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2011年 11月


 2011年 11月 28日 (月)
 【 旧URL抹消のお知らせ 】
 以前からご案内の通り、この【音風景・夕張】の旧URLが今月30日で抹消となります。 プロバイダーの閉鎖に任せて
 も良いのですが、データの管理上も能動的に抹消したほうが確実ですので、30日の午後10時前後に私の方で内容を消去
 しようと思います。

 今ここをご覧のみなさんは、すでに「お気に入り」等の変更を済ませて頂いていることと思いますが、ここで改めて変更を
 お願いしておきたいと思います。

 今後も変わらずこのページにお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。



 2011年 11月 25日 (金)
 【 泥縄 】
 泥縄とは「泥棒を捕えて縄をなう」、つまりことに対する備えが後手に回っているという意味で使うのですが、この場合は
 「泥棒に縄を編ませている」というべきでしょうか。

 北電のプルサーマル計画での「やらせ」問題に関する北海道の関与に関して、「第三者委員会」が道の組織ぐるみの関与に
 ついては不明とする内容の報告を出しました。  「第三者委員会」と名乗るこの委員会、調査の実務を担うべき調査班は
 道の総務部に属し、道の職員5名が「調査」すると伝え聞きます。 これのどこが第三者?? 

 プルサーマルの是非以前に議論の公平性を疑います。 やっぱり経済産業省出身の知事じゃダメってことですかねえ・・。



 2011年 11月23日 (水)


脳を横から見た図。 左が頭の前になります。
 【 続・魔女の一撃 】
 だいぶ前に「魔女の一撃(Hexenschuss;独語)」とは、ぎっくり腰のことを言う
 んです、という話を書いた気がします。 表現としてはまことに適切で、経験者
 なら誰でも共感していただけるでしょう。

 で、ここ数年縁がなかったこの症状、数日前にちょっとばかり重い物を持ち上げ
 た瞬間にやってしまいました。 父も若い頃にやっていて(父はちょうど今時季
 夕張の家で炭小屋に石炭を入れていてやってしまいました。)、私も父と骨格も
 筋肉の付き方もそっくりなので注意して腹筋や背筋の運動を心がけていたのです
 が、年齢には勝てないということですか。 鍵盤を叩くのもくしゃみをするのも
 痛いです。 あ~まったく情けない・・・。

 タイムリーといいますか、ついさっきNHKの「ためしてガッテン」の腰痛の回
 の再放送を見ました。 番組を信じれば、私たちが腰痛の原因の1位だと思って
 いた椎間板ヘルニアは、実は原因の5%でしかなく、85%は原因不明だったの
 だそうです。 そしてつい最近になって、その85%のうち7割が脳の「側坐核」
 と呼ばれる部分の機能低下によることがわかったというのです。 側坐核は痛み
 を和らげる物質を出しているそうですが、機能不全でこれが出なくなると、通常
 なら消えてしかるべき痛みが増幅して続くというのですね。

 では何で側坐核が機能不全になるのかというと、それはストレスだそうです。
 精神的なストレスで腰が痛くなるというのは俄かに信じがたいですが、ヘルニア
 の手術をしても痛みがとれなかったり、寝込んだ人がペットの犬のおかげで回復
 した事例も挙げられていました。 ホントかね・・・?
 
 私も未だに信じられませんが、NHKでは2月に続編を放送予定だそうですので
 腰痛持ちの方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。



 2011年 11月 20日 (日)
 【 大河ドラマ 】
 必ずではないけれど、見ていることが多いNHKの大河ドラマ。 今年の「江~姫たちの戦国~」も来週は最終回です。
 今日は家康が亡くなりましたが、歴史年表的にはこの7年後には江も江戸城で亡くなっています。 前々回あたりで秀忠が
 豊臣秀頼と二条城で会見する場面がありましたが、あれが1611年つまり今からちょうど400年前です。  私ですら
 50年以上は世の歴史を実体験していますが、その私の知る時間のわずか8倍にも満たぬ時間を遡っただけで、あの時代に
 戻るのかと思うと、何だか不思議な気がしますし、時代のテンポが加速している感じも実感できますよね。
 
 大河ドラマは内容以外に音楽も気になっていて、毎回いろいろ参考にしております。(ちなみに主題曲の作曲家として最多
 は北海道作曲家協会の名誉会友にもなっていただいている池辺晋一郎さんの5回です。)  残念なことに近年は著作権を
 作曲家がNHKに渡さないようになり、主題曲をまとめたCDが出なくなりましたが、これも一つの楽しみです。

 視聴率的にはもう一歩だった今年の大河ですが、時代劇も長編ドラマも激減している昨今、大河ドラマにはぜひ今後も腰を
 据えたしっかりした作品を期待したいと思っています。

 
追伸:今回の大河で、ある意味本編よりおもしろかったのが「龍子の部屋」。 全12話・各2分、ここまで脱線するとこれはこれで・・・・。



 2011年 11月17日 (木)


17日0時30分ごろのわが家の前。 一気に白一色に
なってしまった・・・。
 【 初雪 】
 数日前、わが家の周辺にも初雪が降りました。 ここ数日寒い日が続いていまし
 たが、さっき窓の外を見ると外は吹雪いて白一色になっておりました。 初雪は
 すぐに消えてしまって私が気がつかないくらいでしたが、今日のは本格的です。

 関東以南にお住まいの方々にとって雪は、谷崎純一郎の「細雪」(舞台や映画は
 ともかく原作の小説には雪のシーンはなかったと思いますが、単語のイメージと
 して)やら、山下達郎の「クリスマス・イブ」やら、とにかく淡いロマンチック
 な語感だと思うのですが、道産子にとって雪は半年近くも戦わなければいけない
 宿敵ですから、とてもロマンに浸る気分にはなれません。

 
夕張でも一気に降雪があったようで、本町のほうなどかなりの積雪のようです。
 夕張市市議会議員の厚谷司(あつやつかさ)くんのHPに、11月16日朝撮影
 の市内のバス停の写真が載っていました。(今や「くん」と呼ぶのも失礼なのか
 もしれませんが、彼は北高吹奏楽部の後輩でどうしても学生服のイメージが抜け
 ないので勘弁してもらうことにします。) 学校が小中高とも1校になり、バス
 通学の頻度が高くなりましたから、冬のバス停の除雪は喫緊の問題です。 彼は
 昔から生真面目な人柄ですから、手を尽くしてはくれると信じていますが、これ
 からが大変な季節であることは間違いありません。
 
 せめて小学校統合初年度の今年の冬は、冬将軍にも手加減してほしいものです。



 2011年 11月 13日 (日)
 【 針の時代 】
 曲作りの合間に「ネットサーフィン」とか呼ぶのでしょうか、あてもなくインターネットを見ていまして、「YouTube」で
 1980年代から90年代にかけての音楽を何曲か聴いてみました。 (これ、著作権上はまずいんじゃないのかね?)

 そのYouTube の「プリンセスプリンセス」(女性バンドのはしり)のヒット曲「ダイアモンド」のページにこんなコメント
 が付いていました。 「歌詞の『針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ』の『針』ってなんのことですか?」・・・・

 ある程度以上の年齢の方なら、この曲をご存じなくても歌詞になりそうな『針』が何の針かは見当がつくと思うのですが、
 そう、お察しの通りこの『針』とはレコードの針のことです。

 私の世代にしてみれば「そうか、もうここまで来たか・・・」という感じです。 そうですよね、今の二十歳以下の人達は
 もう実生活でレコードをかけた経験がある人はまずいないでしょうから無理はないのかもしれません。 私だってレコード
 は今でも持っていますが、しばらく針を落としたことがありません。 Waveデータ化するために何年か前にかけてみたのが
 最後です。 「ナガオカ」(まだちゃんと残っています)の人が聞いたら、きっと嘆くと思いますが・・・。
 
 改めてみれば、録音メディアの世界はレコード針の時代が終わった後、どんどん使われる周期が短くなっていて、レコード
 の後を継いだCDも、売り上げ不振と言われて久しいですし、MDなんかはほんとに短命に終わりそうです。 今のmp3
 など圧縮ファイルの時代の次がどうなっていくのかとなると、もはや想像すらできません。

 前にも書いたかもしれませんが、この先遠い未来に現代を振り返ると、無文化に見えるのではないかという説があります。
 石に刻む→紙→レコード→テープ→CD→電子データ・・・と進むうちにどんどんメディアの寿命が短くなっているので、
 紙にすら残さない電子データは、記録媒体がなく伝聞によっていた時代に等しく、後世には何も残らない、というのです。
 これは一理あると思っていたら、先日ヨーロッパの核廃棄物処理施設で10万年後の人々に施設の中身の危険さをどう伝え
 るか、という取り組みをしていることを知りました。 レコード:RECORDは言うまでもなく「記録する」という意味ですが
 名前本来の手段としては「針の時代」も捨てたものではなかったな・・・と思ったりもしています。



 2011年 11月 10日 (木)
 【 流れは変わらず 】
 2010年7月1日のこの欄で夕張の人口の推移をグラフにしたものを載せましたが、少し時間が経ちましたので、これを最新の
 数字を使ったものに更新してみました。 2年分の数字を加えたことになりますが、グラフの傾向に変化はありません。

 私なりの解釈は前に書きましたので割愛しますが、状況はやはり変っていないようです。  つまり夕張市の人口減少は、
 1990年に三菱南大夕張鉱が閉山して夕張から炭鉱が全て無くなって以来、毎年ずっとほぼ一定の人数が減り続けているとい
 うことです。 (一部マスコミが「財政破綻以降、急激な人口減少が続いている」という趣旨の報道をしていますが、それ
 は正確ではありません。 人口は財政破綻のずっと前から同じ調子で減っているのですから。)

 言うまでもありませんが、代わりの産業ができない限り人口減少を食い止めることはできません。 地形的に行き止まりの
 谷間の奥だった夕張も、今や高速道路が完成し道内の東西どちらからもアクセスしやすい場所になりました。 特に新千歳
 空港からの距離は札幌都心と同程度です。(千歳IC~札幌北IC:\1250/42.9km、千歳IC~夕張IC:\1350/47.1km) 本州
 の企業のみなさんががもっと夕張に進出してくれることを期待したいと思います。


    




 2011年 11月 8日 (火)
 【 Y先生の思い出 】
 北海道新聞の今日の朝刊の逝去広告の欄に、北高で古文を習ったY先生のお名前を見つけ一瞬はっとしました。 よく
 見るとY先生ご自身ではなく息子さんが急逝されたとの内容で、喪主が先生でした。今や教え子の私ですら親となって
 久しいですが、親よりわが子に先立たれる悲しみは如何ばかりかと拝察いたします。 謹んでお悔やみを申し上げます。

 私と同期の方々はご存じでしょうが、E組の担任でもあったY先生は独特の淡々とした語り口の中に非常にシャープな
 観察眼をお持ちの方でした。 印象的な場面は今でも幾つか覚えています。

 古文の時間に訳をするよう指名された女の子。 何人かが持っている「教科書ガイド」(いわゆる虎の巻:当時の私達
 は"ちゃんぺら"と呼んでいましたが)を机の下からリレーしてその子に渡そうと努力しておりますと、全く教科書から
 視線を上げないままY先生がこう仰いました。 「○○さん、まだ届きませんか? 届いたらすぐに読むのですよ。」
 先生をご存じない方に先生の語り口を形容するとしたら「"相棒"の杉下右京みたい」というのが近いかもしれません。
 これにはクラス一同「恐れ入りました。」と思ったものです。

 思い起こせば当時の北高の先生方には、非常にユニークな(失礼)方々が多くて、エピソードには事欠きません。同じ
 ことを今やったら問題になる事もあったかもしれませんが、まるで規格化されてしまった現代の学校教育より、ずっと
 思い出深い学生生活を過ごせたような気がします。 卒業後三十数年、母校もすでに無く鬼籍に入られた先生も数多く
 おいでですが、当時の先生方に改めて感謝申し上げたいと思っている次第です。



 2011年 11月 7日 (月)


手元のアルバム「家族の肖像」のジャケット写真。
会場にはこの作品の展示は無かったが、出口付近に
この作品の前からの写真が飾ってあった。
 【 展覧会 】
 札幌駅そばの大丸百貨店で『昭和・メモリアル 与勇輝展』を見てきました。
 与 勇輝(あたえ ゆうき)さんは昭和12年生まれの人形作家で、日本の普通の
 人たちの日常を人形で表現してきた人です。(展覧会は今日7日まで)

 私にとっては、さだまさしのアルバム「家族の肖像」のジャケット写真の人形や
 高倉健主演の映画「ぽっぽや」(夕張の石炭の歴史村もロケ地になってますね)
 のキーとなる「雪子の人形」の作者ということで印象に残っています。

 展覧会は日曜の午後ということで入場者も多く盛況でした。 作品は110点と
 聞きましたが、昨年から今年にかけて作られた新作もあり、今でも旺盛な活動を
 されているようです。

 実際に見ると、彼の人形は特に小物がとにかく精緻でした。 服装そのものも、
 新聞や鞄やバイオリンといった持ち物までとにかくディテールまで正確にできて
 います。 着物の柄などは生地そのものを本物と同じ物を使っただけでは縮尺を
 かけると柄が相対で大きくなってしまいます。 あれは生地から特別に作ったの
 でしょうか。  今までも写真で見ていて「相当細かい所まで作ってあるなあ」
 とは思っていましたが、実際に間近に見るとスーツのピンストライプやコートの
 ヘリンボーン(畝織)まで正確に縮尺されていることに改めては驚きました。

 終戦時8歳だった作者ですから、日本の戦後の生活の変化も、時系列的に描かれ
 ていて、その点でも興味深く、またどこか懐かしい作品群でした。

 なんでも「極めた人」というのは、人の心を打つものなんですね。  なかなか
 心に残る展覧会でありました。



 2011年 11月 5日 (土)
 【 木に寄って魚を求む~最近のTVに思う。 】
 小学校に入った頃、「日本ことわざ辞典」という本を持っていました。 誰かが買ってくれたものなのか、元々叔父か
 誰かのだったのを貰ったのか記憶は定かではありませんが、私のお気に入りの一冊でありました。 「塞翁が馬」とか
 「傍目八目」などという6~7歳の子供にしては難しい言葉の謂れもこの本で知りました。

 その中に標題の「木に寄って魚を求む」がありました。 この諺の例え話は町の2軒の床屋さんを題材にしていました。
 若い夫婦の営む床屋さんは繁盛していましたが、中年夫婦の床屋は閑古鳥が鳴いていました。  中年夫婦は考えた末、
 店が暗いからではないかと考え、店の照明を蛍光灯(注:昭和30年代の本ですから)に替えました。  しかし客は
 一向に増えません。 次に窓ガラスを大きなショーウインドのように替えましたが、やっぱり客は増えません。そこで
 大金をはたいてテレビを店に置きました。 今度は店にたくさんの人が押し寄せました。 でもみなテレビを見るだけ
 で誰も散髪をしようとしません。 終いにはとうとう客が押しあってせっかく替えたばかりのショーウインドも割れて
 しまい、ついにこの夫婦は店を畳んで引っ越して行ってしまいました。

 騒動が落ち着いたあと、若い夫婦の理髪店では常連客がこの話をしています。 「私らはテレビを見たくて床屋に来る
 わけじゃないんだ。 清潔で剃刀の切れ味が良くて笑顔で迎えてくれるだけで客は感じがいいものさ。 あの店は床の
 掃除も行き届かず、剃刀には錆が浮いていた。肝心なことが判っていなかったんだねえ・・。」  店を出ていくこの
 お客を、若い夫婦は「またどうぞ。」と笑顔で送り出すのでした・・・と、確かこんな話だったと思います。

 つまり「木に寄って魚を求む」とは、「目的を得るための方法が本来のものでない」ということを言うのですが、最近
 この寓話にも登場するテレビを見ていて、ふとこの諺を思い出しました。 近年、テレビの視聴率は低落傾向が続いて
 いて「テレビ離れ」などという言葉も耳にするようになりました。

 放送局側は地デジ・ハイビジョン化したり、双方向化で番組に参加できたり、オンデマンドなどといって任意の番組を
 ネット回線で見ることができたりで、いろいろ趣向を凝らしているようです。

 でも、これらは果たして「視聴者に再びテレビを見てもらう」という本来の目的にかなう手立てなのでしょうか。
 
 先月などは番組改編期のせいなのか、内容のない番組宣伝のための特別番組ばかり並んで全く見るものがありません。
 ドラマは人気の出た漫画やら小説をドラマに焼きなおしたものやリメイクが幅を効かせていて、ちゃんとした脚本の物
 がほとんどありません。 もし既存の漫画や小説をテレビ化したものに、オリジナル脚本が勝てないのなら、脚本家は
 自分の腕を恥じるべきです。 また申し訳ありませんが、キャストの多くに人気と知名度だけで選ばれたとしか思えな
 い方々が採用されていて、まるで学芸会レベルの台詞回しには辟易します。 最近は本来ならまさに学芸会に出ている
 はずの年齢の人気子役より下手くそな「俳優」もおいでで、こうなると「もっとちゃんとした人選は無かったのか」と
 叫びたくなります。

 報道番組だって誉められたものじゃありません。 事実よりも演出先行で、良識を疑うようなものが数多くあります。
 例えばインタビューもボイスチェジャーで声を変え、画像処理で顔にモザイクをかけてしまった映像を最近はNHKで
 すら平気で流しますが、ここまでやると本当にその人物が実在するのかどうか視聴者には確認のしようがありません。
 事実上アナウンサーが証言の内容を朗読するのと全く同じです。 それでも朗読にせずこんな映像を使うのは、事実を
 淡々と伝えようするのではなく「事実らしく見せよう」という「意図が加わっている」からです。 もはやそれは報道
 ではないと私は思います。 一言で言えば品が無さすぎる。

 ちゃんとした番組を作らずに、いくら画像をきれいにしようが番組配信システムを構築しようが、ユーザーがテレビに
 戻るとは思えません。 「木に寄って魚を求む」ではなく、もっと真面目に番組を作れ、と主張するものであります。



 2011年 11月 2日 (水)


値段はピンキリだけど私のは6千円台だった。
当たり前だけど本当に音の良いものはもっと高い・・・。
電池切れになったら有線で使えるものもあるようだ。
USB端子から充電するためのケーブルが付属する。
 【 bluetoothに拍手 】
 私は相当うっかり者といいますか、不注意なほうでして、携帯電話を水に落とし
 たり、外した眼鏡の上に座ったりで始終モノを壊すのですが、ヘッドホンもよく
 ダメにします。

 壊す部分はたいていケーブル部分と決まっていて、特に曲がオーケストラ曲など
 になると、つい無意識で手で指揮の振り真似をしてしまい、細いケーブルを引き
 ちぎってしまいます。 自分でもわかっちゃいるんですが、学習しないというか
 つい忘れてしまい、運よくヘッドホンが頭から外れるかジャックが抜けてくれる
 といいのですが、一番ひどい時には完全にケーブルを切断してしまいました。

 そんな私への家族の冷たい視線もあり、何か解決法はないかと思っていましたら
 私のiPod-touchは第2世代のものですが、bluetooth(ブルートゥース)が内蔵
 されていることを最近になって思い出しました。そう、これを使えばワイヤレス
 でヘッドホンが使えるじゃありませんか。

 蛇足ながら全くご存じない方のために補足しますと、bluetooth は一種の無線信
 号の規格で、FM電波よりずっと高い周波数帯を使い双方向通信を可能にしてい
 ます。 特徴的なのはペアリングといって使用の最初に送受信双方の機器にお互
 いを認識させることでその固有の機器間でのみ信号をやりとりすることです。

 ですから同じヘッドホンを2個用意しても、ペアリングした1個でしか音は鳴り
 ません。 その代り混信が起きにくく音質もクリアですし、双方向通信ですから
 ヘッドホン側から音量調節や選曲ができます。 
 
 さっそく家電量販店で安めの価格のものを買って試してみました。これが目から
 ウロコといいますか、ヘッドホンのケーブルがないだけでこんなに煩わしさから
 解放されるものか、と思いました。 FMと違い微塵のヒスノイズもなく、受信
 範囲も思った以上に広くて、我が家の場合は2階の自室で音楽を聞いていて、そ
 のまま1階のトイレに入っても途切れずに聞こえるほどです。 もの凄く便利。

 送信のぶん電力を消費するので、iPod の電池の消耗が早くなる欠点はあります
 し、ヘッドホンの充電も必要ですが、どちらも連続4~5時間程度は全く問題な
 いようです。  今もリストの交響詩「前奏曲」を聴きながらこれを書いていま
 すが、キーボードを打つ時にも引っ掛かる心配が全くないので快適です。 特に
 iPodをお使いの方は、Bluetoothを内蔵していないタイプでもDockコネクタに差
 しこむ発信器も売っていますので、ぜひお試しあれ。



 2011年 11月 1日 (火)
 【 ほぼ移転完了。 】
 ずっと作業を続けてきたこのHPの移転作業ですが、ようやく作業が終わりました。 あとは今月末で旧プロバイダを
 解約してすべて完了です。 毎日少しずつ作業していたら、ほとんど半月もプロバイダ変更にかかずりあっていたこと
 になってしまいました。

 それでも手間暇かけただけあって、HPの長期維持の点ではだいぶ安定しました。 独自ドメインを取得し、以前から
 較べると容量も増えましたので、まあ半月かけた甲斐があろうというものです。

 少し余裕もできたので、夕張以外の音楽のページを作ってみました。 気が向いたらでけっこうですのお聴きください。
 なおHPの目的からしてあまり積極的に宣伝する気のないページですので、TOPページに入り口はつけません。今日の
 このリンクだけが入り口ですのでよろしくお願いいたします。

 
 注)私の3台のPC: WindowsXP+InternetExplorer(IE)8、WindowsVISTA+IE9、Windows7+IE9ではどれでもこの
   ページを見ることができましたが、それ以外のブラウザではちゃんと表示されない、あるいは音が鳴らないという
   場合があるかもしれません。 またページが表示されるのに時間がかかったり、最初に開いた時にはアドオンの許可
   を求められたり(表示ウインドの上部に「このWEBサイトはアドオンを実行しようとしています。 実行を許可す
   るにはここをクリックしてください・・」などという表示が出ます。)する場合もあります。   うまく開いたら
   曲ごとの細いコントロールパネルの帯の左側の再生()ボタンをクリックすると音が出ます。







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音風景・夕張

ユーパロ谷 気まぐれ日記