音風景・夕張 日記TOP




2023年03月


 2023年03月30日(木)  
 
  3月27日の残雪(雪は全くない)
 
 
  10年前、2013年3月27日の残雪
【 春が早い 】
暖かい日が続いています。この先1週間の予報を見ても、傘マークはほぼ
 ありません。 花粉症の私としては、ハンノキの花粉がかなり飛んでいる
 ようで、目がシバシバします。 晴れの日が続くと、地面に積もった花粉
 が風で舞うので症状が悪化します。 強めの雨が降ってくれると、花粉や
 埃が洗い流されてだいぶ楽になるのですが・・・。

 向陽中学校の校歌は作業量としては半分くらい終わった感じです。 この
 くらいまで作業が進むと、音符一つ一つを入力しなくてもコピーペースト
 で済ませるパターンが増えるので、作業が進むスピードは速くなります。
 完成したら、向陽中学校のページの音源だけを新しいものに差替えようと
 思っています。 たぶん4月上旬くらいまでにはお聴きいただけるんじゃ
 ないでしょうか。

 前回、21日の残雪の写真を載せましたが、23日の時点で雪はほとんど
 無くなってしまいました。 例年通り27日にも定点観測の写真を撮影し
 ましたが、ご覧のとおり雪は全くどこにも写っていません。 下の写真は
 ちょうど10年前2013年の3月27日に撮影したものですが、同じ日
 とは思えない量の雪が残っています。 下の写真には軽自動車が写り込ん
 でいますが、この車の高さは174cmですから両側の雪壁の高さがよく
 わかると思います。 まあ雪解けが早いのと遅いのと、両極端の例という
 ことになりますね。

 25日にはほぼ3年ぶりに開かれた「夕張の杜コンサート」にも出かけて
 きました。 札幌での定席となっているパークホテルの会場ですが、入り
 は8割くらいだったでしょうか。 みなさんマスクをしてらっしゃいまし
 たし、これから様子を見ながら少しずつ行動パターンを普通に戻していこ
 うとしているのかな、という感じがしました。

 いつも出かける公園も今年はもう雪が消えたでしょうか。週明けくらいに
 様子を見に行ってこようかなと思っています。




 2023年03月21日(火)  
 
  今朝(3月21日)の残雪
 
 
  昨年3月27日の残雪
【 積雪ゼロ 】
札幌の積雪が20日午後0時40分にゼロになりました。 もちろん市内
 でも場所によって積雪量はかなり違うので、あくまで気象台がある中央区
 での数字です。 これは平年より18日も早いのだそうです。

 右上の写真は今朝(21日)午前9時の我が家の前です。 いつもの年は
 3月27日に定点観測で写真を撮るのですが、今年は明日にも消えてしま
 いそうなので、今のうちに撮ることにしました。 大雪だった昨春の写真
 と比較すると、定例通り3月27日に撮影した昨年より6日早い今年の方
 が雪が格段に少ないことがわかると思います。

 気温も高く今日の札幌の最高気温は午後3時48分に16.9℃。 これは
 年明け以降最も早く15℃を越した記録で、3月の気温としても過去2番
 目に高い数字だそうです。 昨年は大雪だっただけに振れ幅がより大きく
 感じられますね。 昨年3月のこの欄を見ると昨年は6日遅い27日でも
 まだ41cmの積雪があったようですよ。

 今年は雪が少ないのに厳しい低温が続きましたから、舗装路面が直接冷気
 に晒されたせいか、路面の痛みが激しいような気がします。 車のタイヤ
 の空気圧も、まもなく夏タイヤに交換するこの時期は、あまり確認しない
 のですが、今年は空気を足しました。 傷んだ路面からの衝撃でタイヤが
 損傷するケースが今年は多いと聞いたもので。

 趣味の自転車も、毎年サイクリングロードや公園の園路が完全に乾くのを
 待って(泥除けが無い自転車なので路面が濡れてると服が汚れるのです)
 乗り始めるのですが、確かめてみると去年の初乗りは4月16日でした。
 この調子だと今年はだいぶ早く乗り始められそうです。(寒そうですが)

 25日にはほぼ3年開催されていなかった「夕張の杜コンサート」も再開
 します。 いろいろ活動開始の春・・ですね。




 2023年03月16日(木)  
   空知のほかの町も今年は雪解けが早いみたい。
【 雪解け進む 】
3月に入ってから、全道的に暖かい日が続いて
 おりまして、各地とも雪解けが進んでいます。

 「AMEDAS」による本日午前9時現在の夕張市の
 積雪は58cm。平年比60%ですから今年は
 夕張も雪が少ない春のようです。 

 前にも書きましたが夕張の「AMEDAS」は鹿の谷
 の工業高校と鹿の谷小学校の間くらいの場所に
 あるので、同じ夕張でも南のほうはもっと雪が
 少ないと思います。

 ちなみに同時刻の札幌市の積雪は18cmで、
 平年比31%と更に雪が少なくなっています。

 早く春が来るのはいいことですが、ハンノキや
 シラカバにアレルギーがある私は、咳は出るし
 目はシバシバするし・・・いいことばかりでは
 ありませんが、まあそれでも春は待ち遠しい。
 せっかくの春ですからね、「楽しむ」気持ちで
 いたいなと思っています。




 2023年03月11日(土)  
 東日本大震災直後のホームセンターの使い捨てカイロの棚。
【 12年 】
東日本大震災から、今日で12年が過ぎました。 被災地の復興は
 土地のかさ上げなどの大きな工事はほとんど終わっているものの、
 肝心の人が戻ってきていなくて、先途はまだ彼方にあるようです。

 揺れが北海道の我が家まで伝わってきた時刻、私は部屋で普段通り
 楽譜を書いていました。 最初に感じたのは、頭が沈み込むような
 大きな上下動で、私は最初自分の体の異変かと思いました。 祖父
 を含め、家系的に脳梗塞や脳出血で亡くなっている縁者が多いので
 まず自分を疑ったのです。 しかし、しばらく時間をおいて今度は
 周期が短く強い揺れが襲ってきて、初めてそれが地震であることに
 気がつきました。

 初期微動にあたる揺れの長さから震源は数百km単位で遠くである
 こと、それにしては本振動がかなり強かったこと、これは相当遠く
 でとんでもなく強い地震が起こったんだと思いました。 テレビを
 つけて東北地方で巨大な地震が起こったことを知りました。

 道央圏は実際には地震による直接的被害はほぼありませんでした。
 ただ伝えられる映像から生まれる恐怖感は相当なもので、スーパー
 では水や非常食が売り切れましたし、写真のように使い捨てカイロ
 なども姿を消しました。

 我が家ではこれを機に、発電機を整備し燃料を備蓄するようになり
 ました。 水や非常食も余分に買ってあります。 これが胆振東部
 地震の際には役立ちました。

 昔から「備えあれば憂いなし」とも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
 とも申します。 今日を機会に我が家でも防災用品を再点検してみ
 ようと思ったりしています。




 2023年03月06日(月)
 

 式典終了後にステージをお借りしての吹奏楽部OBの集合写真。
【 29年 】
今日3月6日は夕張北高校の最後の卒業式と閉校式が行われた
 日です。平成6(1994)年のことですから、もう29年も経った
 ことになります。

 私たち吹奏楽部のOB有志は、卒業式の入場曲や閉校式の校歌
 を演奏するため、前日から母校に集まっていました。遠く本州
 から参加したOBもいたため、全員が参加できる練習の機会は
 前日の午後だけだったのです。

 当日は朝から晴れた日だったため、放射冷却で会場の体育館は
 冷え切っていて、持ち込んだジェットヒーターくらいでは全く
 室温が上がらず、直前に音楽室で合わせた楽器のチューニング
 は大幅に狂ってしまいました。 最初に演奏した「威風堂々」
 なんかは、かなりピッチが狂っていたと思います。

 万年B編成(吹奏楽コンクールの人数区分で高校は35人以下)
 だったわが部にとって、A編成(同55名)も越える60名近い
 人数での演奏は夢のようでした。 後にも先にもこんな大編成
 で演奏したことはありませんし、校歌もこの1回の演奏のため
 だけに編曲し直したもの。 色々な意味で特別な演奏でした。

 私も含め式典に参加した全ての皆さんが、一様に29年の時を
 過ごしてきました。 最初にOBによる式典での演奏を発案さ
 れた北高の斉藤信義先生、式典後に吹奏楽部の集合写真を撮影
 してくださった写真家の松田芳明さんをはじめ、演奏メンバー
 の中にもすでに彼の岸に渡られた方もいらっしゃいます。

 来年は節目の30年。 卒業生も高齢化する一方ですが、少し
 でも夕張北高の記憶がどこかに残っていけばいいな、と改めて
 思ったりしています。




 2023年03月01日(水)  
【 あと少し 】
ようやく3月、厳しい寒さが連続した今年の冬も終わり
 を告げ、ここ数日は急に春らしい気温になってまいりま
 した。 昨日は札幌で11℃を越しましたが、2月中に
 気温が二桁となるのは、1969年(アポロ11号が月に降
 りた年!)以来54年振りだそうです。

 年度末だからというわけでもないのですが、思い出して
 夕張市のHPで改めて「借金時計」を覗いてみました。
 気が遠くなるほど先だと思っていた償還期限も、今現在
 残り4年余りとなってます。 3月末には残り100億
 を切りそうですね。 札幌まで新幹線が延伸するより、
 夕張市が財政再生団体から脱するほうが早いということ
 になります。

 もちろん人口の減少に歯止めがかからない現状で、借金
 が無くなったといって、楽観的な気分になれないことも
 確かですが、道路の穴一つ直すのにも総務省にお伺いを
 たてなければならない現況から自治を取り戻せるだけで
 も、まずは進歩ですよね。

 今の季節と同じように、この先必ず訪れる春を待ちつつ
 あと少し季節を過ごしたいと思います。