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2024年01月 |
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2024年01月27日(金) |

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【 今のうちに 】 |
昨日までの数日間、断続的に降り続いていた雪と強い風がようやく止んで、気温も
プラスに転じました。 平年比90%前後だった当地の積雪も、現在は111%と
いつの間にか雪の多い冬に転じています。
ほとんど雪が無かった我が家のバルコニーにも、急激に雪が降り積もりバルコニー
に出るドアが僅かしか開かなくなりました。 ここは万が一の際の避難経路として
確保しておかなければなりませんし、ただでさえ古い基準で建てられ耐震性の劣る
わが家では、二階の高さにトン単位に達する重さの雪を載せておくのは危険です。
で、曇りの穏やかな天気だった午前中に、二か所のバルコニーの除雪をしました。
写真の通りの深さの雪が、写真奥行方向に8m程の長さで積もっているわけですか
ら、重さはかなりのもので、それを手摺を越して外に投げ捨てるのは中々の重労働
でした。(いや、前はそんなに重労働とは思わなかったんですけど、最近はかなり
腰にくるように・・・認めたくないですけどね)
能登の震災を目の当たりにすると、寒冷地で屋根に雪が載った状態の住宅に震度5
以上の地震がきたら、かなりヤバイことになりそうだ、という想像は誰しもつくと
思います。 といって今さら本格的に耐震補強を施すほど財布に余裕はないので、
とりあえず数年前から少しずつ二階の荷物を整理し、書籍や不要な家具などを合計
すれば500kg(アップライトピアノ2台ぶん)くらいは減らしました。 除雪
もできるだけまめに行って建物上部の重さを減らすように心掛けています。
例によって毎月の初めには必ず発電機を始動させ、予備の燃料も確認しています。
私たちも胆振東部地震を経験していますからね、震災は他人ごととは思えません。
「備えあれば憂いなし」ですよね。
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2024年01月24日(水) |

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【 警報級 】 |
今晩から明後日まで北海道の日本海側には暴風雪と雷の警報が出て
います。 降雪量は50cmを越すところもあるそうですが、予想
が的中すれば明朝は早起きしなければなりません。
明朝の天気図はご覧の通り。 オホーツク海に強い低気圧が3つも
居座る典型的な、それも強い冬型の天気図です。 この天気図だと
北海道の西半分は真北からの風が吹き込み、寒波と雪雲がどんどん
送り込まれることになります。
この天気図、気象庁の予報では24時間後もほとんど変わりません。
つまり2日間ずっと雪が降り続けるということで、確かに警報級の
冬の嵐には違いありません。
ちょっと考えたのは先日の北米の寒波で、雪に降り込められた電気
自動車が大量にエネルギー切れで走行できないだけでなくヒーター
も切れてしまったこと。 同じことが真冬の北海道で起こったら・
・・電気自動車は冬の北海道ではまだ信頼性が不足しているんじゃ
ないですかね? 電気自動車化を急激に進める今の時流、やっぱり
ちょっと不安です。
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2024年01月19日(金) |

400ps級ロータリ除雪車とダンプによる排雪作業
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【 一気に大雪 】 |
札幌は数日前の雪で一気に積雪が増え、私の家周辺の道路も
両側の雪山が高くなって車のすれ違いが難しくなりました。
札幌の積雪は現在平年比104%ですから、まだ特に大雪と
いうほどでもないのですが、今までが少なかったですから、
急に大雪になった気がするんでしょうね。
週明けからは公立学校の三学期が始まることもあり、札幌市
は特に通学路確保のため除雪を急いでいるようで、中学校が
そばにある我が家が面する通りでも今季初めての運搬排雪が
行われました。
ロータリ除雪車とダンプのほか、ショベル2台とグレーダー
が1台の大部隊が、私の背よりずっと高くなった道路両側の
雪山を切り崩して運んでいきました。
これでしばらくは表通りは楽に走れます。まだようやく1月
ですから、最低でもあと1回は排雪が必要です。春になれば
黙っていても消える雪に、多額の税金を投入しなければなら
ないのは雪国の宿命ですが、難儀なことですね。
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2024年01月10日(水) |

10日0時の胆振地方の積雪深さ
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【 今の豪雪地はどこ? 】 |
道内では大雪のニュースが伝えられております。といっても
今年の冬が道内の全ての場所で大雪かというと、そういう訳
でもありません。
例えば十勝地方は全域が平年以下ですし、札幌や千歳も平年
より雪が少なくなっています。 ただ小樽や豊浦・蘭越など
後志の一部や日本海側で局地的に大雪が降っているのが伝え
られているので、印象としては雪が多い、となっています。
では数字の上で道内で平年と較べて最も雪が多いのはどこか
というと、それは室蘭です。「え、室蘭が大雪なんてどこの
ニュースでもやってないぞ」とお思いのみなさんは間違って
はいません。
10日0時現在の室蘭の積雪は17cm。 札幌の1/3ほ
どしかありません。ただこの時期の平年の積雪が5cmしか
ないので平年比は何と340%! 数字だけ見ていると記録
的な大雪なんですけど、数字っておもしろいですよね。
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2024年01月04日(木) |

海上保安庁の基地は事故現場とは空港敷地の反対側にある。
黄色の矢印がJAL機の進入ルート、
赤い矢印が海上保安庁機の進入ルート。
ちなみにこの日の風向は310°、JAL機の正面左30°からの風だ。
離着陸は基本的に向かい風で行うものなので
もし逆向きの風だったら海上保安庁機はC滑走路の逆の端に向かったかも。
不運は重なるものなのだろうか。
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【 不幸の集合 】 |
「今年こそは穏やかな年に」と願っておりました
のに何たることか、元日夕に震災・更に2日夕に
航空機事故と何とも切ない一年のスタートです。
北陸の地震はまさに天災で防ぎようがないですが
羽田の航空機事故は何らかの人的ミスが原因であ
ろうと思われます。
報道を総合すると、JAL機は羽田空港C滑走路
に南から着陸進入してきました。機種はエアバス
A350、エアバス社が作る最新鋭大型機です。
一方の海上保安庁機はカナダのボンバルディア社
製造のDHC-8-300。 短距離で離着陸が可能なので
ローカル空港で旅客機として多く使用されており
私も丘珠空港で乗ったことがあります。
C滑走路は羽田空港で最も長い滑走路で3360mの
長さがあります。 大型機が着陸するときの滑走
路端(スレッシュホールド)での高度は通常なら
35ft=約10.7mのはずです。
事故はC滑走路に着陸してきたJAL機の前に、
海上保安庁機が進入したことで起こりました。
羽田の海上保安庁基地は事故現場とは空港敷地の
反対側にあります。こちらの機は1500mしかない
丘珠の滑走路でも離着陸できるくらいです。延々
と基地から地上滑走して、3360mあるC滑走路の
端まで行く必要はありません。 滑走路の半分も
あれば充分なので、途中の誘導路から進入したの
だと思われます。
DHC8-300の全高は7.49m。もし滑走路端から進入
していれば、JAL機の高度がまだ10.7mあった
はずなので、ぎりぎり上を越せたかも・・色々と
不運が重なった気がします。 JAL機から全員
が脱出できたことは奇跡でしたけれど。
どちらにしろ管制塔の録音も両機のボイスレコー
ダーの声もあるはずですから、早晩原因は明らか
になるでしょう。 具体的な再発防止策が早期に
発動されることを期待しましょう。
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2024年01月01日(月) |

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【 新しい風を 】 |
新しい年が明けました。 昨年は我が家にとって良い年とはとても言えない
一年でしたので、年が改まるとともに新しい風が吹き込み、よどんだ空気が
一掃されることを祈りたいと思っております。どうかみなさんのこの一年も
素晴らしい年でありますように。
今年は北高の閉校式から30年の節目の年となります。 時の経つのは本当
に早いもので、閉校式のときの私の年齢を私の子供が既に越してしまいまし
た。 最後の卒業生のみなさんも3月末に全員48歳になられることに・・
・・まったく信じられない気持ちです。
昨秋で私が学生だった頃の夕張市内の中学校9校の校歌は、すべてを新たな
編曲と音源制作を終えました。次はとりあえず3月6日の閉校記念日までに
北高の校歌を編曲し直そうと思っています。みなさん今年もよろしくお願い
いたします。
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