２０１６年 ６月
| 2016年 6月28日 （火） |  |
| 【 清書完成 】 | |
| 数年前から少しずつ進めていた夕張市内の小中高すべての校歌の楽譜 の清書がようやく終わりました。 小中高すべての学校数は、延べで ５０校あるのですが、定時制（今は死語になりましたが）の真谷地・ 登川の高校２校と、三弦橋の向こう岸にあった桜が丘小学校は、私の 入手した資料には譜面がなく、また夕張南高校と現在の夕張高校は校 歌が共通なので、今回清書したのは４６校分ということになります。 できるだけ原譜の表現に忠実に写しましたが、小節内の拍数が合わな かったり（４拍子なのに１小節に５拍あるとか）、ピアノ伴奏の和音 がどうしてもおかしかったり・・・必要最小限の修正は加えました。 この作業が一番悩んだかもしれません。 何しろ大半は原曲を知りま せんから・・・。 もちろん、これは打ち込みで編曲するのと違い、手書きをワープロに しただけです。 編曲の残りはまだ２０校ぶんあります。 先日ほぼ同世代の義姉ががんで他界しました。 何だか自分の人生の残り時間を目の前に突きつけられたような気がし ました。 悠長にやっていると編曲し終わらないうちに・・・、まあ あまり悲観的になるのもなんですが、もう少し作業のピッチを上げた いと思ったりしております。 |
| 2016年 6月21日 （火） |  |
| 【 違法ではないが適切でない 】 | |
| 三菱自動車の軽自動車４車種が、国土交通省への燃費届出値に虚偽があって問題 になっています。 実測したら平均１１％も悪かったそうですから、もうこれは 法制上も間違いなくアウトですね。 ただ、燃費のカタログ値については、他社も威張れるほどのものではないと思い ます。 最近辞職されたどこぞの知事ではありませんが、「違法ではないが適切 ではない」というやつです。 例えば現在燃費カタログ値日本一はトヨタ・プリウスですが、ＣＭで謳う燃費の 数字は「４０.８km/Ｌ」です。 しかしこれは最廉価モデルの「Ｅ」だけの数字 で、この上の「Ｓ」「Ａ」「Ａプレミアム」の燃費は「３７.２km/Ｌ」、つまり ３.６km/Ｌも悪くなっています。 （数値はすべて前輪駆動モデルのＪＣ０８モード値） もちろんここにはカラクリがあります。 一番のキモは、燃費測定が実走行では なく、試験台上で行われる、という点なんです。 まず被験車を実際にテストコースで走らせ、６０km/hから惰性で止まるまでの抵 抗値の変化を測定します。（三菱はまさにこの数字で嘘をついたのです） 次に 被検車を試験台のローラーに載せ、先ほどの走行抵抗を電気負荷で再現して負荷 をかけます。 こうして台上で加減速して燃費を測ります。 回すローラー重量 を車の重量、ローラーの電気的負荷を走行抵抗に見立てるわけですね。 ただローラーの重量はそんなに細かく設定できません。 実際には１１０kg刻み でしかローラーの種類は用意されていないんです。 そこで車両重量もこの刻み で試験で回すローラーの重量ランクを決めています。 このローラー重量を等価 慣性重量といいますが、これは国土交通省が右表のように定めています。 察しの良い方はもうお分かりですね。 実はプリウスでは「Ｅ」だけが車両重量 １３１０kgで等価慣性重量１３６０kgのローラーを、その他のグレードは同じく １３５０～１３９０kgなので、一気に１１０kg重い１４７０kgのローラーを回す ことになるんです。 この重量を稼ぎだすため、「Ｅ」だけは燃料タンクを５Ｌ 小さくし（重量は満タンで測るので）、リヤスタビライザーを省き、廉価版なの に逆に高価だけど軽いリチウムイオン電池を使い、リヤワイパーも外し、果ては ウィンドウォッシャータンクまで小さく(4.8→2.0Ｌ)するという、涙ぐましい努 力をして、ぎりぎり「１３１０kg」に抑えているのです。 なにせあと１kgでも 重かったら、一気に１１０kgも重いローラーで燃費を測定されますからね。 ですから重量差５０kgの「Ｅ」とすぐ上のグレード「Ｓ」は燃費が３.６km/Ｌも 違いますが、「Ｓ」と更に３０kg重い「Ａプレミアム」の間では燃費の差があり ません。 同じ等価慣性重量のローラーで試験を受けるからです。 言うまでもありませんが、これは違法ではありません。 定められた規制の中で 実際に得た数値ですから。 ただ、これが現実的な数字かどうか、こんなふうに 得た数字を広告で前面に謳うことが適切かどうかというと、やはり疑問を感じず にはいられません。 「違法ではないが、適切でない」・・・うーむ、今年末の 「流行語大賞」の候補になりそうだな・・・。 2016年7月9日追記：自動車雑誌に「Ｅ」と「Ｓ」を実際に走らせて燃費を比較した記事が出ていました。 東京都内・高速・地方一般道を計３４５ｋｍ走った総合燃費はＥ：３２.８６Km/L、Ｓ：３２.６４Km/L、 もともと大人一人乗せたか乗せないかくらいの重量差ですから、現実の差はこんなもんでしょうね。 |
| 2016年 6月17日 （金） |  |
| 【 小旅行 】 | |
| 久しぶりに家族で小旅行に出かけてきました。 自宅から２時間ほどなので、旅行というほどの距離ではありませんが、わが家は普段 ほとんど出歩かないので、これでも充分旅行の気分に浸ることができます。 宿に選んだのは十数部屋しかない小さなホテルでしたが、幹線道路から離れた瀟洒な 建物で、周囲は緑に囲まれ静かで落ち着けるところでした。 小雨模様だったせいも ありますが、夜など耳を澄ませても何の音も聞えません。 温泉はなく、料理が目当てで来るホテルなので、いちおう「オーベルジュ」に分類さ れるのでしょうか。 確かに料理は非常に美味しかったし、満腹になるくらいの分量 もありました。 これで天気さえ良ければ文句なしだったのですけれど。 ちょうど車での移動中に函館で地震があり、到着した宿のフロントで「地震、大丈夫 でしたか」と聞かれ面くらいました。 熊本のように長期間に亘り余震が続いたりし ないことを祈りたいと思います。 |
| 2016年 6月8日 （水） |
| 【 大台割れ 】 |
| 一部の新聞などで記事になりましたので、すでにご存知の方も多いと思いますが、夕張市の人口がついに９千人を切りました。 ５月末の夕張市の人口は８９８２人。 ４月の９０１４人から３２人減って、とうとう９千人を割り込んでしまいました。 １万人を割ったのが２０１３年９月のことでしたから、およそ３２カ月で１０００減ったことになります。 例によってグラフ にすると下のようになりますが、多少の凸凹はあるにせよ、人口減少はずっと同じペース。 このグラフがずっと直線だという ことは、人口減少「率」でいうとじわじわ悪化している（分母の総人口が少なくなっているのに分子の減少人数が変わらない） と言えるかもしれません。 １万人を割ってから以降、夕張に住む私の親戚の中にも物故した高齢者が数人いまして、実感と して高齢化による人口減少を感じます。 まったく悲しい統計です。 |
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| 2016年 6月5日 （日） |  |
| 【 勘弁してよ 】 | |
| この欄をいつもご覧いただいている方は気がつかれたかもしれませんが、ここ数日ページ右上の アクセスカウンターが表示されなくなっていました。 特にその部分を変更したわけでもなかったので調べてみますと、６月３日の加入サーバー移転に 伴ってカウンターを再貼り付けしないといけないことが判明しました。（サーバー側の事前説明 にちゃんと書いてありました。） ということは私がカウンターを設置しているのはトップページ・今ご覧のブログページ、そして 過去のブログページ丸８年分９６ページだから・・・・つまり合計９８ページの張り替え作業を しろってこと？？ ちょっと勘弁してよ、この頃けっこう忙しいんだからさ。 というわけで２０１４年以前の過去ブログのカウンター、まだ非表示です。 ご勘弁を。 |
| 2016年 6月3日 （金） |  |
| 【 初物 】 | |
| 先月末、初競りで１箱（２玉）３００万円をつけた夕張メロン。 １玉あたり１５０万円はさすがに ご祝儀相場で、もちろん一般の消費者がこんな値段で買えるはずもありません。 昨晩家内が近くのスーパーで買ってきた今年の夕張メロンの初物は、「優」品で１玉￥1280でした。 色も形も良く、味もおいしいメロンでした。 いまわが家には一昨日同じスーパーから買ってきた「シナモンドーナツ」もありますので、夕張の味 が充分堪能できます。 お盆前くらいまで、しばらくは故郷の味が楽しめそうです。 |
| 2016年 6月 1日 （水） |  |
| 【 梅雨空？ 】 | |
| 今日から６月です。 昔、祖母が「１日に天気が良かった月は、天気の良い日が 多い」とよく言っていたものです。 科学的・統計的根拠は全くないとは思いま すが、今日は午前中少しだけ日が差したものの、雲が低くたれこめて今にも雨に なりそうな雲行きです。 祖母の言った通りだと今月はずっと天気が悪い・・ ・・とはさすがに私も思いませんが、まるで梅雨空のようなこの天気では気分も 重くなるのは確かです。 まあ私のようにほとんど部屋にこもり切りの生活をしている人には天候も暮らし に直結しませんが、農家の方々など仕事が天候にかかっている人には死活問題。 のんきに空を眺めている余裕はないでしょう。 天気が気になるといえば、ニュースで流れている七飯町での少年の行方不明事件 も心配です。 ５日目に入っても手掛かりすら得られておらず、昨日からは悪天 候にも阻まれて捜索は難航しているようです。 こちらは本当に好天が続くこと を祈りたいと思います。 |
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