2014年 3月 30日 (日) | 自分の曲がラテンになるのは興味深かった。 |
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【 二週続きのコンサート 】 | ||
ここ数日、気温が急に高くなった気がしていますが、みなさんのところはいかがで しょうか。 私のところは今日は雨なのですが、それでもストーブを点けっぱなし だと部屋が暑く感じるようになっています。 昨日と先週の土曜日と二週続きでコンサートになりました。 それも先週の土曜は 作曲家協会のコンサートと、連携コンサートである札幌フルート協会のコンサート が重なってしまい、掛け持ちで聴きに行ってきました。 作曲家協会のコンサートのほうは、私も曲を提供していたのですが、今回は会員の バンドがラテンで演奏してくれるという趣向でした。 ラテンのリズムはキレが よくて、身びいき抜きでカッコイイ演奏でした。 夕張の杜コンサートのほうは夕張市の鈴木市長も来場され、コンサートの入場料か ら集めた寄付金をお渡しする場面もありました。 4月はお休みして次回は5月 10日(土)、また札幌で開催されます。 次回は夕張出身の声楽家をお迎えしての 回になる予定です。 お近くのかた、またよろしくお願いします。 |
2014年 3月 26日 (水) | ||
【 今月の夕張の杜コンサート 】 | ||
22日に北海道作曲家協会のコンサートがあり、同日に連携している札幌フルート協会のコンサートもあって、リハーサルや 記録写真やらでこの一週間は慌ただしくしておりました。 コンサートの準備は、北海道作曲家協会が企画立案から1年半がかりで計画してきましたので、私なんぞは大した仕事もして いませんが、無事に終了して一息といったところです。 さて先月にも一度ご紹介しましたが、今週末は「夕張の杜コンサート」が札幌で開催されます。 次回は5月の予定ですので、今年度の最後の演奏会ということになりましょうか。 みなさん、是非おいでください。 【第25回夕張の杜コンサート】 会場 札幌パークホテル 地下1階「パーククラブ」 札幌市中央区南10条西3丁目1-1 TEL:011-511-3136 料金 ¥2000(飲み物セット込み) 問合せ・予約 エス・アール TEL:011-857-1525 (詳細情報は、こちらのページ へどうぞ。) さて暦のほうはまもなく4月。 なかなか春が来ないなと思っていましたが、ちょうど去年の今日の自宅前の写真と較べると 今年のほうがずっと雪が少ないんですね。 本格的な春もまもなくです。 ![]() |
2014年 3月 17日 (月) | ![]() B-777のコクピット |
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【 いろいろと謎 】 | ||
マレーシア航空のB-777が行方不明になってから9日が過ぎました。マニアというの とも少し違いますが、飛行機好きな私としては注意深くニュースを見ております。 B-777はボーイング社の中でもB-747に次いで大型の旅客機ですから、もし事故 であるなら必ず痕跡が残るはずで、通信機器も衛星も発達した現代で未だに何の手がかり もないというのが、まず信じられません。 現在エアラインの航空機には「トランスポンダ」や「ACARS(エイカーズ:Aircraft Communications Addressing and Reporting System)」が必ず搭載されています。 前者 は管制レーダー上に便名や機種・高度などを表示させ、ハイジャック信号も表示します。 後者は航空機と所属航空会社運航管理部で飛行状態や機体各部のデータをリアルタイムで 共有できます。 本来ならどちらを使っても位置を割り出すことができるはずなんです。 しかしこれらは二つとも時間差を持ってOFFになったそうで、もし事故なら同時に切れ るでしょうから、誰かが操作して切ったとも考えられます。(配線の火災等で順番に焼損 するケースも想定はできます) では誰がなぜ切ったかとなると皆目判りませんけれど。 だいたいマレーシア政府が当該機が消息を絶ってから6時間以上飛行していた可能性があ ると発表したのは事件発生後1週間以上過ぎてからですが、そんなことは初期段階で確認 できたはずで、今さらの発表というのも不自然。 とにかく謎が多すぎる・・。 いずれにしろ多数の人命にかかわる事件、よい知らせがあればいいのですが。 |
2014年 3月 15日 (土) | ||
【 北海道作曲家協会 コンサートのお知らせ 】 | ||
ちょうど1週間後になりますが、私の所属している北海道作曲家協会のコンサートが開催されることになりました。 協会と しては第5回のコンサートとなる今回は、クラシックの現代曲が演奏されることが多いいつものコンサートとは趣向を変え、 ジャズやラテンなどのポピュラー音楽のコンサートです。 【Smile-Project】 日時 2014年3月22日(土) 開場 13:30 開演 14:00 会場 ターミナルプラザことにPATOS 札幌市西区琴似1条4丁目 地下鉄琴似駅B2F 料金 ¥2000(当日券¥2500) チケット取扱 大丸・4丁目プラザ・道新の各プレイガイド、エルム楽器(宮の沢店・マルヤマクラス店) (詳細情報は、こちらのページ へどうぞ。) 会場の琴似パトスは、地下鉄琴似駅のある建物の地下2階で地下鉄駅から外に出ずに入場できます。 今回は当協会の会員が 作った曲を、別の会員がアレンジして演奏するという楽しいプログラムとなっていますので、みなさんぜひおいで下さい。 |
2014年 3月 14日 (金) | ||
【 パイの日 】 | ||
2月14日はご存じ聖バレンタインデー。 ご存じのとおりキリスト教司祭バレンティヌスの名を語源とするこの日は、日本 では今や完全に「チョコレートの日」と化しております。 10年ほど前になりますかバレンタインデーの夕方、地下鉄に乗っておりましたら、高校生くらいの女の子が「○○(注:男 の子の名前が入る)のバカ~!!」と人目も憚らず大声で泣きじゃくっている光景に遭遇したことがあります。 どうやら 意中の彼にチョコレートを渡したら突き返されちゃったみたいで、こうなると戦略的にこの日を演出した製菓会社も罪なこと をしてくれたもんだと思ったりもします。 次はどこの業界が仕掛けたのか、今日3月14日は「ホワイトデー」という、いわば「お返しの日」というのがこれまた定着 したようで、こんなことをしているのはたぶん日本だけだと思いますが、お返しのクッキーだかマシュマロだかをもらえる/ もらえないで、また地下鉄で大泣きする子が出るのかもしれません。 最近はホワイトデーにパイをあげよう、という戦略もあるようです。 パイはπ、つまり円周率=3.14で、日付にちなんだと いうことですが、ジョークの種類としてはこれなんかはちょっと気が利いている感じがしています。 今思い出してみると、 π=3.14159 26535 89793 までは覚えていました。 中学生の時に父から土井晩翠(「荒城の月」の作詞で有名ですが、父は旧制高校で彼に習ったこと があるんです。)は、小数点以下50桁まで覚えていて「頭は鍛えるだけ発達する」と言っていた、と聞かされ、50桁まで 必死に覚えたものでした。 15桁しか記憶に残っていないのは頭の鍛え方が足りなかったせいでしょうか。・・・・などと 心に移ろひゆくよしなしごとを書き綴っても、何の足しにもなっていない週末の午後。 こんなこと書いてる暇があるんなら はやく譜面、書こうね・・・。 |
2014年 3月 11日 (火) | ![]() 2011年3月12日の北海道新聞朝刊。 |
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【 歳月という潮流 】 | ||
3月11日がやってきました。 東日本大震災からちょうど三年が過ぎたことに なります。 あっという間だった気もするし、もの凄く長かった気もする三年で した。 英語で"Time and tide wait for no man."は直訳すると「時間と潮流は人を待た ない」になりますが、ふつう「歳月人を待たず」と訳されます。 震災では被害 の大半が津波によるものですから、"tide"という単語が何とも哀しく響きます。 社会的にみればずっと小さなことかもしれませんが、実はこの3月は私には身近 なところで一つの節目の時でありました。 母校夕張北高校が閉校してちょうど 20年の月だったのです。(閉校式は1994年3月6日でした。) 母校が消え去る寂しさは今も忘れていませんし、HPを使って校歌を残そうとい う発想の原点でもあるのですが、では何かを変えることができたかといえば達成 感は何もありません。 時間は決して引くことのない潮流ですから、やり直しも 利きません。 それでも小さいことを積み重ねなければ大きいことも変わってい くわけがないので、こつこつ続けるしかないとは思っていますけれど。 復興が必要なことは世の中にたくさんありますが、当事者にとっては結局闇夜に 石を積み続けるような根気が必要なんだろうなあと改めて思ったりしています。 |
2014年 3月 8日 (土) | ![]() ソフト上の仮想ミキシングコンソール。 必要に応じて表示機能を 切り替えながら曲を制作していく。 |
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【 考えることは誰でも・・・・増税前狂詩曲(ラプソディー) 】 | ||
この欄でも前に何度か書きましたが、長年使ってきたローランド製の シーケンサー付きシンセがいよいよ旧態化してまいりまして、音源の クォリティも同時発音数や最大録音トラック数などその他のスペック も世の標準から遅れが目立ってきました。 ローランドでもシンセにシーケンサーを組み込むという形態には限度 を感じていたらしく後継機も発表されませんでしたので、思い切って 全く新しいシステムに変えることにしました。 今度はパソコン上で 作曲(音楽制作)ソフトを使って曲を作ることになります。 音源も 別にオーケストラの各楽器の音を集めた専用品を別に用意して、先程 のソフトで駆動する形をとります。 システムとしては作曲ソフト・インターフェイス・音源ソフトが必要 ですが、「音源がリアルになる」=「音声データが大きくなる」とい うことになるため、パソコン本体も処理速度の速い機種に交換しない と実際には使えません。 我が家にはOSの古い順にXP、Vista、 7、8、と4台のPCがあり、ちょうどXPのサポートがこの4月で 終了し脆弱となることから、XPを最新の8.1モデルに買い替える ことにしました。 どうせなら消費税が上がる前に・・・ ところが人間、考えることは同じですよね。 通常なら数日間で手元 に届くはずのPCも音源も、現在注文が殺到しているため1カ月以上 納品に要するそうです。 ・・って、課税はどの時点でされるんだ? あわてて販売元に確認する私。 対応は店によってまちまちで、更に カード使用の場合、代引きの場合、銀行振込の場合、と条件があって 散々ばたばたした末、ようやく増税前価格で注文を終えました。 もともとこうなるんじゃないか、と少しは思っていたのですが、価格 変動との兼ね合いで様子を見ていたら乗り遅れてしまいました・・。 ともあれ個人的には今年最大の予定が動き始めました。 こんなこと が「最大の予定」なのかい、という声も聞こえてきそうですが、これ に費やす時間は、パソコン入れ替えから始まってソフトに慣れて曲を 思う通りに作れるところまで、おそらく半年がかり。 労力としては 相当なものなんです。 それでも「音が良くなる」のは何にも代えがたい。 鉢巻をしめ直し て使い方を覚えなくちゃね・・・。 |
2014年 3月 5日 (水) | ![]() 1990年初夏の写真。 三弦橋以外にも時の流れを感じる写真だ・・。 マウンテンバイクも最初は輸入品しかなく周囲に奇異の目で見られたっけ。 |
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【 消えゆく三弦橋 】 | ||
12時を回ったのでもう昨日のことになりますが、シューパロダムの 試験湛水が始まりました。(4日開始予定と報道がありました。) これにより現存する橋梁として非常に珍しい構造である「三弦橋」も 4月中旬くらいには水中に没するそうです。 右の写真は2009年8月のこの欄に掲載したものですが、撮影したのは 1990年、今から四半世紀近くも前ということになってしまいました。 この景色も二度と見ることができなくなるわけですね。 前も書きましたが、この道はこのまま画面奥に進むと、大夕張ダムの 脇を通って青葉町へ、画面手前に戻ると二股になっていて、右に進め ば登川の「奥農地」を通って登川駅の横の橋のところへ、左に進めば 浅い川を渡ってニニウのキャンプ場近くに出ました。 この写真の翌 年でしたか、友人とオフロードバイクでニニウまで行ってみました。 途中誰かが案内標識の向きを90度変えていて、深い山中に迷い込み バイクごと沢に転落したりしてエラい目に遭いましたが、無事に往復 できました。 いろいろ印象深い景色のひとつです。 ダムに限った話ではありませんが、夕張に帰るたびに少しずつ記憶に ある風景が消えてゆくのは本当に寂しい限りですね。 |
2014年 3月 3日 (月) | ![]() 今年は車の左前端に法面(のりめん)用のスイングオーガが付いた珍しい除雪車が やって来た。 街中でダンプに雪を積むにはむしろ邪魔そうだったけれど・・・。 |
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【 春の足音 】 | ||
ここ数日、天気の良い日が続きまして、雪解けがだいぶ進み ました。 表通りはアスファルトの路面が出ているところも 多いようです。 我が家の町内も、町内会で手配している排雪作業がようやく 行われまして一気に春が近付いてきました。 記録的に積雪 が多かった昨年に続き、今年も当初の予定よりほぼ2週間も 遅れての作業となりましたが、今のタイミングならこのまま 雪解けが進んで春まで道幅が狭くならずに済むでしょう。 おおよそ100万円かかる排雪費用は、町内会の支出の中で も群を抜いて高額な項目です。 もう少し我慢すれば消えて しまう雪に大枚を投じるのは勿体ない気もしますが、自然に 任せておくと、小路で動けなくなる車が続出するでしょうか ら仕方ありません。(一昨日も宅配のトラックが半日脱出で きませんでした。) まあこれも「風物詩」と言うのでしょうか。 このページの 背景色も毎年3月からは桜色に変えておりますが、本格的な 春もすぐそこまで来ているようです。 |
2014年 3月 1日 (土) | ![]() これが紙製とは・・・・ |
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【 紙の教会 】 | ||
「神の」の誤植ではありません。 東日本大震災の直前、ニュージーランドのクライストチャーチでも地震があり、185名の死者が 出たことは覚えておいででしょうか。 石造りの建物が多かった彼の地では、M6.3という地震 の強さに対して日本以上に被害が甚大で、街のシンボルだった玄武岩でできたゴシック様式の教会 も倒壊の憂き目にあいました。 さて教会の完全な再建には時間も費用もかかるため、10年程度の予定で仮設の教会を建てること になったそうですが、そこに名乗りをあげたのが日本人の建築家・坂茂(ばんしげる)氏でした。 彼の提案した工法は驚くべきもので、なんと「教会を紙で建てる」というものでした。 700席 の大聖堂をボール紙の筒を主構造体としてほとんどすべて紙で建てるというのです。 彼の熱意もあってプランは採用となり、教会は見事に完成しました。 ご覧のように高い天井を 支えているのは本当に紙の筒です。 もちろん表面に防水・耐火などの加工は施してあるものの、 基本的にはコピー用ロール紙の固い芯のようなイメージで、まごうかたなき紙製です。 メリット としては工期が短いことと、建設費が4億円ほどと700席という規模の割に安く済むことだそう です。 凄い・・・。 その4億円の建設費は、地元のシンボルということもあり、全て人々の寄付で賄われたそうです。 これ、北海道のような積雪地でも大丈夫なんでしょうか? 雪国でもイケるのならどこかの企業の かた、閉館する夕張の市民会館の代りに400席・2億くらいの館を紙で建てませんか。 きっと もの凄い話題になりますよ。 |