音風景・夕張 日記TOP




2024年02月


 2024年02月27日(火)
 
  せっかく道路がきれいになったのに・・・・
    
【 降っても降らなくても 】
今日の札幌は久しぶりに真冬日を脱し日中の気温が+1.8℃
 まで上がりました。この一週間は全道的に厳しい寒さが続い
 ていただけに、ちょっと息をつけた感じです。

 我が家の前はせっかく町内会の排雪が行われ、道路が広々と
 なった翌日からこの冬一番の大雪(24時間に45cm!)に
 見舞われ、ほとんど元の木阿弥状態になりました。そう簡単
 に春は来てくれないというところでしょうか。

 それでも大雪で平年比121%まで増えた積雪も、今現在は
 105%まで減りました。 日差しは確実に強くなっている
 ので雪が解けるスピードも早くなっています。

 夕張の積雪は27日15時現在62cmで、札幌の79cm
 より17cmも少なく平年比では58%・・今年の夕張は雪
 が少ない冬だったようですね。 生活するのは楽でしょうが
 レースイは大丈夫だったのかな?? 北海道の冬は降っても
 降らなくても悩みの種は尽きないようで・・・。




 2024年02月19日(月)
 
 
   
【 異常な暖気 】
まだ2月だというのに今日の暖かさは異常です。 札幌は15:29に
 最高気温13.9℃を記録しました。 これはもはや4月中旬の気温
 です。 ここまで暖かいと何か不気味な感じがするくらいです。

 うちの町内会は今日から5日かけて排雪作業が行われる予定です。
 我が家は例年、期間の最後のほうに作業が行われるので、まだ数日
 は先になるでしょうが、どうせなら暖気で緩んだ時に作業ができる
 といいのですけれど。 春はもうすぐそこですね。




 2024年02月14日(水)
 
   
【 冬も後半 】
今日はバレンタインデー、なぜか日本でだけチョコレートが大量に売れる不思議
 な日であります。

 季節の反対側・半年ずらせばちょうどお盆の時季ですから、暑さがお盆を過ぎる
 と和らぐように、寒さもバレンタインを過ぎると厳しさ減る感じがします。

 うちの町内はまだですが、隣の町内は排雪が入り始めました。 我が家の前にも
 待機中の重機が停まったりして周辺も賑やかです。 春になれば溶けてなくなる
 雪を移動させるために大枚のお金をかけなければいけないのは雪国の宿命ですが
 もったいないと言えばもったいない。 以前、家内が町内会の会計をしていたこ
 とがあったので、町内会費の使途は私も存じていますが、年に一度の排雪の費用
 は町内会費の最大の支出費目です。

 それでもこの作業が始まる頃には冬も後半戦。 冬至前頃には午後3時台だった
 日没も、今日は5時03分・・・ずいぶん日も長くなりました。 着々と近づく
 春を期待しながら待ちたいですね。




 2024年02月03日(土)
 
   
【 既視感 】
「趣味」と明言できるほど熱心ではないのですが、落語は以前から好きで、時々
 聴きに行ったりしておりました。

 昨日は数年ぶりに「柳家三三(さんざ)独演会」に行ってまいりました。 思えば
 この前に足を運んだ落語会が柳家小三治さんで、今回の三三さんの師匠ですから
 噺の系譜としては同系列、ということになりましょうか。

 寄席でメインの演者=トリを取るのが「真打ち」、その直前に高座に上がる人を
 「ひざ」といいますが、昨日のひざは柳家小はださんが務めました。 彼だけを
 聴いているとそこそこ語れるのですが、後に真打ちが登場すると申し訳ないけど
 やはり力量に差があるもんだな、と思いました。 単純に話術の差ではなく何か
 会場すべてを引き込む力に差があるような、とでも言いましょうか。

 なんかこの感じ、前にも出会ったような・・・と思っていたのですが、先ほどに
 なって思い出しました。 1990年夏のPMFにロンドン交響楽団がやってきて、
 確か教育文化会館でコンサートがあって聴きに行ったのですが、最初に日本人の
 若手指揮者が演奏した時は「ロンドン交響楽団ってこんな程度だったっけ?」と
 思ったのですが、二曲目にレナード・バーンスタインの指揮に代わったとたん、
 まるっきり別のオーケストラになったように生き生きとした音になったんです。
 その時も単純に技術の差というより、やはり「場を作る力」の差みたいなものを
 感じました。 そういうのって大事なんですね。

 昨日の三三さんのネタは「金明竹(きんめいちく)」と「幾代餅」。 どちらも
 ジャズでいえばスタンダードにあたる有名な噺でした。「幾代餅」は地味な職人
 が吉原の太夫(遊女の最高位)に憧れお金を貯めて会いに行き、真心が伝わって
 嫁に迎えることができるという噺ですが、全く同じ内容の「紺屋(こうや)高尾」
 という噺もあります。 職人の勤め先や結婚後の商売に差があるだけで同じ噺と
 言っていいと思いますが、今回初めて調べてみると、どうやら亭号によって呼名
 が違うみたいなんです。 例えば三遊亭・立川流などは「紺屋高尾」、古今亭や
 柳家、林家は「幾代餅」みたいです。 理由は・・・よくわかりませんでした。
 何かあったんでしょうか?(笑)




 2024年02月01日(木)
 
 「トキエア」Webサイトより
   
【 新路線 】
今日から2月、今朝は少し雪が降り朝から除雪をしましたが、風が
 もう「痛い」この感じは、さすがにこの季節ならではのものだと思
 いました。 まああと2週間もすれば今シーズンの寒さのピークは
 超えるはずですから、もうちょっとの辛抱です。

 1月31日、丘珠空港から新潟空港への路線が開設されました。
 航空会社は新潟に本社を置く「トキエア」。 会社自体も航空業界
 に初参入するのだそうです。 社名の「トキ」はもちろん鳥のトキ
 からの命名でしょう。 トキは佐渡島が生息地ですからね。

 使用機はATR72-600、現在就航中の北海道エアシズテムのATR42-600
 の長胴型です。 72は42より胴体が約5m長く、定員が48名から
 72名となりますが、ちょっと見ただけでは42と区別がつきにくい
 かもしれません。 ジェットエンジンでプロペラを駆動するターボ
 プロップ機で、プロペラ推進とはいえ 500km/h以上は出ますから、
 加減速の時間が大半となる近距離路線では、所要時間にジェット機
 との差は少ないはずです。

 これで丘珠空港に乗り入れているのはJAL系の「北海道エアシス
 テム」「フジドリームエアライン(FDA)」「トキエア」の3社
 になりました。 残念ながらFDAだけは使用機体がジェット機で
 積雪時に着陸に必要な滑走路長が不足する冬は運行していませんが
 都心から近い空港ですから、利用者が増えればいいですね。