今朝はいきなり雪景色になりました。 朝の天気予報を見ていたら夕張は
30cmの積雪だったそうです。
この1週間、TVはコロナかよその国の大統領選の話ばかりで、コロナは
ともかく大統領選は確かに日本に重大な関わりはあるにせよ所詮は外国の
制度に則った外国の話、いくら外野が憶測をしたところでなるようにしか
ならんだろ、と思わないでもありません。
ただね、感覚的・感情的な印象を申し上げれば日本人の私たちから見れば
何だか見苦しい。「負けは負けだろ、潔く認めろよ」と感じてしまうのが
平均的な日本人の反応じゃないでしょうか。
ちょっと思いつき、Googleの翻訳ソフトで「潔い」と入力してみました。
訳語として示されたのは
pure, manly, sportsmanlike, uplight の4つの単語でした。
どれも日本人の抱く「潔い」のイメージとは何か違いますよね。ただ純粋
なだけでも男らしいというのでもスポーツマン的でも真っすぐでもない。
和英辞書でも調べてみましたが、訳語はどれもピンときませんでした。
つまり欧米には「潔い」という概念そのものが無いんですね。 広辞苑で
潔いを引いてみて改めて気が付いたのは「未練がない」というニュアンス
が先ほどの訳語候補に欠けていることでした。 桜に代表される散り際の
美学は日本人だけのものじゃないと思うんですけどねえ。(時には危ない
方向に向くので要注意なんだけど。)
どうなんでしょうね、単語がないくらいだから米国人にとって今回の選挙
後のグダグダは日本人が思うほど見苦しくないのかなあ? 精神性の差は
なかなか理解が難しいからなあ・・・。
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