音風景・夕張 日記TOP




2020年6月


 2020年06月24日(水)
 

  左写真の左端に抜いた仮標識があるが、抜いてもこの長さしか・・・
【 ようやく復旧 】
4月16日のこの欄に書きましたが、我が家の目の前
 の横断歩道の標識が、冬の間に根元から曲がっていて
 建て替えようとしたところ、コロナの緊急事態宣言に
 よって支柱の製造業者が休業してしまい、笑ってしま
 うほど背の低い仮の標識が立っておりました。

 あれから2カ月以上経過しましたが、このほどようや
 く正式なものと立て替わりました。

 作業はけっこう大がかりで、支柱を積んだクレーン付
 のトラックと小型の重機を積んだトラック2台が来て
 仮の標識の周囲を砕いて標識を引き抜き、重機(正確
 には小型のバックホウ)で支柱のアンカー(写真左の
 トラックに積んだ支柱根元の四角い部分)を埋められ
 る深さの穴を掘り、クレーンで支柱全体を吊って立て
 るという一連の作業が行われました。見ていると中々
 面白かったです。

 最終的には写真右のように、元通りの高さでセンター
 ライン側にせり出した形の標識に戻りました。 作業
 時間は2時間くらいだったでしょうか。

 それにしても、油圧の重機のパワーは絶大で、こんな
 小さなものでも、人間の背丈に近い深さの穴をあっと
 言う間に掘ってしまいます。 直径が小さくて深い穴
 の場合は人海戦術という訳にもいきませんから、もし
 重機が無ければ作業時間は倍になったかも。 ふた昔
 も前にこの小さな重機を初めて見た時には「こんな小
 さな機械に需要があるのか」と思ったけれど、確かに
 便利ですよこれは。 これが進化って言うんだな。




 2020年06月22日(月)

 
【 タイムマシンで戻ったように 】
夕張に住んでいた頃の近所の方から母の所に
 電話があって、わが家の向かいだった建物を
 取り壊すので、工事中だけ車を我が家の土地
 に置かせてもらえないかということでした。
 
 わが家自体も6年前に取り壊し、今は更地に
 なっていますが、ついにこの建物も無くなる
 のかと思うと、とても残念です。

 昭和40年代前半に建てられたものなので、
 築50年以上になりましょうか。 マイクロ
 バスやダンプが6台入る車庫の上に4戸分の
 住宅スペースがあるかなり大きな建物です。

 その住居スペースに私と年代の近い子がいた
 せいもあって、ここは完全に私たちの縄張り
 でした。 写真に非常階段が写っていますが
 小学生の頃ここの上からみんなで代わる代わ
 る飛び降りて遊んでいました。 今やったら
 命にかかわるでしょうが当時は足の裏が少し
 ジーンとするくらいのもの。 子供は柔軟だ
 とはいえ、改めて見てもかなりの高さです。

 頻度は減りましたが、夕張の実家の周辺は、
 まるでタイムマシンで戻ったように変わらぬ
 風景で、訪れると何とも言えずほっとしたも
 のですが、実家もこの建物も無くなると景色
 は一気に変わります。 仕方のないことでは
 ありますが淋しい限りです。




 2020年06月17日(水)

 
【 曲完成 】
4月下旬から作曲を開始した行進曲がやっと
 デモ音源制作まで終わりました。 いつもの
 ことですが、楽譜を書く作曲の作業より音源
 を作るほうに時間を費やしてしまいました。
 
 4~5年前の晩秋、もう初霜も降りたあとと
 いう頃だったと思いますが、朝方になって夢
 を見ました。

 夢の中で私は夏の晴れた日に、夕張の末広の
 踏切近くに立っていて、目の前にはまだ今の
 ホテルが立つ前のレースイの建物が見えてい
 ました。 見上げると第1リフトの上のほう
 あたりに1羽の鳶が飛んでいます。次の瞬間
 カットが変わるように私の目の前の景色は、
 レースイの第2リフトの終点あたりの上空か
 ら鳶を追うように由仁や北広島方向を見晴る
 かす映像に変わっていました。

 それは自分が浮遊している、という感覚では
 なく、NHKあたりの自然番組を見せられて
 いるようでした。 映像にはピアノと弦楽の
 ゆっくりとしたBGMが付いていて、直後に
 晩秋の冷気の中で目が覚めてからも快晴の夏
 の日差しを浴びた感覚と共に、そのメロディ
 は不思議に耳に残っていました。

 夢に出てきたのは頭の8小節ぶんくらいでし
 たが、目が覚めた私は急いでそのメロディを
 譜面に起こしました。 その最初のフレーズ
 を使ってイメージを拡げたのがこの曲です。

 ですからタイトルはこれ以外にありませんで
 した。 レースイを「冷水」でなく「嶺翠」
 としたのは、小さい頃こう表記していたのを
 何かで見た記憶が(いくら探しても、そんな
 表記の記録は見つかりませんでしたけれど)
 あって、この文字の語感のほうが好きだった
 からです。

 夢の中ではスローで静かな曲でしたが「これ
 はマーチでもいけるんじゃないか」と思って
 編曲し直しました。 北高の吹奏楽部出身者
 としては、末広から見上げるレースイの青空
 は、学校祭の仮装行列の記憶と重なる青春の
 象徴でもあります。 何かと暗くなりがちな
 この時季、せめて音楽くらいは明るいものを
 と思ったりもしましたし。

 この曲を演奏するには40人以上の吹奏楽団
 が必要なので、実際に演奏を聴いていただく
 のはなかなか難しいかもしれませんが、どこ
 かでそういう機会があればいいですねえ。




 2020年06月13日(土)  

 画面を横切る当時は国鉄だった夕張線と
 陸橋を挟んでS字カーブを描く道道462号
 画面右にあと数百mで川端の駅だ

【 雨の夜の出来事 ② 】
当時としてはパワーがあった私の車はぐんぐん速度を上げ(道義上、数値
 は控えますが)フロントガラスの雨滴が風圧で重力に逆らって上に逃げて
 いきます。 ミラーに写る後続車の車間距離は20mくらいでしょうか。
 今でいう"煽り運転"というほど近くははありませんが、速度を上げたまま
 緩いコーナーを過ぎてもそのままぴったり追ってきます。 車は長い直線
 路のちょうど中間くらいにさしかかりました。 直前にもう一度ミラーで
 後続車の位置を確かめてから、私はブレーキペダルを踏み抜きました。
 (40年前でも立派な危険行為ですので、真似をなさいませんように。)

 ABSなどまだ存在しません。 濡れた路面での急制動でまっすぐ止まる
 よう、保舵と、ブレーキペダルを踏む右足の親指の付け根に神経を集中し
 ます。 数秒で車は直線路の中ほどに停止しました。 雨はもうほとんど
 上がっています。 どうだ、これで少しは肝を冷やしただろう。 シフト
 レバーをPに入れ、私はおもむろに振り返りました。

 誰も・・・いません。 薄明りのなか、まだ所々に水たまりを残した路面
 が一直線に伸びているのも、左右に水田が広がっているのも見えますが、
 直前まで追って来ていたはずの車の影はどこにも全くありません。 例え
 ライトを消したところで、逃げ場のない道路上にいれば目に入らないわけ
 はないし、万が一路外に転落しても見えないはずはないのです・・。

 背筋を悪寒が走りました。 これ、いちばんヤバイやつじゃん・・・?
 シフトをDに入れ静かに車をスタートさせます。 ミラーにはもうさっき
 と同じ距離にヘッドライトが・・・。 もはや声も出ません。

 逃げました。 ひたすら逃げました。 振り切れるとはとても思えません
 でしたが、抜かれたらどうなるのかは想像するのも嫌でした。 文字通り
 闇雲に逃げました。

 それまで線路の右を走っていた道道462号は、川端の手前でS字カーブ
 を描いて陸橋を通過し線路の左に移ります。 私がヘッドライトに追いか
 けられたのはそこまででした。 陸橋を超えて右コーナーを抜けるともう
 ライトは追ってきませんでした。

 文章にすると長いですが、実際の時間としては全部で数分の出来事です。
 実家に帰ってもこの話はしませんでした。 現在までこれに類する話は他
 の誰にも聞いたことがありませんし、私自身もその後、夜間も含めて同じ
 道を何度も通っていますが、こんな目に遭ったことはありません。

 あれは何だったのだろう? 科学的に説明することはできません。 後日
 確かめてみましたが、その時間に通過する列車(貨物も含め)もありませ
 んでした。 何かが偶然写り込むにしては、右に左にカーブしてもずっと
 見えていたのはおかしい。 最も合理的な片付け方は「私の幻覚」ですが
 一瞬ならまだしも、こんなのってある??

 というのが40年前の雨の夜のお話。 さて、みなさんどう思われます?




 2020年06月11日(木)  
【 雨の夜の出来事 ① 】
今日は雨が降っています。 雨といえば、昔こんなことがあったなと思い
 出す出来事があります。 あれは1980年の6月のことだったので、今から
 ちょうど40年前になりますか。

 夕方ウトナイで用事が終わった私は、夕張の実家に向かって車を走らせて
 いました。 国道234号を北上し追分で道道462号に入ります。 追分
 を通過した時の時刻は午後10時を過ぎていたでしょうか。 北上するに
 つれ雨は小止みになってきましたが、何だか陰鬱な金曜の夜でした。

 462号に入ってすぐからミラーには後続車のヘッドライトが写っていま
 した。 通行量も少ない田舎の道道ですが、そんなに速度を出していたわ
 けではありません。 しかし後続車はパトカーかもしれないし、だいいち
 雨の日は先頭を走るより先行車に続いて走るほうが楽です。ちょうど写真
 のカーブのあたりで私は減速し後続車に抜かせることにしました。 速度
 を50km/hを少し切るくらいまで落とし、車を左に寄せます。 コーナーな
 ので後続車はミラーの枠外へ消えましたが、再び写るはずの直線になって
 も続いてきません。 何だ、今日は間が悪いな。

 後続車は近所の人で、道路わきの自宅に入ったんだろう、そう思って一瞬
 ミラーから目を離し、再びミラーを見た時にはさっきと同じような車間で
 またヘッドライトが・・・あれ、別の車が脇から出てきたのかな?

 ちょうど見通しのいい直線に入ったので、今度は速度を20km/hくらいまで
 落として抜いていくのを待つことにしました。路肩いっぱいに寄せるため
 ミラーから視線を左前方に移し、通過を待ちますがいつまで経っても追い
 抜かれません。 視線をまたミラーに戻すと、そこにはまたヘッドライト
 が・・・。 

 当時は週末の夜は暴走族も多かったし、これは後ろについてヘッドイトを
 消し、私をからかっているんだな。 まだ血気盛んだった私は反撃に出る
 ことにしました。 この先は長い直線で脇道も民家もありません。つまり
 道路上から逃げる所はないわけです。  雨ももう少しで止みそうです。
 私は右足に力を込め、スロットルペダルを踏み込みました。 (続く)




 2020年06月04日(木)


 
  
  手指の先端を挟むだけで
  血中の飽和酸素濃度(SPO2)
  を測定する パルスオキシメーター。
  発明したのは日本人らしい。
  呼吸器の機能チェックに有効
  だが、マスクと同様、現在は
  品薄で入手困難。
 
【 病すら若さがない・・・ 】
いきなりシモの話で恐縮ですが、前回の書き込みを日付変更線が変わると同時に投稿し
 床に就いて翌朝目覚めてから、急にトイレが近くなりました。 夕方から熱も出始め、
 翌朝には38℃を超すに至ってさすがに「これはまずいんじゃないか」と思いました。

 熱はピーク時には38.6℃まで達し、久しぶりに浮遊するような感じに。 何しろこの
 時勢ですからね、高熱で一番想像するのはもちろんアレですよ。 わが家は父が呼吸器
 系の病気にかかった1年半前の時点でパルスオキシメーター(写真)を買ってあったの
 で、すぐに測ってみました。 結果は96~97、自分の普段の数字と変わりません。
 とりあえず呼吸器系統は急を要する状態ではなさそうです。
 
 排尿に痛みを感じるようになってきたので、近くの泌尿器科の専門病院に行きました。
 30代前半で尿管結石を患ったときにお世話になった病院です。 万一の時の用心に、
 まず電話で「これこれの症状と共に熱があるが伺ってよいか」を確認し通常外来に行き
 ました。 予想通り、通常の待合室と離れた場所で待たされ検温と問診を受けたあと、
 胸から下の胴体全部のCTと腹部のX線撮影、それに検尿をされました。

 結果、診断は「前立腺炎ですね。 まあこの年代の男性は罹りやすい病気です、そんな
 に心配いりませんよ。」 先生に笑顔でそう言われました。 そう言えば前の尿管結石
 の時には「前は年寄りの病気だったんですけどね、最近は働き盛りの男性の病気なんで
 すよ、痛いけど心配いりません」とやっぱり笑顔で言われた気が・・・何だよ、かかる
 病気まで相応に年寄じみてきてるのかよ、と自分に毒づいたところではじまりません。

 先週だったか再放送で医者が幕末にタイムスリップするドラマをやってましたが、劇中
 で当時はまだ存在しないペニシリン(抗生物質)を作ろうと苦労するシーンがありまし
 た。今回私が処方されたのもまさにその抗生物質。 1回1錠を1日2回服用するだけ
 ですが効果は絶大。 今のところ3回飲んだだけですが、熱は平熱に戻り排尿の間隔も
 開いてきました。 医学の力は素晴らしい。 江戸時代ならこれで死んでるかもってこと
 だもんなあ。

 ちなみに胴体全部にCTをかけたので、肺炎も各臓器の腫瘍等も問題ないことが判明。
 唯一気になるのは「腎臓に石が数個あるのでね、落ちたら痛いよ」と言われたくらい。
 加齢男性の代表みたいな病気に罹ったことは何とも悔しいけれど、まあ良い健康診断の
 機会だったと思うことにします・・・。




 2020年06月01日(月)  
【 急に高温 】
何か寒い日が続いていた印象のある今春ですが、ここ数日一気に暑くなり
 ました。 何度も書きましたが、音楽制作のため電気モノにあふれている
 私の部屋は外気温が上昇すると、あっという間に熱帯のような気温になり
 ます。

 PC本体も最大では300W以上消費しますし、27インチのモニターも
 それだけで50W、アンプ付スピーカーは2個で最大540W、シンセが
 60W・・・あくまで最大値で常時この電力を食うわけではありませんが
 平均しても500~600Wくらいにはなりそう。 夏に閉め切った部屋
 で電気ストーブを点けることを想像していただければ近いかな。

 数日前も「ちょっと暑くないか?」と思って温度計を見ると、33℃近い
 数字が・・・数値を見てしまうとよけい暑く感じるという始末で、注意し
 ていないと熱中症になるな、と思ったりしています。
 
 例の曲は作曲が終わり、今はCubaseで音源を制作しています。 行進曲は
 オーケストラの曲より休んでいるパートが少なく(打楽器なんかはずっと
 鳴ってます)曲の長さの割に音数が多いので、音源制作には時間がかかり
 ます。 約3分の曲でできたのはまだ40秒くらい。 先は長いですが、
 暑さに負けずに頑張るとしますか・・・。