ここ数日一気に融雪が進み、札幌の平地の積雪はピーク時に平年の倍近く
あったのですが、今は41cmと平年の24%増し程度です。
私は毎年、今日3月27日に家の前で定点撮影をしていて、今日も撮影し
たのですが、昨年と比べると右の写真の通りで、確かに平年より雪が少な
かった昨年と比べれば残雪は多いですが、今となってみれば驚くほど多い
というほどではりません。 四~五日ぶんの差ではないでしょうか。
今年は運動も兼ねけっこう積極的にに雪割りをしたので、写真には写って
いませんが、ちょうど写真の背後の雪山などは昨年よりむしろ早く消えた
くらいです。 手をかければかなり早く無くなるものですね。
コロナは感染減少が止まり横ばい状態のように見えます。 前回も書きま
したが、ワクチンの3回目接種だけに頼っていて本当に大丈夫なのか、韓
国の状況を見ていると不安を覚えます。 いまだ認可が下りていない経口
治療薬をもっと急がせるとか、もう少し真剣に取り組んでほしいものだと
思います。 今回のコロナ感染症の件で厚生労働省という役所が、如何に
硬直した組織かということが良く判りました。 いつでも平時と同じ対応
しかしないから何もかも後手に回るのです。 結局「責任を取れるだけの
人物」がいないのでしょうね・・・。
ウクライナの、これはもう「戦争」と呼んでいいと思いますが、膠着状態
に陥りつつあります。 外交によらず、罪のない民間人が平和に暮らして
いる国に武力で攻め込んだのですから、これはもうどう言い繕っても暴挙
としか言いようもありません。 翻ってみれば日本も先の戦争の前は外交
に失敗し、国連からも脱退した挙句に真珠湾攻撃へと突き進みました。
平和の維持は簡単ではありません。 最近は「日本もいつどうなるか判ら
ない」という危機意識を煽り、軍備増強や憲法改正を口にする流れも散見
します。 非核・非武装による平和を口にすると「そんなお花畑みたいな
考え方では生き抜けない」と批判されます。 しかし相手が武器を持つな
らこちらも、というのでは永久に戦争は無くなりません。 武力による抑
止なんて嘘っぱちです。 武力があれば為政者の一声で戦争が始まるのは
現に今のロシアで起こっているし、戦前の日本軍だってそうだったじゃあ
りませんか。 増強するなら軍備より外交力でしょ。
じゃあ日本の外交力が戦前よりも身に付いたかというと、悲しいほど増し
ていない感じがします。 今こそ有事に備え、話合いで周囲を説得する力
を磨いてほしいと思いますし、同盟国と協調して世界的な世論を形成する
努力を重ねてほしいと心から願っています。
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