昨年より1日遅い5月25日の朝、今年の夕張
メロンの初競りが札幌市中央卸売市場で行われ
ました。
昨年は最高額を更新し、2玉で500万円!と
いう驚くような価格でしたが、今年は一転して
12万円という今までの最安値となってしまい
ました。 申し上げるまでもなく、今年はまだ
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言すら
解除されていない時点(25日夕方に全都道府
県の緊急事態宣言は解除)の競りなので、何も
かも自粛ムード。 これは仕方ないですね。
市の財政破綻が発表された2006年以降、2009年
の50万円が昨年までの最安記録でしたから、
今年の世相の厳しさが際立ちます。
前回の鬼の話に続いてというわけでもないので
すが、昔から「来年の話をすると鬼が笑う」と
言いますね。 根拠もなしに楽観的な見通しを
立てることを嘲笑する言い回しですが、現在の
状況に限れば「いいじゃん、鬼が笑っても」と
思いたくなる心境です。 来年の今ごろは何も
かも大笑いできているといいなあ、本当に。
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