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2014年 6月


 2014年 6月 28日 (土)

  我が家の皐月は今が満開。

 【 復調へ・・・ 】
 ちょっと体調を崩してしまいました。

 花粉症で咳が続いていたのが元で気管支炎、さらに軽度の肺炎を起こしてしまい、入院
 こそしなかったものの、この半月ほとんど寝込んだ状態でした。 途中演奏会があって
 ちょっと無理をしたのも祟ったかもしれません。

 で、ほとんど何もしないうちに6月も今日を入れて残り3日。 今年が半分過ぎてしま
 うなんて信じられない・・・。

 図書館で調べたいことがあったり、楽譜を書く予定だったり、ついに夕張から移すこと
 に決めた墓所の手続きがあったり・・・ほぼ1カ月の空転を取り戻すべく、ただし無理
 をするとまた調子を崩すので気を付けながら完全復調を目指したいと思います。



 2014年 6月 10日 (火)

   青空にカラスの声だけがこだまする・・・。

 【 故郷の廃家(3) 】
 その夕張のわが家を建てたのは私の祖父でした。 終戦後わずか数年という時代
 でしたので、襖一枚入手するのにも小樽まで出かけて問屋街を捜し回らなければ
 ならなかったそうです。

 小さな家とはいえ、祖父たちがそんな苦労をして建てた家ですので、取り壊すに
 あたって墓前に報告だけはしておこうということで、真谷地にある墓所にお参り
 してきました。 ここに来るのは普段はお盆だけで、春に来るのは記憶にある限
 り初めてだと思います。

 お盆と違って他に人の気配もなく、墓地が更に広く感じ・・・いやいや待てよ、
 気のせいではなく、改めて見ると墓石の数は確かに増えて区画も拡張してます。
 「お墓だけは故郷に・・」と考える人が多いのかもしれませんね。

 さてタイトルの「故郷の廃家」は、みなさんご存知のとおり同名の曲があって、
 私たちの世代なら音楽の教科書にも載っていたはずで、現在これを編曲中です。
 この曲を含めた3曲ほどのメドレーにする予定ですが、なにせ先日新しく購入し
 たシーケンサーソフトに不慣れなために、実際の編曲作業そのもの以外の部分で
 難航しまくっております。 このメドレーには他に「庭の千草」も入れようかと
 思っています。 この曲は昭和40年代後半~50年代の夕張ではゴミ収集車の
 BGMで使われていて、時々妙に懐かしくなるものですから。 完成には時間が
 かかるかと思いますが、編曲ができたらお聴きいただこうと思っています。



 2014年 6月 1日 (日)

  今となってはなかなかクラシカルでいい。

 【 故郷の廃家(2) 】
 6月といえば全国的には梅雨の季節ですが、今日の北海道はほぼ全域で晴れでの
 スタートとなりました。 春が遅い北海道では6月がもっとも快適な気温なので
 いい天気が続いてくれるのは気分的には「〇」です。

 今月はまた夕張に行かなくてはならないかもしれません。 先日も書きましたが
 生家をこの夏の終わりに取り壊す意予定なので、その前に片づけなければならな
 いことが結構あるからです。 あまり明るい気分になれない作業ですが、万が一
 倒壊でもすると大変なので、やむを得ません。

 同じ敷地に物置も建っていて、物置とはいえコンクリートで基礎を打ってあり母屋
 より痛みが少ないくらいの建物なのですが、こちらも同時に取り壊すことになって
 先日四半世紀ぶりくらいに足を踏み入れてみました。  昔そのままに残っている
 ものもたくさんあって、私が中学生くらいの時から時間が止まっているような気分
 になりました。

 入口を入ってすぐの壁に「皆川薬店」の寒暖計がかかっていました。 電話番号に
 は「(沼ノ沢)三七番」とあります。 二桁の電話番号って、一体いつ頃のものな
 んでしょう? 昭和40年代の前半には自動交換機が導入されているはずなので、
 少なくともそれ以前のものであることは確かですね。 次回行った時には必ず回収
 してこようと思います。

 そのほか小物類で時代を感じさせられるもの多数。 全部持ってくるわけにもいき
 ませんが、歴史的(?)価値がありそうでやっぱり捨てられないよなあ・・・。








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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記