今まで何度か掲載してきた全道と札幌市の
新型コロナ感染状況のグラフ。 今日現在
では右のような状況になっております。
概ね収束に向かっていますが、特に札幌市
では減少の度合いが少なくなってきていて
毎日1000人を少し割ったあたりで停滞して
いるのが気になるところです。
その感染者数ですが、明日26日から全国
一律で全数把握をやめることになっており
ます。 全く感染者数を計数しないわけで
はなく、定点的な集計は行うようですが、
具体的にどういう発表になるのか、北海道
や札幌市のサイトを探しても見つけられま
せんでした。なので明日以降もこのグラフ
を描けるのかは判りません。
そもそも感染者数の全数把握を今やめて、
どれだけ関係者の作業負荷が減るのか理解
できていないのですが、感染者数の変化を
統計学的に捉えるだけなら、必ずしも全数
を数えなくてもいい、のは理解できます。
ただ新しい変異株が登場したりした際に、
定点把握だけでそれを数字で捉えることが
できるのか等々、ちょっと不安が残らない
でもありません。 例によって政府の通達
で全数把握をやめたのに、そういう疑問に
対する「丁寧な説明」は一切ありません。
問題があるとすればそこが一番問題かな。
※9月26日追記:やっと日本経済新聞の記事の中に
感染者数の計数に関する説明を見つけました。
それによると簡略化されるのは感染の詳細情報だけで
感染者数の計数と発表は今まで通りだそうです。
新しい変異株がすぐに発見できるか?という点は
やっぱり不安ですね。
|