音風景・夕張 日記TOP




2022年10月


 2022年10月28日(金)  
【 これが第8波?? 】
10月初めくらいまで減り続けていた
 新型コロナの感染者数が、このところ
 増加に転じています。

 グラフは青が全道、赤が札幌の感染者
 数で、それぞれ実線が毎日の公表値、
 点線が前後7日間の平均値です。

 点線の7日平均の数字を読むと、現在
 の感染者数は全道で1日約4000人
 、札幌市が約1500人です。

 意見には個人差がありますが、感染者
 がこれだけ増えると、もう「気を付け
 る」だけでは感染予防は不可能です。
 何らかの具体的な対策が必要で、それ
 は目下のところワクチン接種しかない
 んじゃないでしょうか。

 色々な研究機関や病院の資料を見ると
 1・2回目接種後の抗体価は、6か月
 後にはほぼ効果がないという程度まで
 下がってしまいます。 つまり2回目
 までしか接種していない人は、現時点
 では、一度も接種していないのと同じ
 だということです。

 札幌市でも1回目2回目の接種率は、
 総平均で約80%なのに3回目は63.5%
 4回目は31.4%に過ぎません。これが
 増えてこないと、感染の波を抑えるの
 は難しいんじゃないですかね・・・。




 2022年10月25日(火)  


 
【 秋の夕張へ(3) 】
前々から行こうと思っていた南清水沢の「りすた」も見てきました。
 「りすた」はバスターミナル・市役所の支所・図書館・多目的ホール
 などの機能をすべて併せ持つ「拠点複合施設」として、2020年春
 にオープンしていました。

 実は「夕張の杜コンサート」でもオープン記念コンサートを、ここで
 開催する予定で私も行く気満々、楽しみにしていたのですが、ご存じ
 の通り新型コロナ感染症が急拡大しまして中止となっていました。
 その後なかなか感染が収まらず(今もまだ安心という状態ではありま
 せんが)、今回やっと訪ねることができたんです。

 正面はバスが余裕をもって転回できる広さがあり、一般車向けの駐車
 場も併設してあります。 建物全体はは上の写真のように明り取りの
 窓がついた平屋造りで、中は天井が高く開放的な空間が広がります。

 玄関を入ると右奥が市役所の支所、中央奥が多目的ホール、やや左に
 図書館のスペース(写真下)があります。 トイレも最新式の設備が
 完備しており、全体がバリアフリー化されています。 コンパクトな
 がら必要十分な全ての機能を備えている建物だと思いました。

 来訪時は今日時点ではまさに開催中のはずの市民文化祭に向けて準備
 が進められていて、書道展や生け花の発表会の準備のため関係の方々
 が出入りしていました。 そういえば北高の吹奏楽部も、市民文化祭
 に参加していましたっけ。 あの頃は市民会館が主会場でしたけれど
 これからはここが中心なんですね。そう遠くないうちにコロナが収束
 して、改めて「夕張の杜コンサート」がここで開催できたらいいなと
 心から思いました。




 2022年10月23日(日)  
【 秋の夕張へ(2) 】
沼の沢に向かう途中、紅葉を期待して滝の上公園に寄ってみました。
 予想以上の人出で、地方ナンバーの車も多く紅葉の名所として知名度
 が上がってきていることが実感できました。

 肝心の紅葉は、少し来るのが早かったかな。 発色がもうちょっとと
 いうところで、来週あたりが見ごろかもしれません。

 滝の上公園に来たのは7、8年ぶりくらいでしょうか。 橋の上から
 滝を眺めた記憶では、もうちょっと近くに見えた気がしていましたが
 たかだか数年で目に見えて滝が後退するはずもないので記憶違いなん
 でしょう。 最近はレーザーで距離を測れる機能付きの望遠鏡もあり
 まして、前からちょっと欲しかったのですが、そういうもので橋から
 滝までの距離を正確に測っておくと、あとあと案外貴重なデータにな
 るかもなあ・・などと妙な物欲がまた頭をもたげたりしています。

 以前に無かったといえば、橋の下をくぐりぬけて周遊できるよう木道
 ができていました。 この公園には千鳥ヶ滝の他にもうひとつ小さな
 滝がありますが、そちらは木道からのほうがよく見えるようです。

 中学校の修学旅行で奥入瀬渓流に行って、バスガイドさんが「みごと
 な滝でしょう?」と言ったとき、滝の上出身の級友が小さな声で「千
 鳥ヶ滝のほうがすごい」と呟いたことは今でも忘れません。 友よ、
 君は正しい、千鳥ヶ滝は間違いなく名瀑です。 みなさんもこの時季
 改めてご覧になってはいかがでしょう。




 2022年10月21日(金)  



 
  パスタのセットメニュー。
【 秋の夕張へ(1) 】
ものすごく久しぶりに夕張へ行ってきました。確めてみると、最後に
 夕張に行ったのは2019年の桜の時季だったので、三年半近く足を
 向けていなかったことになります。

 まもなく冬がやってきて、遠出するには道路状況が心配になってきま
 すし、今日は全道的に一日安定して良いお天気だったので思い切って
 出かけることにしました。

 まずは気になっていた沼の沢の「くるみ食堂」へ。 ここはもし実家
 が今も残っていればダッシュ30秒ほどで着く場所で、「おーやま」
 閉店後は沼の沢で唯一食事ができる(だと思う)場所です。

 パスタのセット(写真)とカフェモカを頂いてきましたが、どちらも
 大変おいしかったです。  パスタはトマトとモッツァレラチーズを
 使ったものでしたが、モッツァレラがたっぷり使われていて、私など
 なまじっか近くに住んでいたために、ついつい「ここは沼ノ沢だし」
 という先入観を抱きがちですが、それを完全に覆す美味しさ(褒めて
 るように聞こえないかもしれませんが、本当に美味しい!)でした。
 何度も来て全メニュー制覇したいです。 みなさんもぜひ一度ご賞味
 いただければと思います。

 場所は・・・土地鑑のない人にはちょっと判り辛いかもしれませんが
 今はカーナビがあるので大丈夫でしょう。 ただし混んでいますので
 特に遠方から来訪される場合は事前に混み加減・予約状況を確認した
 ほうが無難だと思います。

 ※リンク【くるみ食堂:夕張市沼ノ沢826-48  Tel 0123-57-7727

 それにしても。 この周辺の住宅地が分譲されたころ、区画整理され
 碁盤の目に道路だけが先にできたあと、一番最初に作られたたのが、
 この店の筋向いにある公園でした。 何もない更地が広がる中に公園
 の緑色のフェンスだけが遠くからでも目立っていたものです。

 その状態から次々と住宅が建って、新しい街並みができ上がっていく
 様子を、昨日のことのように鮮明に覚えているので、その中の一軒が
 いま「古民家」と呼ばれていることがとても不思議な感じがします。
 あれからほぼ50年経っているので、不思議でもなんでもないんです
 けどね・・。




 2022年10月16日(日)  
【 EVは正義か?? 】
言うまでもなくEVとは電気自動車のことです。日本以外の自動車製造会社
 は積極的にEVを推進していて、中国なんかは今や新車販売台数の1/4は
 EVらしいです。

 確かにEV(ここでは狭義の「蓄電池でモーターを動かす車:BEV」だけ
 に限定して話を進めます)はそれ自体は全く排出物を出しません。 しかし
 総合的に見て、本当にEVは環境に優しいのか、私は疑問を持っています。

 疑問点の第一は「大元の電力を得る方法」です。

 日本のEVの先駆けである日産リーフを例にとりましょう。 日産リーフの
 航続距離は実際に使用したユーザーの声だと満充電で400km前後のよう
 です。 ソニー損保調べによる2020年の日本の乗用車の年間走行距離は
 平均6017kmだそうなので、約6000÷400=15、つまり日本の
 平均的な乗用車の使い方だと、1年間に15回の満充電が必要となります。
 日産リーフのバッテリーの容量は約60kWhですから、1年間の使用電力
 は60×15=900kWhとなります。

 日本の一般家庭の平均的な電力使用量は月に250~300kWh。つまり
 リーフは年間で家庭の使用電力の3か月分(25%)を使う、という計算に
 なります。 乗用車だけでなくバスやトラックもとなると必要な電力は更に
 増すはずですが、さてこれだけの電力、一体どうやって賄うのでしょう? 
 もし原子力発電で賄うというのであれば、それはもはや電気自動車ではなく
 原子力でモーターを回す「原子力自動車」です。それは本当に環境に優しい
 のでしょうか?

 第二の問題点は樹脂の存在です。

 現在、樹脂:いわゆるプラスチックは、そのほとんどが石油化学製品です。
 原油から得られるナフサ等から繊維やプラスチックを作っているので、今の
 ままだと石油精製をやめるわけにはいきません。 樹脂製品が全く作れなく
 なってしまうから。 問題は原油を精製すると、一定の割合で重油も軽油も
 灯油もガソリンも出来てしまう、という点にあります。 樹脂欲しさに原油
 を精製すると否応なく他の燃料系の油も生まれてしまうのです。

 もし全ての自動車をEV化して「もうガソリンも軽油も必要ありません」と
 なったとしたら、否応なく生まれた燃料類はどうする気でしょう?

 これらの問題は今のところ全くの棚上げ状態、解決の見通しが立っていない
 はずです。 もちろんこの点は諸外国も同様のはず。 各国とも前のめりに
 EV化を進めていますが、ちょっと見切り発車に過ぎやしませんか? 現在
 のEV化推進の波は、純粋に環境問題への取り組みというよりは自動車業界
 の勢力争いの場じゃないのか・・何だか納得がいかないでいるところです。




 2022年10月13日(木)  
  
【 ふざけんじゃねーぞ・・ 】
のっけから汚い言葉で申し訳ありませんが。

 例の新しいパソコンの設定の中で、ここ数日
 何度やってもダメで、悩みに悩んでいたのが
 プリンタの中のスキャナの設定でした。

 プリンタそのものは普通の印刷もCD印刷も
 ちゃんと動くんです。 でもスキャナ機能を
 使おうとすると「未接続です」と表示が出て
 動作しません。 ソフトを再インストールし
 たりいろいろ設定を変えたり、手当たり次第
 にネットを検索しまくってもダメ。

 疲れ切ったころ検索ワードを変えてるうちに
 やっと辿りついたのが、製造メーカー EPSON
 のウェブサイト(右)。中身を簡単にいえば
 「Win11は現時点では通信エラーが起きて
  USB接続のスキャナは動かない」という衝撃
 的な内容です。「Win11のアップデートを
 待て」って・・長時間それこそ「あ゛ー!」
 って叫びながら取り組んだ挙句、「今は動き
 ません」って知らされたという・・・。

 で、冒頭の「ふざけんなよ!」となるわけで
 すが、Win11だって登場してからけっこう
 経ってるじゃん? 未だに何やってんだよ、
 かけた時間返せ!!って叫ぶくらいの権利、
 ありますよね??。




 2022年10月11日(火)  
  ダム湖なので、立木が残っている。
【 だいぶ復旧・・? 】
前回の書き込みにも書いように、パソコンを交換しました。 思った
 通りといいますか、それ以上といいますか、案の定この作業は膨大な
 作業量で、朝から晩まで取り組んでいますが、不具合続出でさっぱり
 先に進まず、しまいには「あ゛ー!!」と叫びたくなってます。

 何しろOSを完全に一世代飛ばしていますので、走らないソフト続出
 で、差額を払ってバージョンアップするしかなかったり、新しいOS
 には非対応で、全く新しいものを探さざるを得ないものもあります。

 そんな中、友人に誘われてカヤックに乗ってきました。 もう15年
 以上も物置の肥やしになっていたのですが、天候にも恵まれ、とても
 良い気分転換になりました。 このあと急激に気温が下がったので、
 今シーズンはもう水の上に出る機会はないでしょうが、来シーズンは
 もう少し乗る機会が増えればいいなあ。 

 いまだメーラーの接続ができてないので、メールのやり取りができな
 いのが最大の問題点ですが、それもまあ明日あたりには何とかなるん
 じゃないかと思うので、もう少しの辛抱です・・・たぶん。




 2022年10月01日(土)  
【 ついに更新かあ・・ 】
マイクロソフト社が、Windows8.1のサポートを来年1月10日で終了すると発表
 しました。 私のPCがまさにこのOS。「いよいよ来たか」という感じです。

 もちろんすぐに動作しなくなるわけじゃありませんが、このご時世にあまり古い
 OSは脆弱性を突かれ続けますから、かなり危険です。 だいたいが10年近く
 使っているのでハードだって予告なしにダメになるかもしれません。すでに内臓
 の光学ドライブはもう何年も前に故障し、外付けのドライブを必要な時だけ接続
 してしのいでいますし、冷却ファンも自分で交換しました。 HDDが急に故障
 したら、定期的にバックアップしてあるとはいえかなり面倒なことに・・・。
 ついでに色々不安定な世情なので、購入を先延ばしにしているうちに半導体やら
 入手できなくなったりすると困るしなあ。

 で仕方なく買い替えることにしました。 今のPCで能力的に不足ないのですが
 これからまた十年とかになると、もっと音がリアルな代わりにデータ量の大きい
 オーケストラ音源とかが登場するかもしれません。 で、CPUとメモリは一段
 高性能にしました。 ギリギリだったUSBポートの数も増え一安心です。

 ただし、初期設定の大変さを思うと気が重くなります。 特に「Cubase」は相当
 苦労しそうです。 間もなく新しいPCが届きますが、そんなわけで、本日から
 しばらくの間メールのやり取りやこの欄の更新なども停止することになると思い
 ます。 急ぎの用の方は電話をかけていただくようお願いいたします。