「水も漏らさぬ」という表現を辞書で引くと、「警戒・防御などが厳重で
完全なさま」と出てきます。 政府のコロナに対する備えあたりは、ぜひ
そのようにしていただきたいと思いますが、今日はその話ではなくて。
二カ月に一度の水道使用料の検針があって、今回は前回より一気に五千円
以上も高い料金が請求されました。 五千円という金額も大きいですが、
容積にして12立方メートル(12kℓ)も多いのです。 12kℓといえ
ば、写真の大型タンクローリー一台分。水も漏らさぬどころか、とんでも
ない水量を知らないうちに使ってしまったことになります。
検針の担当者から水道局の委託業者に連絡がいき、漏水の検査をしてもら
うよう勧められました。聴音による検査で、聴診器具(先端の尖った細い
管に耳当てが付いている器具)で漏水音を聴くのです。
その結果、トイレの不凍給水栓から漏水し、漏水した水は地中に浸透して
しまったらしいことが判明しました。 初めての経験でしたが、水道使用
量の急増原因が漏水であり、それを市水道局の指定業者の手で修理すると
請求金額は自動的に前回と同金額になるという規定だそうです。(自治体
により運用は違います) つまり修理代はかかるけど、水道料金が五千円
高くなったぶんは払わなくて済むということで。 もちろん漏水の検査も
無料。 最近は漏水検査を語る詐欺もあるそうなので、いろいろ合わせ、
みなさんもお気を付けくださいね。
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