音風景・夕張 日記TOP




2019年10月


 2019年10月27日(日)
 
 
【 ついに80回目 】
10月30日(水)に札幌で「夕張の杜コンサート」が行われます。 2011年
 に始まったこのコンサートも回を重ね、今回が80回目となりました。

 夕張と札幌で、ほぼ交互に開催している「夕張の杜コンサート」ですが、最近では
 ほぼ一年に一度(10回に一度)のキリ回には大きな会場を使ってのコンサートと
 なっていて、今回もその回となります。

  日時 2019年10月30日(水) 開場16:30 開演18:00
  会場 札幌パークホテル 地下二階 パークプラザ
  料金 ¥2000(飲み物セット込)

 今回は厚谷市長のほか、鈴木北海道知事、秋元札幌市長もお迎えする予定です。

 年に一度の回は、同窓会などを開催していただくきっかけになれば、という狙いも
 ありまして、開演前の歓談時間を長く取ろうと開演1時間半前の開場となっており
 ます。 平日の夕方ではありますが、夕張に思い出のあるみなさま、ぜひお誘いあ
 わせのうえ、足をお運びくださいませ。

 なお詳細は「夕張の杜コンサート公式HP」をご覧ください。
  



 2019年10月21日(月)
 
 
  
 
【 平和のシンボル? 】
台風直後の冷気から、やっと少し暖かさが戻ったここ数日。 我が家は平和の象徴
 とされる鳥、そうハトと格闘しておりました。

 長いこと今の場所に住んでいますが、この夏以降になって急にハトが来襲するよう
 になりました。 2階のバルコニーの床板とその下の子屋根の間の空間に巣を作り
 ヒナが孵化したあたりまで、私たちは全く気が付きませんでした。 バルコニーは
 別の場所にもあってこちら側はほとんど使わないからです。 ヒナを狙ってカラス
 が来る段階に至ってやっと気が付くことになったわけです。

 床板を外してみると、草混じりの土や、羽毛や糞がたくさん溜まっていて、大変な
 ことになっていました。 昨日今日の二日間は床板を外し、糞まみれになった屋根
 を高圧洗車機とブラシで洗い、床板のほうも洗剤をつけながら洗いました。

 と書くと簡単ですが二階には蛇口は無いので、ホームセンターに行き長いホースと
 口金を買い、それら道具一式をバルコニーに運び・・・けっこうな重労働でした。
 
 一昨日一日でかなりきれいになったのですが、今朝になるとまた糞が・・・かなり
 頭にきて「何が平和の象徴だ、この〇▽#□!!(あまり上品じゃない罵詈雑言を
 並べました)」とつい叫び、昼から刷毛で床板の根太に灯油を塗り付けておきまし
 た。 とりあえずこれで今日は寄り付きませんでしたが、匂いはすぐ薄れますから
 これで解決というわけにはいかないでしょう。 何か手を考えなくちゃね。

 どうも近所に鳥に餌を与えている人物がいるらしく、以来ハトもスズメもカラスも
 急激に数が増えて、そのうちに我が家に目を付けたという図式のようです。 昔と
 違って野生動物に給餌することの弊害はもう少し周知されているものと思っていま
 したが、そうでもないんだなあ。 




 2019年10月14日(月)  
 
  図にするとこんな感じに。  黒い外枠が1000m四方、
  Q.E.は 全長294m、全幅32.3m である。
【 台風で思ったこと 】
今回の台風来襲時にちょっと思ったことがあります。

 それは「地震と低気圧は関連がある」という仮説があるということです。

 もちろん低気圧が来ただけで地震が起こるわけではありませんが、日本の
 ようにプレートの継ぎ目にある場所で起こるタイプの地震は、マントルの
 対流によってプレートが隣のプレートの下に潜り込み、それが上に跳ね返
 ることで起こっていますから、プレートを上から押さえている空気の圧力
 が急激に減ると、それが引き金になってプレートが跳ね上がる、というの
 です。

 台風19号は12日の19時前に上陸しましたが、直前の18時22分、
 千葉県南東沖を震源とする最大震度4の地震が発生しました。 この時の
 台風の中心気圧は945hPaでした。

 ちょっと電卓を弾いてみます。 仮に台風接近前の気圧が1000hPaあったと
 すると、短時間で55hPa低下したことになります。 kg/c㎡に換算すれば
 0.0543kg/c㎡。なんだ大したことないじゃん、とお思いかもしれませんが
 1センチ四方だからこの数字。 1メートル四方ならば543kg、1キロ四方
 なら54万3千トン!にもなります。

 豪華客船「クイーン・エリザベス」の総トン数が9万400トンなので、
 例えれば1キロ四方の地殻の上に文鎮のように載っていたクイーン・エリ
 ザベス6隻が、台風接近とともに消えたことになります。 そう思うと、
 何だか地殻が浮き上がりそうな気がしてきませんか・・・?

 もしこれが正しければ、特に強い地震が起こった地域で、まだ余震が予想
 される場合には、台風など強い低気圧が接近するときは要注意ということ
 になります。 まあこれが定説ということではないですけれど、注意する
 に越したことはないかもしれませんね。
 



 2019年10月13日(日)
 
 
  
 
【 被害甚大 】
数十年に一度の強大な勢力だという台風19号は、関東を中心に各地に甚大な被害
 をもたらしました。 我が家も東京近郊に住む家族と連絡を取り合ったり、無事を
 確認するのも大変でした。 被害にあわれた方々にはかける言葉もございません。

 東日本大震災の津波の大きさもそうでしたが、天災というのはいつも人智を超える
 規模でやってくる、ということを改めて実感しています。

 地球の温暖化というのは大気全体が総量として今までより多くのエネルギーを持つ
 ようになる、ということです。 台風など暖かく湿った空気が起こす現象の激化は
 もちろん、エネルギーの循環サイクルの動きによっては局地的に冷える現象も出現
 するはずです。 暖かくなってなぜ冷える?と思われるかもしれませんが、これは
 キャンプ用のカセットガスを燃やして冷やすタイプの冷蔵庫の原理をイメージして
 いただけると感覚的には納得しやすいかもしれません。 今回の台風は北海道への
 被害は小さかったですが、その代わり真夏日連続の記録的に暑い夏の反動で、今度
 の冬には強烈な寒波に襲われないとも限りません。(ちなみに私、大学は工学部、
 それも専攻が熱工学だったので、どっちかというと音楽よりこっちが専門です。)

 直接的な防災の手段として治水や避難場所などの改善はもちろんですが、マクロな
 規模の温暖化対策をもっと真剣に進めないと本当にまずい段階に来ているんじゃな
 いでしょうか。 その点では日本ももちろんダメですが、米中両国のようにエネル
 ギー使用量の多い国のリーダーが、どちらもとても未来を見据えているとは思えな
 いことにも暗澹とします。 このままでは遠からず必ず自分たちの首も締ると思う
 んだけどなあ。




 2019年10月10日(木)  

  街中を50km/h以下で走っている限り、空気抵抗などくそくらえである。
  四角いクルマは車両感覚が掴みやすく、狭い場所で乗りやすいという
  メリットもある。 ワイパー周りもこの形状の方が雪がたまりにくい。
  実用的なのは絶対にこっちだ。
【 「昔通り」は老化の証拠? 】
一昨日、登川中学校の校歌の音源が完成し一息ついている
 ところです。 ちょっと根を詰め過ぎて疲れも溜まってい
 るので、何日か休んでから次の校歌にかかろうかと思って
 います。

 今日10月10日といえば、私も含めある程度の年齢以上
 の人にとっては祝日「体育の日」という認識です。 今の
 「ハッピーマンデー」とかいう妙な祝日制定制度には全く
 馴染めず、いまだ違和感しかありません。 

 違和感といえば先月、日本を代表する乗用車・カローラが
 何代目か忘れたけど新型になりました。 全車3ナンバー
 扱いだというその大きさにも、強くフロントガラスが寝た
 カタチにも、違和感しかありません。

 バンパーが車体と一体化し、吊り目の変形ヘッドライトと
 前後に強く寝たガラス・・・1社くらい立った窓に独立し
 たバンパー、丸いヘッドライトに雨樋が付いた四角い車体
 のクルマを作っても・・・と思ったら、最新型のスズキ・
 ジムニーがまさにそれでした。 新型になって世間に逆行
 するかのように昔通りのカタチに。 それだけが理由では
 ないのかもしれませんが、予想を大きく上回る受注があり
 仕様によってはいま注文しても納車は2021年!明けに
 なるそうです。 バイクは現代風と昔風、二種類のモデル
 が混在しているんですから、乗用車も「昔通り」のやつを
 どこかで出してくれませんかねえ。
 



 2019年10月04日(金)
 
 
  
【 コンサートへ 】
ピアノのコンサートに行ってまいりました。

 佐野主聞さん/三上絵里香さんによる4手のピアノ曲を集めた演奏会で、1台のピ
 アノを二人で弾く連弾曲と2台のピアノを使うピアノデュオ曲とで構成されたプロ
 グラム・・・ひと言でまとめるとそういうことなんですが、これが難曲ぞろい。

 正直、第一部の最後の曲・ラヴェルの「ラ・ヴァルス」が終わった時には、この曲
 を大トリに持ってこなくて大丈夫なのか?と思いましたが、実際の大トリ(実は私
 は初めて聴いた)の「ラフマニノフの組曲2番」は更に凄かった・・・。

 ラ・ヴァルス(滅びのまじないみたいな曲名ですが、英語でいえばザ・ワルツ)は
 オーケストラ版のほうは高校で吹奏楽を始めたあたりから聞きなれた曲なのですが
 ピアノで表現するのはかなり大変な曲だと思います。各楽器の動きがそれぞれ違う
 のにピアノの場合は手は4本しかありませんし、一つの音が伸びている間に音の強
 弱がppffにクレッシェンドするような箇所が随所にあって、ピアノは鍵盤を
 叩いたあとで音を大きくすることはできませんから、ここをどうするか? 最終的
 にこの曲をこの曲らしく表現するのは大変だと思ったりしていました。 もちろん
 今回の演奏は見事でした。 学生時代のうっすらとした記憶では、この曲の初演も
 オーケストラ版ではなく、ラヴェル自身と女性のピアニストによるピアノ・デュオ
 によるものだったような気がしますが、こんな感じだったんでしょうか。
 
 最後のラフマニノフの組曲第2番も抒情的だったり激情的だったり、ダイナミック
 な演奏でした。 実は組曲のほうでなく協奏曲の2番のほうは、第2楽章をいつも
 聴いていて・・・だいたいこの曲を聴くときは編曲が煮詰まっている時なんだけど
 ラフマニノフの作る旋律はなんとなく馴染んでいるので、理解しやすかったのかも
 しれません。 

 とにかく素晴らしい音楽でした。 いつかできるだけ近いうちに、ピアノ協奏曲の
 第2番のほうも聴かせていただく機会が訪れることを心から願っています。




 2019年10月01日(火)  
【 日の短さが 】
いよいよ10月になりました。 秋の彼岸を一週間も過ぎ
 ますと、日没が早くなったことが実感できるような気がし
 てまいります。

 秋らしいといえば、ここ数日間は、天気予報は一日中晴れ
 でも短時間けっこう強めの雨が降るという空模様が続いて
 いて、家内などは外に干した洗濯物の取り込みに大慌てし
 ています。らしいといえばこれも確かに秋らしいですね。

 現在は登川中学校の校歌を編曲中で、2番の終わりくらい
 までは楽譜が書けました。 記譜ソフトの最大のメリット
 は、手直しやコピーペーストができることで、このへんの
 便利さはワープロソフトをお使いのみなさんが手書きとの
 差を一番はっきりと感じられるのと同じです。 手書きの
 スコアで「あ、やっぱり間奏を4小節長くしよう」なんて
 あり得ませんから。 というわけで、低音部など同じ動き
 のところはどんどんコピペで済ませています。 ワープロ
 に慣れるまでと一緒で、いったん慣れると楽譜もソフトで
 書いた方が最終的には早いと思います、特に総譜は。

 残念ながら登川中学校校歌は、もともと私のHPに紹介し
 たページがないので、完成しても音源をお聴き頂く予定は
 ありませんが、できたらこの先1年前後かけて市内の中学
 校校歌は、全て再編曲・新音源化したいと思っています。

 熱源だらけの私の部屋では、少し寒くなり始めた今の時季
 が一年で最も快適な季節なので、書ける時にどんどん作業
 を進めたいと思っています。

 たたその先は・・小学校が延べ29校もあるんですよね。
 中学校の倍以上。 これはあるなあ。 計算では他に何も
 しなければ3年でできることにはなりますが・・・?