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2009年5月
2009年 5月27日 (水) |
【 20000 】 |
おかげさまで本日、このHPのアクセス数が20000回を超えました。 自分で言うのもなんですが、HPとしては非常に守備範囲の狭い内容にもかかわらず、この数字という のは、本人としては望外の喜びであります。 それだけ皆さんの故郷・夕張への思いが強いということ なのでしょう。 "Ohne hast, Aber ohne rast" はドイツの文豪ゲーテの言葉で、日本語では「急がず、たゆまず」とい う意味になります。 先日も書きましたが、次の目標は「116908」。 だいぶ遠い先の話ですが 急がずたゆまず細々とでも続けていきたいと思っています。。 |
2009年 5月26日 (火) |
【 完全なフライト 】 |
DVDが発売されたので、昨年公開の映画「ハッピーフライト」を見てみました。 「スウィングガールズ」と同じ矢口史靖監督だけあって、軽妙なテンポのコメディだと思いましたが、 航空機関係のプロの仕事はこういうものか、と思わせる色々な場面が登場するのも楽しめます。 映画は全日空(ANA)の協力で作られたようですが、私も過去にANAを利用して記憶に残るような ことが何度かありました。 中でも忘れないのが・・・。 7年ほど前、関西国際空港から新千歳に夕方帰る便でのこと。 定刻15分前に搭乗が始まるはずが「機材の準備に時間がかかっているため」(という場合、たいてい どこかが故障しているのですが)搭乗が始まったのは出発5分前。 こりゃあ遅れるなあと思ってると、 これが僅か2分遅れでエプロンを離れました。 以上の状況での機長のアナウンスがこれです。 「皆様、本日は世界で最も安全な翼を飛ばし続けている全日空をご利用いただき、誠にありがとうござい ます。 私は機長の○○○○でございます。 本日は機内への御案内が遅れましたが、皆様のご協力と クルーの努力により、ほとんど定刻通りに機はブリッジを離れました。 皆様をお待たせいたしましたが、当機の安全運行への準備は完っっっっっっ璧(注:「っ」の部分は ゆうに3秒以上・本人の発音通り)に整っております。 本日の大阪はこの時季といたしましては珍しく好天で、梅雨の紫陽花の花が、離陸後の皆様の旅を祝 福するかのようにご覧頂けるでしょう。 また更に上昇を続けますと日本海の漁り火も旅情豊かに皆様 のフライトを楽しませてくれるものと存じます。 ・・・以下延々と続くが中略(覚えきれなかった) なお、わたくしの経験上、非常に安定した飛行中にも突然大きな揺れが生ずることもございます。 シートベルトはご着席中はいつも締めておかれますよう、お願いいたします。なお、そのような大きな 揺れがありましても、安全な飛行には全っっっっっったく(注:「っ」の部分はゆうに3秒以上・本人 の発音通り)支障ございませんので、ご安心下さい。」 この挨拶の間も機はトーイングトラクタに牽かれて動き続け、スポイラーやエルロンがチェックで動か され・・・、副操縦士は一人でさぞや忙しかったでありましょう。 近くのCAの方と目が合ったので すが、いつもの笑顔が心なしか引きつって苦笑いに見えたのは私の気のせいでしょうか? なお、機は順調に飛行を続けましたが千歳は全く先が見えないものすごい霧。 しかし機は定刻より 15分早く、完っっっっっっっっっっ璧なランディングで新千歳空港の滑走路に滑り込んだのでした。 もちろん無言で。 もう一度この機長さんの飛行機に乗ってみたいもんだと思うのですが、その後お目にかかっていません。 もしかしたら国際線に回っていたりして。 そのときは英語で「・・Perfecccccccccccct Flight・・」 とかやってるんだろうなあ、などとつい想像しては今でも笑いが止まらない私です。 |
2009年 5月24日 (日) |
【 逆行DNA 】 |
4年前に今の携帯を買ってからずっとそのまま使っていた、携帯電話の電池がいよいよ死にかけてきま した。 満充電から1回通話しただけで電池が切れてしまうようになっていたんです。 未だにカメラ すら付いていない機種を使っているので、店では機種変更を奨められましたが、今ので何も不都合はな いので頑固に電池だけ買って帰ってきました。 ついでにほとんど使ったことがない留守電やメールをやめてしまい、子供の分のコースを見直したりし た結果、トータルで月4000円近く料金が安くなりました。 大きいですよね、この金額。 携帯メールをやめてしまうなんて時代には完全に逆行しているかもしれませんが、メールなどPCから 打ったほうが絶対に楽だし、どうも根底に「男があんなもんでちまちまメール打ってられっか」という 意識が未だにありまして、使ったためしがなかったんです。 流行の節約本でも携帯電話のコースはまめに変更するのが基本だそうですから、みなさんも一度自分の 料金コースを確認してみることをお勧めしたいと思います。 それにしても。 改めて確認してみた子供の先月の電話料金は通話代が¥14でパケット代が¥1(!)。 イマドキの若い人の標準からは絶対に外れていますよね。 携帯嫌いのDNAは見事に遺伝している ようで。 |
2009年 5月22日 (金) |
【 限定の二文字 】 |
みなさんは「限定商品」に弱い傾向、ありませんか? 私は滅法弱くって、すぐつられます。 「数量限定」とか「記念バージョン」とか、その手の限定商品は相当たくさん出回っていますが、それ なりにみんな売れているところを見ると、「限定」の二文字に弱いのは私に限ったことでなさそうです。 確かに乗用車や腕時計の限定モデルは目の玉が飛び出るような値札のものもありますが、限定品が必ず しも高額とは限りません。 特に「地域限定品」などは、コンビニなんかで普段から見慣れていて実は 北海道以外では売ってない、というものが結構あります。 サッポロビールの「クラシック」は北海道限定を売り物にしていますから有名ですが、同じサッポロで は緑のボトルの「リボンシトロン」は全国的に買えますが、オレンジ色の「ナポリン」は北海道限定の 商品です。 限定商品ではありませんが、飲み物では「ガラナ」も北海道と九州の一部でしか売ってい ません。 そう思えば、リボンナポリンもガラナも何だかありがたい気が・・・しませんか? この路線で、夕張でも「市内限定販売商品」なんてのが、もっとたくさんあればいいのにね。 |
2009年 5月20日 (水) |
【 校歌の編曲について 】 |
昨年11月10日のこの日記でもお知らせしましたが、私のHPでお受けしている校歌の編曲について は、ご依頼を受けるにあたり、皆さんに用意していただくものをお願いして参りました。 ところが、実はこのひと月ほどの間でも今まで編曲した数より多いご依頼を受けていたのですが、残念 ながらお願いのデータをご用意いただいてメールを下さったケースは一件もありませんでした。 どうもこれは私のHPの書き方が悪いのかな、と思いまして、校歌のご依頼については別に詳細ページ を設けました。 編曲のご依頼をお受けするのは有難いことで、こちらもやる気は十分なのですが、一曲製作するために 平均90〜120時間ほど要するため、これ以外にも色々抱えている身としては時間的に打ち込みだけ で精一杯ということと、みなさんにも校歌編曲・公開に参加いただきたいという気持ちが半ばし、この ようなお願いをしております。 基本は「ご依頼はお受けする」という姿勢ではいるつもりです。 ご依頼が重なってお待たせすること はあるかもしれませんが、いったんお受けした校歌は必ず編曲いたします。 編曲ご依頼の際には、今一度ご依頼の詳細ページをご確認いただき、予め資料をご用意いただけるよう 改めてお願いいたします。 |
2009年 5月19日 (火) |
【 逆算 】 |
HPのアクセス数が20000に近づきつつあります。 たぶん今月のうちには達すると思いますが、開設時の目標は夕張市の全人口だったので、すでに当初の 目標には達してしまいました。 アクセス数ばかりを追っているわけではありませんが、ある程度見ていただかなければこれまた無意味 なので、本人予想より早いペースでアクセスカウンターが上がることはとても有難いことで、特に毎度 ご覧いただいている皆さんには、あらためて感謝申し上げます。 そこでちょっと逆算してみました。 このペースで夕張の全盛時の人口に達するのがいつになるか?です。 エクセルを使って計算してみると、最大人口116908(昭和35年)に達するのは・・・・・・・、 平成30年(2018年)10月24日になります。 9年後。 これはだいぶ先ですねえ・・・。 でも言うまでもありませんが、9年先でも夕張の借金返済はまだまだ終わっていません。 道程の長さが改めて実感できます。 未編曲の校歌もたくさん残っていますし、せっかく開いたHPで すので細く長く続けていきたいなあ、と思っています。 |
2009年 5月15日 (金) | ![]() 今は無い沼ノ沢駅跨線橋上から ![]() 2001年冬の風景 |
【 キハ22−222 】 | |
新聞によると学園都市線(正式な路線名は今でも札沼線のはずですが)が、あい の里公園まで電化される計画だそうです。 蒸気機関車の時代は遠く過ぎ、都市 周辺では気動車の時代ももう過ぎようとしているのですね。 「キハ」は気動車、つまりディーゼルカーのことですが、札幌周辺で現在主に使 われているのはキハ40系の車両です。 私が夕張で高校通学に乗っていたのは まだ22系でした。 当時夕張線を走っていたのは22系の200番台前半の号 機の車両で、毎朝列車がホームに入ってくると何となく号機を見てたものです。 そのなかに222号機というのがありまして、これはキハ22−222、と2が 5つ並ぶという・・・・まあ、それだけと言えばそれだけの話なんですが。 特にこの222号機、22Bの席(2が7つ!?)の下に100円玉を落とした のに、席の下がヒーターだったので、パンチングメタルが邪魔で拾えなくて記憶 に残っているんです。 100円は月の小遣いの10%、悔しかったんですよね。 さて、新しい自作曲「雪の汽笛(ふえ)」、一通り仕上がったのですが、何かこう もう一味だけ足りない・・・もう少しで公開できると思うんですけれど。 |
2009年 5月13日 (水) |
【 どこまで人力? 】 |
電動アシスト自転車というものがあります。 確か日本で最初に売り出したのはヤハハだったと思いま すが、売り出してすぐ私も近所の馴染みの自転車屋で「試乗」させてもらいました。 特に漕ぎ出しが すいっと出て行くのが新鮮な感覚で、私の家の周辺には坂らしい坂がほとんどありませんが、向かい風 にでもなれば、きっと有り難味を感じる乗り物だと思いました。 当初、法で許されるアシスト比は1:1以下、つまり人間の足とモーターの出力は半々までで、それ以 上は文字通り原動機付自転車に区分されてしまいましたが、昨年でしたか法改正があり、1:2つまり 足の力の倍までアシストして良いことになりました。 確かにお年寄りなんかには楽なほうが良いのは わかりますが、電気は有限なエネルギーなので本来せっかく動力源不要の乗り物なのに、それに動力を つけちゃうのは、やっぱり少し引っかかります。 少なくとも健康な男ならちゃんとペダルを漕げ、と 叫んでおきたい。 モーターの方がたくさん力を出すんじゃ「人力」じゃないだろうにねえ。 インターネットを眺めていたら、海の向こうにはこんな自転車までありました。 これはこれでスゴイといえばスゴイ・・・・・・ですけどね。 |
2009年 5月8日 (金) | ![]() 先日の我が家の梅の今日 ![]() 夕日で色が変だけど公園の桜 |
【 葉桜、 】 | |
薔薇、烏賊、豌豆(えんどう)、繭、穴子、矢車、アカシア、牡丹・・・・・。 これすべて「5月」の季語だそうです。 家内とよく散歩する近所の公園の桜も、 もう葉桜になりかけています。 こぶしの花は数日前に散ってしまいました。 なぜかつがいの鴨も公園を散歩中。 水辺は遠いはずですが、どこか住宅街の中 にエサ場でも見つけたのでしょうか。 北海道の春は短いですから、この季節感 は大事にしたいと思います。 と言っておきながら、なのですが・・・。 校歌の編曲が一段落しているので、ずっとほったらかしにしていた自作曲を完成 させようとしています。 昨年の夏の終わりに始めた曲なんですが、これが実は テーマが冬の曲なんです。 ですから今や全く季節はずれ。 もし音楽に季語が あったら丸っきりNGですね。 まあ、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」が収録されたアルバムは真夏の発売 だった、なんて例もありますから、とりあえず気にしないことに・・・。 |
2009年 5月3日 (日) |
【 くだんのはは 】 |
昔の流行歌の「九段の母」のことではありません。(若い人は逆に歌の「九段の母」を知らないかもし れませんが。)「くだんのはは」は小松左京の短編集「霧が晴れた時」に収録された小説で、ちょっと 怖いお話です。 ストーリーを書くのは遠慮しておきますが、実は「くだん」というのは「件」、にん べんに牛と書くように、半人半牛の妖怪のことです。 ずっと昔に読んだこの小説を、なんで今思い出したかというと、昨夜妙な夢を見たからです。 夢の中で私は広いホールか公民館のロビーみたいなところにいます。 そこはガラス張りの外が見える 建物で、床には青灰色のカーペットが敷かれ4人がけの椅子が並んでいて、私の他にも人がいます。 ところが、ここになぜか牛が一頭いまして、これが乳牛ではなく黒っぽい毛足の長い大きなやつでして こいつがこれまた理由は判らないのですが、私が外に出ようとすると私の服を咥えて離さないんです。 他の人は自由に出入りできているのに、私が動こうとするといつのまにかそばに来て、服の袖を咥えて 離さないんです。 しかも咥えたときに私と目が合うと牛が粘着質の笑みをうかべるような気がする。 いつまでたっても私だけが牛から逃れられない・・・という夢です。 まさに”Nightmare”そのもの で目が覚めても牛のぞっとするような笑みを浮かべた黒い目が浮かんで気分が悪いったら・・・・。 心理学的には、夢にはそれぞれちゃんと意味があるそうですね。 どなたかこの分野に明るい方、なんでここで牛なのか教えてください・・・・。 |
2009年 5月1日 (金) |
【 Mayfair 】 |
イギリスの初代ミニ(もちろんスカート丈じゃなくクルマのほうの)にはMayfair(メイフェア)という モデルがありました。 直訳すると「5月祭」?? なんとなく明るい響きのネーミングです。 メイフェアはロンドンの地名で、かつては高級住宅地でしたが今は商業地区です。 地価も高くて札幌 で言えば三越前みたいな感じ・・なのかな、行ったことないけど。 背広の語源といわれるサヴィル・ ローや髪型の語源になったリージェント・ストリート、ハイド・パークにピカデリーサーカス、みんな この地区にあります。 地名の由来は案の定、昔5月に市がたったからだそうで、「青空市」って感じ が出ていて雰囲気がいい名前ですよね。 今のメイフェアは投資ファンドの巣窟です。 これも商いには違いありませんが、MAYという単語の 持つ明るさがふさわしいとは思えません。 日本にも同じように変貌した場所がきっとあるでしょう。 かの時代のメイフェアの市は、今ほどモノが豊富でなかったかも知れませんが、きっと明るい賑わいが あったんじゃないかと思います。 富とは何のために誰のためにあるのか、自民党でも民主党でもかま わないから、5月の青空のような明るい未来を見せてほしいもんだと思います。 |