士さんに呆れられました。 肺年齢は19歳(!)だそうですので、肺結核で青白い顔 をして・・・ということにはなりそうにありません。 ここまでいくと、喜んでいいのやら悲しんでいいのやら・・・・。 |
2013年 12月 1日 (日) | ||
【 夕張の杜コンサート 】 | ||
あっという間に今年も師走。 今年も残りわずかです。 「小人閑居して不善を為す」などと申しまして、小者はヒマがあるとろくな ことをしでかさないそうですが、本当の小者は不善を為すことすらできず無為に時を過ごすもののようであります。 さて、昨日は札幌パークホテルで行われた「第21回夕張の杜コンサート」に行ってきました。 今回は、会場をいつもの地下1階パーククラブから3階の少し広い場所に移し、鈴木夕張市長の講演を挟む3部構成としての開催とな りました。、外は晩秋の寒い一日でしたが、会場は約190名の来場者の熱気であふれていました。 『G線上のアリア』から始まったプログラムは、クラシック・映画音楽から『津軽海峡冬景色』までバラエティに富み、かつ有名な曲 ばかりで(この点はいつもそうなのですが)、特にクラシックに造詣のない方が聴いても楽しめる構成になっていました。 二部では鈴木市長が登壇され、夕張の現状や今後をカタールへメロンを持っていくことになった時の話や、コンパクトシティ構想など のお話を織り交ぜながらお話しされました。 私なんぞが評するのもなんですが、鈴木市長は声も話し方も非常に明瞭で、人を惹きつ ける魅力がある方だなあと今回改めて思いました。 次回・第22回のコンサートは夕張での開催だそうです。 機会がありましたらみなさんも是非聴きに行ってみてください。 |
||
![]() 第一部 |
![]() 第二部 |
![]() 第三部 |