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2015年 2月


 2015年 2月 26日 (木)


 積み重なっていく層の、一番上の層の量は常に1Lであることと、
 次の日にはそれも17/18になっていく、というところがポイント。

   
 【 秘伝のタレに物申す 】
 全くどうでもいい話題ですが。

 前々から「~年間、継ぎ足すだけで使っている秘伝のタレ」
 という類のものに疑問を持っていました。 場合によっては
 百年を超す間ずっと・・というケースもあって、それが店の
 「売り」になっていたりするのですが、「~年間継ぎ足し」
 というやつには本当に意味があるんでしょうか? だってさ
 入れ替わっちゃうじゃん、結局のところ。

 で、計算してみました。 例として1斗:18Lの瓶にタレ
 を作り、毎日1Lずつ使っては継ぎ足す場合を考えました。

 初日に作ったタレは2日目には17Lになっているので1L
 足します。 3日目には2日目に足したタレ全体が17/18に
 なる、即ち2日目の朝17Lになった初日のタレも17/18に
 なり足した1Lも17/18になって、それに新たに1Lが加わ
 ります。 つまり初日の18Lのタレは毎日17/18に減って
 いくわけです。 N日目には18×(17/18)^(N-1)にな
 るということですね。 最初の7日間をグラフ化すると右の
 ようになります。

 実際に計算すると初日の18Lは30日目には3.43L、
 60日目には0.62L、180日目には0.65ccになって
 しまいます。 料理では「小さじ1杯」は約5ccだそうです
 から、半年後に残っている初日のタレは18Lの瓶に小さじ
 1杯の1/8ほど。 もう味に影響・・・出ないですよね?
 ダメ押しに、365日目に残るのは0.0000166cc =
 濃度0.00092ppm(0.0000166cc ÷18000cc×1000000)
 ・・・科捜研でも無理、人間の舌じゃ絶対わからないって。

 もちろん瓶の大きさと使う量の比にもよりますが、現実的に
 は「継ぎ足しのタレ」の期間に意味があるのは、かなり味覚
 が敏感な人でもせいぜい数か月。 それ以上は何百年続けて
 も変わりません。 もしコクが出るとしてもせいぜい数か月
 分までですね。 予想通りだな、あ~スッキリした。



 2015年 2月 23日 (月)
 【 北高校のページ更新 】
 予告しておりました通り、進めていた北高校の校歌編曲が何とか終わりました。

 実は昨日の会で音源をお披露目させていただき、参加者全員で久しぶりに校歌を大合唱してきたところなのですが、これを機にWeb
 でも公開させていただこうと思います。 TOPページからも進めますが、リンクはこちらです。

 他校と同様ページのBGMとして設定してあるので、北高のページを開けば自動的に音が鳴るはず(回線速度によって音が鳴るまでに
 時間がかかる場合もあります。)です。 ブラウザによってはデフォルトのままでは音が鳴らないこともありますが(例えばFirefox
 など)、少なくともインターネットエクスプローラーではちゃんと音が出るみたいです。
 
 今回の編曲はまだ旧音源で作っていますが、全21楽器・34パート、製作時間約450時間をかけた労作でございます。 卒業生の
 みなさんに、ぜひお聴きいただけたrと願っております。

【追伸】
 「Firefox」で私のHPをご覧いただいていて、私のページは音が出ないという場合、プラグインの有効無効をお確かめください。
 まずFirefox画面右上の線が三本あるマークをクリックします。
 (右写真の赤丸部分です)
 ここをクリックし、開いたウィンドの中で「アドオン」と書かれたアイコンをクリックします。
 すると左にアドオン入手/拡張機能/テーマ/プラグイン/サービス・・・と項目が表示されま
 すので「プラグイン」をクリックします。 この中から音を鳴らすプラグイン:デフォルトだと
 たぶん「QuickTime Plug-in・・・」があると思いますが、これを「常に有効化」にします。
 これで音が出るようになると思います。(私のはこれで曲が聴けるようになりました。)
 インターネットエクスプローラーをお使いの場合はたいてい音が出る・・・はずなんですけど。



 2015年 2月 21日 (土)


 小さいけれどウッドコーンである。 試聴してみて弦楽器が自然で好ましかった。
 店頭で現物を確かめネットで安く購入するという一番困った客である。

   
 【 北高校歌 】
 編曲を進めていた夕張北高校の校歌の打ち込みがほぼ完成し
 ました。 

 「ほぼ」と書いたのは、全ての音は入ったけれど、バランス
 がまだ取れていない、という意味です。  まあこれを言い
 始めるときりも限りもないので、どこかで見切りを付けなけ
 ればいけないのですが。

 モニターにはフランスのFOCALというメーカーを使って
 いて、このスピーカーでバランスを取っておけば概ねどんな
 スピーカーで再生してもそこそこ聴ける音になるのですが、
 やはり最後は家中の再生機器で鳴らしてみて確認するように
 しています。

 最近、父が自室で使っていたラジカセをミニコンポに買い替
 えました。 30年近く使っていたそれは夕張のツバメ電器
 で購入したもので、最近全く見なくなった巨大なラジカセ。
 それなりに音も良かったのですが、スイッチの接点が磨滅し
 たらしく電源が入らなくなってしまいました。

 私の勧めで購入したのは、JVC製で2万円を切る実売価格
 にしてはウッドコーンで自然な音です。 今回の校歌のよう
 にデジタル音源の場合もUSBが使えるて非常に便利です。
 CDがレコードの枚数を抜いたのは1986年のことだそう
 ですから、CDですら本格的に普及してからまだ30年まで
 経っていません。 もちろん前のラジカセ購入当時にUSB
 があるはずもなく、技術の進歩を感じます。

 ともあれ校歌は最終段階、USBオーディオでも程よく響く
 よう最後の仕上に励むことにいたします。



 2015年 2月 12日 (木)
 【 会のご案内/再掲 】
 先月23日のこの欄でもご紹介しましたが、会の名称や会費などが決まったそうなので再掲したいと思います。

 
夕張同窓生秋元さんを囲む会
  日時 : 2015年2月22日(日)午後2
  場所 : 札幌パークホテル・会場は当日ホテル案内板でご確認ください。
       (札幌市中央区南10条西3丁目1番1号、地下鉄南北線中島公園駅1番or3番出口より)
  会費 : ¥6000/1人
   ※夕張北高校第31~33期の卒業生が中心となって集う会ですが、他の期の方・夕張にゆかりのある方なら
    どなたでも歓迎いたしますので是非ご参加ください。
  申込み/問合せ : 第32期 但野まで  E-Mail 
tadano@nikkanーad.co.jp   

 現時点で参加者はすでに50名を超えそうとのことですので、なかなかの盛会になりそうです。
 北高の卒業期の数字については、先月23日のこの欄に書きましたのでご参照ください。 みなさん、どうぞよろしく。



 2015年 2月 10日 (火)


 この後の雨で補修作業は夜中までかかり大変だったようだ。 自分で言うのも
 なんだけど、大雪像を正面でなく側面から撮ってくるのが私らしい。 

   
 【 雪祭り 】
 買い物のついでに日曜の朝、札幌雪祭りに行ってみました。

 ただでさえ混雑しそうな日曜のこと、ちょうど雪像を一通り
 見終わって開店時間になるよう、少しだけ早い時間に会場に
 行きました。 

 ここ数年、はやりの「プロジェクションマッピング」見たさ
 に夜ばかり見に行っていたのですが、平日でも身動きがとれ
 ないほどの混雑には嫌気がさしていたところでした。

 今回見に行ったのは朝の9時少し前ですから、早朝という程
 早いわけでもないのですが、それでも混雑の度合は別世界。
 写真も撮りやすいし、まだ各ブースが準備中なので大音量の
 音楽もなく(音楽をやってる私が言うのもなんですが、何で
 も音が鳴ってりゃいいってもんじゃないぞ)、お祭り気分で
 盛り上がりたい人には物足りないかもしれないけれど、純粋
 に雪像を見たいなら絶対この時間だなと思いました。

 大雪像のディテールまで完璧に作り込んだリアルさには毎度
 感心しますし、これで経済効果400億だそうですから冬の
 貴重な観光資源であるのも納得です。 もっとも雪で稼いだ
 その金額の半分近くが、札幌市で毎年その雪を除けるために
 使われているというのは何とも皮肉なことでありますが。

 私たちが入った時にはガラガラだった市営の大通地下駐車場
 も、帰る頃には駐車場入口まで1ブロックを完全に一周する
 長蛇の列。 「早起きは三文の得」を実感した次第です。



 2015年 2月 4日 (水)





 建築中の北高校舎(現「ファミリースクールひまわり」)。
 球技大会中の写真で、撮影点には現在は体育館が建つが、出来たのはこの後。
 当時は新旧両校舎があったため北高にグラウンドは無かったのだ。
 学校祭のファイァストームは第一中学に間借り、野球は・・・無理だよね。
  
   
 【 リメイク 】
 今日は立春。 暦の上では今日から春なのですが、北海道は
 もちろんまだ深い雪の中です。 羅臼などは陸の孤島と化し
 ているそうですが、もしそちらにお住まいのかたがお読みに
 なっていらしたら心よりお見舞い申し上げます。

 さて、前々から気にはなっていたのですが、夕張市内の校歌
 を編曲し始めたのは2005年の夏のこと。 その時はまだ
 夕張市が財政破綻するなど思ってもいない頃でした。 当初
 から市内全校の校歌をやろうと思ってはいたのですが、まだ
 進め方も定められず、このHPも始めていませんでした。

 何より機材が古かった。 最初に手がけたのは母校の北高の
 校歌ですが、この曲と次の真谷地小学校までは、まだデータ
 をフロッピーにセーブしているような代物で曲を製作してい
 たので、音源がかなり古い(音質が悪い)んです。

 私自身の編曲や打込のノウハウも多少は進歩しているはず?
 なので、いつか機会があったら編曲ごとやり直そうと思って
 おりまして。 年明けからやっと作業にかかり始めました。
 折しも母校の校舎を使う「ひまわり」が閉鎖される、という
 話もあって非常に残念に思っていたところでもありました。

 曲全体の尺からいうと、編曲の進捗度はただ今6割くらい。
 曲調としては完全に「マーチ」です。 完成したらもちろん
 HPで公開(現在の音源と差し替える)するつもりですので
 ぜひお聴き頂ければと思っています。



 2015年 2月 1日 (日)


   
 【 最後のイベント 】
 正月からあっという間にひと月が過ぎ、今日から2月です。

 今月は「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」
 が開催されます。  オープニングセレモニーは2月19日
 17:30から「アディーレ会館ゆうばり」で開催されますが、
 私たちには「夕張市民会館」の呼び名のほうががピンと来る
 この建物が、この3月末で閉館となることは、昨年2月にも
 この欄でお伝えしたとおりです。

 これも前回書きましたが、昭和38(1963)年の竣工から既に
 50年以上が経過し、維持に必要な大規模改修工事が経済的
 に無理である以上、閉鎖はやむを得ないことではあります。

 昭和38年の夕張市の人口は101669人、現在の10倍
 以上の人口でした。 市の現状で市民会館のようないわゆる
 「ハコもの」が優先順位上の下位に来るのは判っちゃいるの
 ですが、夕張市の文化発信の象徴的な場所だっただけに単純
 な経済論だけで用不用を論じられることに抵抗を覚える気持
 も一方であるのです。 きっと「無い袖は振れぬ」で議論が
 終わってるんだろうなあ。 そりゃそうなんだけどさ・・。

 いずれにしろ、今回の映画祭が大きなイベントに市民会館が
 使われる最後の機会になりそうです。  できたらもう一度
 足を運んでみたいのですが・・・ちょっと無理かも。







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記